高校野球開幕　杉浦がさわやかに宣誓

第９５回全国高校野球選手権記念大会が８日、甲子園球場で開幕した。

開会式では、前年優勝の大阪桐蔭を先頭に、４９代表が北から南の順に入場行進。済美（愛媛）の最速１５７キロ右腕・安楽智大投手（２年）も、笑顔で聖地の芝と土を踏みしめた。

選手宣誓は、帯広大谷（北北海道）の杉浦大斗主将（３年）が務めた。落ち着いた口調で長い歴史の重みと先人たちへの敬意を表し「今、生きていること、すべての命に生かされている重みをしっかり受け止め、高校生らしく、さわやかなすがすがしいプレーをすることを誓います」と宣誓すると、場内から温かい拍手が送られた。

2013年8月8日　デイリースポーツ　ネット配信

浦和学院も初戦に闘志

第９５回全国高校野球選手権大会が８日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。史上８校目となる春夏連覇を目指す埼玉県代表の浦和学院は開会式で力強く入場行進し、初戦に向けて闘志をみなぎらせていた。

開会式は午前９時に始まった。真夏の暑い日差しが照りつけるなか、前回優勝の大阪桐蔭（大阪）を先頭に出場４９校が北から順に登場し、甲子園の土を踏みしめた。

浦和学院ナインは足並みをそろえ、元気よく行進。校名がアナウンスされると、選手たちを後押しするようにスタンドからは大きな拍手が送られた。

山根佑太主将は「春の覇者として戻ってくることができてよかった。県勢初の夏の優勝が一番の目標です」と抱負を語った。

浦和学院は大会第３日の第４試合で仙台育英（宮城）と対戦する。

2013年8月8日　産経新聞　ネット配信