４強をかけ激突、２５日 準々決勝

ベスト８が出そろった第９５回全国高校野球選手権記念埼玉大会は２５日、県営大宮、市営大宮の２球場で準々決勝４試合を行い、４強が決まる。

選抜大会優勝校で４季連続の甲子園出場を狙う浦和学院は、初の８強進出で勢いに乗る埼玉平成の挑戦を受ける。埼玉平成はエース右腕佐々木の出来が鍵を握る。昨年準優勝で４年ぶりの制覇を目指す聖望学園は中山、上條の好左腕を擁する市川越と対戦。

５回戦で選抜大会出場校・花咲徳栄を破り、９年ぶりにベスト８入りの所沢商は川越東と、市川口は３年ぶりの栄冠を狙う本庄第一とそれぞれぶつかる。

2013年7月24日　埼玉新聞　ネット配信

追記

【浦和学院ＶＳ埼玉平成】王者に挑む本格派右腕

選抜王者の貫禄 か、破竹の勢いか。 Ａシード浦和学院 に、初の８強に進出 した埼玉平成が挑 む。

埼玉平成は絶対的 エース・右腕佐々木 の出来が命運を握 る。浦和学院の強力 打線に対して、春日 部共栄を３安打完封 した時のようにテン ポ良く追い込み、決め球の縦のスライ ダーを振らせたい。逆に打線が上り調 子の浦和学院はカウントを取りにきた 甘い球を確実に仕留られるか。

埼玉平成打線は青木、西野、麦島の 上位で好機を築き、４番佐々木の一打 に期待。下位の斎藤らも振れている。 先発が予想される浦和学院の右腕山口 は立ち上がりに注意したい。

2013年7月25日　埼玉新聞掲載