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今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-15 13:50:00
No.25981
今成亮太 26期 現:阪神
阪神今成、先発復帰で即逆転V 打
できが悪い男の仕事ではない。阪神今成亮太捕手(25)が先発復帰即、逆転V打だ。1点を追う6回。DeNA三浦からようやくつかんだ1死満塁のチャンスをものにした。
「晋太郎が辛抱強く踏ん張っていたので、何としてでも点を取りたかった。一打逆転のチャンスだったし、絶対に打ってやろうと思って打席に立ちました」
5番新井貴が四球を選んだ直後。その初球だ。130キロの外角フォークを右中間へ打ち返した。12日のDeNA戦初戦の2回から続いていたゼロ行進を21イニングでストップ。二塁から鳥谷もかえり、一挙の逆転だ。今成は一塁ベースからベンチにガッツポーズ。ルーキー藤浪の黒星を消し去り、逆に白星を届けた。
5日広島戦(マツダスタジアム)に6番右翼でスタメン出場し、今季1号を放った。この日からチームは6連勝。左腕藤井相手にスタメンを外れた前日13日のDeNA戦は完封負けで連勝が止まっていた。
積極的な“一打”は、甲子園初のお立ち台でも放った。「すみません、出来の悪いリョウタです!」。藤浪に、満塁弾を放った新井「リョウタ」とトリオで並び、自虐的にあいさつし た。虎党の拍手が、活躍を証明していた。
「初めてのヒーローインタビューでは噛んでしまったので、きょうは噛まずに…あしたもガガガガガガガガ頑張ります!」。締めの言葉まで“フルスイング”した。この存在感、勝利を 導くラッキーボーイの枠には収まらない。
2013年7月15日 日刊スポーツ掲載
Re: 今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-15 13:54:00
No.25982
虎・今成、暗〜いムード切り裂く逆転V 打!
その打席に限って、迷いは消えていた。四球のあとの初球。狙うしかない!とにかく積極的に…。今成の思いは、素直にバットにこめられた。
「フォークだったと思います。内角なら当たってでもつなごうと思ってました」
1点を追う六回一死満塁。新井を歩かせた直後、無類の制球を誇る番長・三浦の変化球が、魅入られるように甘くなった。一閃!打球は二塁手の左を抜ける逆転タイムリー。12日の一回の3得点以来、チームにとっても22イニングぶりの得点。打線に火をつけて今季最多の1イニング7得点だ。そして、可愛い後輩・藤浪の甲子園不敗伝説が途絶えそうな空気を、ひと振りで吹き飛ばした。
「デキの悪いリョータです!」
初めて経験した甲子園でのお立ち台。その第一声で叫んだ。隣には、満塁弾の新井良。でも、甲子園を埋めた4万人超の阪神ファンは、誰もそうは思っていない。今ではデキのいいほうのリョー タだ。
福留の穴。首位巨人を猛烈に追うタテジマにとって、アキレス腱ともいえるのが、右翼のポジション。和田監督も、次々と候補者にチャンスを与えてきた。が、期待は裏切られ続けてきている。そんな中、本来は捕手の今成を当てはめると、この1ピースはチャンスを生かしている。
7月の声とともにスタメンに名を連ね、2日の巨人戦以外はすべて安打を重ねている。
なのに…。前日(13日)はベンチに。相手先発が左腕・藤井だったことが理由だ。
「(スタメンは)僕が決めることじゃないので。まだ、足りないものがあるということでしょう。でも、ああいう場面でヒットを打てたことは自信になります」
捕手への未練がないといえばウソになる。でも、試合に出られる幸せは、そんな気持ちを隅に追いやる。
「出られれば、そのポジションで頑張るだけです」
勢いは間違いなく、この男にある。左腕にどう対応するのか。ますます見たくなった。
「あしたも、ガガガ、ガンバルゾー」
ヒーローインタビューの締めは、それほどでもなかった!? が、巧みなバットコントロールはブレる気配がない。
2013年7月15日 サンケイスポーツ掲載
Re: 今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-15 13:58:00
No.25983
今成から六回イッキ7点! 逆転V打や 2013年7月15日
重い、重い扉を一振りでこじあけた。聖地にたまったフラストレーションも一気にはじけ飛んだ。大歓声が、ガッツポーズを繰り返す阪神・今成にそそがれる。こん身の力で放った逆転タイムリー。何度も何度も試練を乗り越えてきた男に、勝負の神様が微笑んだ。
場面は1点を追う六回だった。1死満塁で迎えた第3打席。「何としてでも点を取りたかった」と三浦が投じた初球、カウントを取りに来た130キロの変化球を見逃さなかった。こん身のフルスイングで捉えた打球は、前進守備の二遊間を痛烈に破っていった。
チーム22イニングぶりの得点。その瞬間、割れんばかりの大歓声に包まれ、一塁ベースを回ったところでド派手なガッツポーズを繰り返した。三塁に到達したところで代走に俊介を送られたが、ベンチへ退く際にも割れんばかりの拍手がスタンドから送られた。
「絶対に打ってやろうと思って打席に立った。打てて良かったです」。意地もあった。6連勝中は19打数12安打と奮闘しながら、相手が左投手ということで先発を外された。普通の若手なら勢いを失ってもおかしくない状況。それでも「それは自分の力が足りない」と真摯(しんし)に受け止めた。
今年1月も同じ。自主トレ中にキャンプ2軍スタートを通告された。それだけでなく、 野手転向の可能性も同時に伝えられた。昨季途中に加入しながら60試合に出場し、何度もマスクをかぶった。投手の特徴を熟知すれば捕手として経験を積んでいける自負もあった。
「捕手で勝負したいんです」。関係者にこう打ち明け、ショックを隠さなかった。そのまま腐ってもおかしくなかったが、前を向いた。「出る限りはそのポジションで頑張る」。どんな状況でも前を向く“強さ”が、 今成にはある。
先発出場したゲームは、これで8試合連続安打。存在感は日に日に増している。挫折を乗り越え、居場所をつかんだ男。勝負どころで初球を打った逆転タイムリーは、決して偶然ではない。
2013年7月15日 デイリースポーツ掲載
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阪神今成、先発復帰で即逆転V 打
できが悪い男の仕事ではない。阪神今成亮太捕手(25)が先発復帰即、逆転V打だ。1点を追う6回。DeNA三浦からようやくつかんだ1死満塁のチャンスをものにした。
「晋太郎が辛抱強く踏ん張っていたので、何としてでも点を取りたかった。一打逆転のチャンスだったし、絶対に打ってやろうと思って打席に立ちました」
5番新井貴が四球を選んだ直後。その初球だ。130キロの外角フォークを右中間へ打ち返した。12日のDeNA戦初戦の2回から続いていたゼロ行進を21イニングでストップ。二塁から鳥谷もかえり、一挙の逆転だ。今成は一塁ベースからベンチにガッツポーズ。ルーキー藤浪の黒星を消し去り、逆に白星を届けた。
5日広島戦(マツダスタジアム)に6番右翼でスタメン出場し、今季1号を放った。この日からチームは6連勝。左腕藤井相手にスタメンを外れた前日13日のDeNA戦は完封負けで連勝が止まっていた。
積極的な“一打”は、甲子園初のお立ち台でも放った。「すみません、出来の悪いリョウタです!」。藤浪に、満塁弾を放った新井「リョウタ」とトリオで並び、自虐的にあいさつし た。虎党の拍手が、活躍を証明していた。
「初めてのヒーローインタビューでは噛んでしまったので、きょうは噛まずに…あしたもガガガガガガガガ頑張ります!」。締めの言葉まで“フルスイング”した。この存在感、勝利を 導くラッキーボーイの枠には収まらない。
2013年7月15日 日刊スポーツ掲載