センバツ覇者浦和学院 小島１失点完投

今春センバツ優勝の浦和学院が快勝し、準々決勝に進んだ。２年生エース・小島和哉投手が６安打１失点で完投。「逆球もあったし、調子はよくなかった」と振り返ったが、キレのいい直球にチェンジアップなどを交えて９三振を奪った。

２０日の４回戦・春日部戦では八回まで無安打投球ながら、チーム事情もあって九回はマウンドを譲った。この日は１人で投げ抜き「先発したら最後まで投げるというのは、自分の中で は決めているので」と、口元を引き締めた。森士監督も「この前よりはよくなかったけど、悪くても崩れないのがエース。今日は代えられる状況ではなかった」と、信頼を強調した。

2013年7月23日　デイリースポーツ　ネット配信

浦和学院・小島完投勝利で８強

今春センバツ優勝校の浦和学院がベスト８進出を決めた。先発の小島和哉投手（２年）が９回を６安打１失点で今大会初の完投勝利をおさめた。９奪三振だった。打っても斉藤良介外野手（３年）が４打数３安打２打点の活躍で勝利に貢献した。

森士監督（４９）は「そう簡単に点がとれないと思っていたからその意味で前半に得点が入って良かった。相手の失策を見逃さなかったのが良かったね」と振り返った。

ベスト４をかけた準々決勝の相手は埼玉平成に決まった。

2013年7月23日　日刊スポーツ　ネット配信