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野球部 情報
管理人 / 2013-08-26 11:50:00 No.26537
さきたま抄

処暑を過ぎ、少しずつだが秋に近づいている。夏休みもあと数日。夏の一大イベント、全国高校野球選手権大会は22日、初出場の前橋育英(群馬)が優勝。埼玉代表で春夏連覇を目指した浦和学院は、残念ながら10日の初戦で惜敗した。

仙台育英(宮城)との激闘は、彼らの大きな財産になるだろう。182球の熱投を見せた小島和哉投手は飛躍を誓った。12日には秋の大会へ向け、新チームが始動。そんな中、浦和学院が生んだ選手が、母校で新たな野球人生をスタートさせた。

18日付本紙の1面に、かつてのエース三浦貴さんがコーチとして戻ってきたという記事を掲載した。プロ野球での活躍を思い出し、再びユニホームを着たことをうれしく思った。

プロ引退後、恩師の森士監督から誘いを受け、家族を養いながら教員免許を取得し学生野球資格を回復。晴れてコーチとなったわけだが、2年間の道のりは並大抵の苦労ではなかったは ずだ。

森監督の誘いを「ありがたい」と思い、仕事、勉強と厳しい生活も「やることが明確で楽しかった」と語る三浦さん。記事と写真から、野球への愛情と熱意が伝わってくる。

取材をした記者に聞くと「三浦さんのことは、まだまだ書きたいことがたくさんある」という。そのエピソードを記事にしてほしい。一読者として、読んでみたい。編集者として、ぜひ読者に届けたい、と思った。

2013年8月26日 埼玉新聞1面掲載

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