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野球部 情報
管理人 /
2013-07-11 00:33:00
No.25913
王者に挑む夏開幕
第95回全国高校野球選手権記念埼玉大会は10日、県営大宮球場で開会式を行い、連合2チームを含む155チームの選手たちが行進一歩一歩に、今夏に懸ける思いを表現し熱戦が幕を開けた。開幕戦は大宮西が秀明英光に1―0で競り勝った。
この日のさいたま市の最高気温は36・5度。入場行進の始まった午前11時も33・1度と猛暑の中、ファンファーレが鳴り響くと、先頭の昨年優勝のAシード浦和学院が、まずは選抜大会で日本一に輝いた行進を披露した。続いて、組み合わせ順に次々と選手が登場。2958人の球児たちのハキハキとした行進に、詰め掛けた1万6千人からは大きな拍手が送られた。
開会式で祝辞を述べた上田清司知事は、選抜大会で浦和学院が県勢では45年ぶりに優勝した快挙を挙げて、「浦和学院と五分の戦いをしているチームが埼玉にはたくさんある。常に甲子園で、埼玉県勢が優勝争いに加わることは間違いない」と整列する選手たちを激励した。
全国覇者が出場する大会は珍しい。各有力校は一戦必勝を掲げながらも「打倒ウラガク」へ意気込みを示した。
選抜大会に出場したAシード花咲徳栄の根建洸太主将は「優勝は考えず一戦ずつ」とした上で、「ウラガクを意識せざるをえない」と、決勝まで勝ち上がってライバルを蹴散らすつもり だ。
春季県大会で3位と躍進したのはBシード鷲宮。小林颯太主将は「春(の結果)はいろいろな面で自信になった。決勝まで行ってリベンジしたい」と誓う。同準々決勝で浦和学院と延長十二回の激闘を演じたCシード春日部 共栄の藤原暁和主将は「小島投手を打ち崩して、まずは埼玉で優勝する」と8年ぶりの甲子園出場へ気合は十分だ。昨年準優勝のDシード聖望学園の川畑諒太投手は「ウラガクを倒して甲子園に行きたい」と短い言葉に決意を込めた。
154チーム分の気迫を受けて立つ浦和学院の高田涼太三塁手は「どこのチームも集大成で、簡単には勝てない。優勝を見据えた中で一戦必勝で戦いたい」と、スタイルを変えるつもりはない。
優勝するのは浦和学院か、それとも。一枚の夢切符を目指し繰り広げられる球児たちの筋書きのないドラマ。結末は今月28日。見逃せない。
2013年7月10日 埼玉新聞 ネット配信
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第95回全国高校野球選手権記念埼玉大会は10日、県営大宮球場で開会式を行い、連合2チームを含む155チームの選手たちが行進一歩一歩に、今夏に懸ける思いを表現し熱戦が幕を開けた。開幕戦は大宮西が秀明英光に1―0で競り勝った。
この日のさいたま市の最高気温は36・5度。入場行進の始まった午前11時も33・1度と猛暑の中、ファンファーレが鳴り響くと、先頭の昨年優勝のAシード浦和学院が、まずは選抜大会で日本一に輝いた行進を披露した。続いて、組み合わせ順に次々と選手が登場。2958人の球児たちのハキハキとした行進に、詰め掛けた1万6千人からは大きな拍手が送られた。
開会式で祝辞を述べた上田清司知事は、選抜大会で浦和学院が県勢では45年ぶりに優勝した快挙を挙げて、「浦和学院と五分の戦いをしているチームが埼玉にはたくさんある。常に甲子園で、埼玉県勢が優勝争いに加わることは間違いない」と整列する選手たちを激励した。
全国覇者が出場する大会は珍しい。各有力校は一戦必勝を掲げながらも「打倒ウラガク」へ意気込みを示した。
選抜大会に出場したAシード花咲徳栄の根建洸太主将は「優勝は考えず一戦ずつ」とした上で、「ウラガクを意識せざるをえない」と、決勝まで勝ち上がってライバルを蹴散らすつもり だ。
春季県大会で3位と躍進したのはBシード鷲宮。小林颯太主将は「春(の結果)はいろいろな面で自信になった。決勝まで行ってリベンジしたい」と誓う。同準々決勝で浦和学院と延長十二回の激闘を演じたCシード春日部 共栄の藤原暁和主将は「小島投手を打ち崩して、まずは埼玉で優勝する」と8年ぶりの甲子園出場へ気合は十分だ。昨年準優勝のDシード聖望学園の川畑諒太投手は「ウラガクを倒して甲子園に行きたい」と短い言葉に決意を込めた。
154チーム分の気迫を受けて立つ浦和学院の高田涼太三塁手は「どこのチームも集大成で、簡単には勝てない。優勝を見据えた中で一戦必勝で戦いたい」と、スタイルを変えるつもりはない。
優勝するのは浦和学院か、それとも。一枚の夢切符を目指し繰り広げられる球児たちの筋書きのないドラマ。結末は今月28日。見逃せない。
2013年7月10日 埼玉新聞 ネット配信