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野球部 情報
管理人 /
2013-08-13 10:37:00
No.26466
浦和学院、新チーム始動
小島「来年の夏は日本一」
10日の仙台育英戦で10−11と惜しくも敗れ、史上8校目の春夏連覇を逃した浦和学院ナインは12日、同校グラウンドで秋の大会に向け、新チームをスタートさせた。
午前は部室の掃除と入れ替えをして、午後からは早速1、2年生がシートノックやフリー打撃を実施した。引退した3年生は森監督と一人一人が面談し、進路などを話し合った。面談の合間にはノッカーや打撃練習の守備など、後輩たちの練習の手伝いに汗を流した。
3年生たちは敗戦から2日が経過し、表情は明るかった。主将の山根は「悔いが残ってないと言ったらうそになるが、森先生や仲間たちと野球ができて充実していた」と振り返り、夢を託す後輩たちへは「一日一日の練習を大切にしてほしい」とエール。その思いを受け取ったエース小島は「夏も勝てるチームにならないといけない。来年の夏の日本一を目標に頑張りたい」と力を込めた。
チームは3日間の休養を挟み、16日から秋季大会に向けて再び練習を始める予定だ。
★真の大黒柱へ 飛躍誓う
仙台育英戦で182球を投げ込む不屈の投球を見せた小島は、ランニングと打撃練習を行い、新たな目標へ走りだした。
激闘を振り返り、「くよくよしていても仕方ないが、去年の夏も結果が出せなくて、今年の夏も…。体力不足」と今でも悔しそう。初回の乱調について、投球フォー ムが固まっていなかったのは事実だが、「精神的にまだ未熟だった」と精神面を挙げた。3年生へは「自分が最低の投球をしたのに点を取り返してくれた」と感謝の言葉を口にした。
森監督からは「歴代で一番走ったと言える投手になれ」「おまえがしっかりしないと勝てない」などと早速ハッパを掛けられたそうで、「一回りも二回りも成長し、周りを引っ張れる人間にならないといけない。まずは走り込みをしっかりやります」と飛躍を約束した。
★何にも代え難い経験 主将の山根
「4季連続で甲子園でプレーできる経験をさせてもらえてありがたかった」。主将の山根の第一声は感謝の言葉だった。
主将を経験したことが何にも代え難いものになったという。「言われてからやるんではなく、言われなくてもやれる人間に育ててもらえたと思う。これからも生かしていきたい」と拳を握る。
甲子園では、遊撃手竹村と並んで最多の12試合に出場した。またこの経験も今後の糧になるはずだ。「大学野球からプロを目指す」と意気込む山根から目が離せない。
★プロ目指し強い決意 主砲の高田
甲子園では通算4本塁打を放つなど、浦和学院打線をけん引し続けてきた主砲高田は、悔しさを感じながらも先を見据えていた。「苦しいことも正直多く、迷惑を掛けた2年ちょっとだけど、森先生の下でやりきりました」と笑顔も見せた。
もちろん大学でも野球を続けるつもりだ。「打撃、体力など全てでまだまだ。全国からも選手が集まってくる。ここからが勝負です」と気を引き締めた上で、「目標のプロ野球選手を目指して頑張りたいです」と強い決意を語った。
★最後の登板 恩師に感謝 右腕の山口
明るい表情で後輩の練習の手伝いをしていた右腕山口だが、サヨナラ負けの瞬間を思い出すと、やっぱりつらそうだ。
それでも森監督に「恩返ししてこい」とマウンドを託され、「最後の最後に投げさせていただけて感謝しています」と、今でも恩師の言葉が胸に響いているようだ。
「振り返ることも必要だけど、反省を生かして何事もポジティブに考えて野球を続けたい」と大学での大活躍を誓う。まだ身長が伸びている185センチの右腕の野球人生は、ここからが本番に違いない。
★充実した2年半 西川捕手
やっている時はつらかったが、充実した2年半だった。いい思いも悔しい思いも両方味わえたことを今後の財産にできるよう頑張る。
★大学で花咲かせたい 木暮一塁手
つらいことと楽しいことがあって、あっという間の2年ちょっとだった。大学野球でも、もっともっと活躍して花を咲かせたい。
★仲間と最後まで 贄二塁手
ああいう形で終わってしまったが、悔いはない。3年生26人、最高の仲間たちと最後まで野球ができたことは宝物。
★打撃の確率上げたい 竹村遊撃手
甲子園という舞台でプレーできて良かった。大学では木製バットになるので、もっとパワーをつけて打撃の確率を上げたい。
★人生の宝物に 服部左翼手
入ってきた時はみんなうまかったけど、諦めないで最後までやり続けた。いい仲間と野球ができて人生においての宝物になった。
★最後まで戦い抜けた 斎藤右翼手
最初は控えだったが、メンバーに入れてもらえた。みんなと一致団結して最後まで戦い抜けたことは誇りに思う。
★小島助けたかった 涌本投手
もっと小島を助けてあげたかった。今後は1年生になったような新鮮な気持ちで、片付けや整備など1、2年生の手伝いをしたい。
2013年8月13日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2013-08-13 12:44:00
No.26467
浦学・小島の分も!前橋育英・高橋光、9連続K
新たなドクターKの誕生だ!! 前橋育英(群馬)のエース右腕、高橋光成(こうな)投手(2年)が1回戦の岩国商(山口)戦で3回から6回にかけての9連続を含む、13三振を奪う快投を演じた。昨夏、松井裕樹投手(神奈川・桐光学園)が樹立した10連続には及ばなかったが、最速145キロの直球に変化球を交えて、大会史上27度目の全員奪三振もマーク。5安打2四球で、1−0での完封勝利を飾った。
まさに、三振ショー。回を追うごとに、スタンドの観衆がどよめく。高橋光は5回終了まで11三振。昨年の大会で桐光学園・松井が今治西戦(愛媛)でマークした1試合22三振と同じペースで三振を奪った。終盤、ペースが落ち、13個に止まったが、衝撃の全国デビューだった。
「後半バテて打たれたけど、先輩が守ってくれた。勝ててうれしい。三振は気にしてなかったけど、10連続が記録と知っていれば、三振を狙ったと思う」
初勝利の喜びに浸りながらも首をひねる。持ち前の負けん気の強さが表れていた。
3回二死目から、6回一死目までは9連続三振。「10連続」はセーフティーバントの投ゴロで逃したが、1メートル88の長身からゆっくりと投げ下ろす最速145キロの直球に縦と横のスライダーを交えて手玉に取った。
センバツ優勝校の浦和学院には昨秋の関東大会準々決勝、今春の関東大会決勝で敗れた。昨秋の新チーム結成後、公式戦で負けたのは、この2度だけ。それだけに、選手たちは夏の甲子園に向け「打倒!浦学」で一丸になった。そんな中、センバツで圧倒的な強さを誇った浦学が、1回戦の仙台育英戦で敗れるシーンをTVで見た。高橋光も、「甲子園では何があるか分からない」と、ショックを受けた。
翌11日、浦学のエース、小島和哉投手(2年)から「がんばれ、浦学の分まで頼むぞ」との激励メールをもらった。実は、高橋光と小島は、共通の友人を通じて知り合い、メールをやり取りする“メル友”。開幕前に、甲子園での“再戦”を誓い合っていた。
この日の試合前、高橋光は万全を期すため、ブルペンでいつもより、入念に投球練習を行った。胸には「小島の分までがんばろう」との熱い思いがあった。
そんな中での快投に、ネット裏に陣取ったスカウトたちも、色めき立った。今年の3年生にドラフト候補が少なく、2年生には小島や済美(愛媛)の安楽ら好投手が多い。「(高橋光が)3年生だったらなぁ」という声まで漏れた。
「これで前橋育英は(全国大会常連の)サッカーだけではないと知ってもらえたと思う。次もゼロで抑えるのが自分の仕事です」
浦学・小島の分まで−。“松井超え”はならなかったが、頂点まで投げ抜く。
2013年8月13日 サンケイスポーツ掲載
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小島「来年の夏は日本一」
10日の仙台育英戦で10−11と惜しくも敗れ、史上8校目の春夏連覇を逃した浦和学院ナインは12日、同校グラウンドで秋の大会に向け、新チームをスタートさせた。
午前は部室の掃除と入れ替えをして、午後からは早速1、2年生がシートノックやフリー打撃を実施した。引退した3年生は森監督と一人一人が面談し、進路などを話し合った。面談の合間にはノッカーや打撃練習の守備など、後輩たちの練習の手伝いに汗を流した。
3年生たちは敗戦から2日が経過し、表情は明るかった。主将の山根は「悔いが残ってないと言ったらうそになるが、森先生や仲間たちと野球ができて充実していた」と振り返り、夢を託す後輩たちへは「一日一日の練習を大切にしてほしい」とエール。その思いを受け取ったエース小島は「夏も勝てるチームにならないといけない。来年の夏の日本一を目標に頑張りたい」と力を込めた。
チームは3日間の休養を挟み、16日から秋季大会に向けて再び練習を始める予定だ。
★真の大黒柱へ 飛躍誓う
仙台育英戦で182球を投げ込む不屈の投球を見せた小島は、ランニングと打撃練習を行い、新たな目標へ走りだした。
激闘を振り返り、「くよくよしていても仕方ないが、去年の夏も結果が出せなくて、今年の夏も…。体力不足」と今でも悔しそう。初回の乱調について、投球フォー ムが固まっていなかったのは事実だが、「精神的にまだ未熟だった」と精神面を挙げた。3年生へは「自分が最低の投球をしたのに点を取り返してくれた」と感謝の言葉を口にした。
森監督からは「歴代で一番走ったと言える投手になれ」「おまえがしっかりしないと勝てない」などと早速ハッパを掛けられたそうで、「一回りも二回りも成長し、周りを引っ張れる人間にならないといけない。まずは走り込みをしっかりやります」と飛躍を約束した。
★何にも代え難い経験 主将の山根
「4季連続で甲子園でプレーできる経験をさせてもらえてありがたかった」。主将の山根の第一声は感謝の言葉だった。
主将を経験したことが何にも代え難いものになったという。「言われてからやるんではなく、言われなくてもやれる人間に育ててもらえたと思う。これからも生かしていきたい」と拳を握る。
甲子園では、遊撃手竹村と並んで最多の12試合に出場した。またこの経験も今後の糧になるはずだ。「大学野球からプロを目指す」と意気込む山根から目が離せない。
★プロ目指し強い決意 主砲の高田
甲子園では通算4本塁打を放つなど、浦和学院打線をけん引し続けてきた主砲高田は、悔しさを感じながらも先を見据えていた。「苦しいことも正直多く、迷惑を掛けた2年ちょっとだけど、森先生の下でやりきりました」と笑顔も見せた。
もちろん大学でも野球を続けるつもりだ。「打撃、体力など全てでまだまだ。全国からも選手が集まってくる。ここからが勝負です」と気を引き締めた上で、「目標のプロ野球選手を目指して頑張りたいです」と強い決意を語った。
★最後の登板 恩師に感謝 右腕の山口
明るい表情で後輩の練習の手伝いをしていた右腕山口だが、サヨナラ負けの瞬間を思い出すと、やっぱりつらそうだ。
それでも森監督に「恩返ししてこい」とマウンドを託され、「最後の最後に投げさせていただけて感謝しています」と、今でも恩師の言葉が胸に響いているようだ。
「振り返ることも必要だけど、反省を生かして何事もポジティブに考えて野球を続けたい」と大学での大活躍を誓う。まだ身長が伸びている185センチの右腕の野球人生は、ここからが本番に違いない。
★充実した2年半 西川捕手
やっている時はつらかったが、充実した2年半だった。いい思いも悔しい思いも両方味わえたことを今後の財産にできるよう頑張る。
★大学で花咲かせたい 木暮一塁手
つらいことと楽しいことがあって、あっという間の2年ちょっとだった。大学野球でも、もっともっと活躍して花を咲かせたい。
★仲間と最後まで 贄二塁手
ああいう形で終わってしまったが、悔いはない。3年生26人、最高の仲間たちと最後まで野球ができたことは宝物。
★打撃の確率上げたい 竹村遊撃手
甲子園という舞台でプレーできて良かった。大学では木製バットになるので、もっとパワーをつけて打撃の確率を上げたい。
★人生の宝物に 服部左翼手
入ってきた時はみんなうまかったけど、諦めないで最後までやり続けた。いい仲間と野球ができて人生においての宝物になった。
★最後まで戦い抜けた 斎藤右翼手
最初は控えだったが、メンバーに入れてもらえた。みんなと一致団結して最後まで戦い抜けたことは誇りに思う。
★小島助けたかった 涌本投手
もっと小島を助けてあげたかった。今後は1年生になったような新鮮な気持ちで、片付けや整備など1、2年生の手伝いをしたい。
2013年8月13日 埼玉新聞掲載