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ラグビー部 情報
管理人 /
2013-09-15 11:40:00
No.26827
全国高校ラグビー埼玉大会
1回戦
9月14日
浦和学院0−123川口北
0−66,0−57
Re: ラグビー部 情報
管理人 /
2013-09-15 11:43:00
No.26828
やり抜いた3年間/浦学・高橋裕
3年間ラグビーを続けたことが勲章だ。浦和学院主将の高橋裕は同校唯一の3年生。後輩ばかり15人のチームを引っ張って最後の大会に臨んだ。初戦の相手は川口北。競技こそ違えど昨年、男子バスケットボール部を初の高校総体出場に導いた父の努監督が勤める学校だ。試合には敗れたが、応援に来た父の前で「皆で諦めず最後までやれた。後悔はない」と晴れやかな顔で引退した。
1人でも欠けたら試合に出られない。7月に痛めた左太ももは完治せず、この日もテーピングで固めて出場。終盤には足を引きずりながら最後まで走り続けた。入部時、同学年は9人。しかし冬には1人になっていた。一つ上の先輩が引退すると部員は後輩と6人だけになった。「何度もやめようと思った」。人数が減るたびに心は折れかけた。
そんなとき、父の言葉がいつも引っ掛かった。「部活に入ったら3年間続けろ」。もともとラグビーを始めたのは「体を鍛えたかった」から。幼少時から食物アレルギーとぜんそくがあり、当初は部活も休みがち。それでもラグビーを続けるうちに体は丈夫になり、3年間で体重も10キロ増えた。
それまで合同チームだったが、4月に1年生が9人入ったため、単独での出場が実現した。試合後の高橋裕に涙はなかった。泣く後輩の肩を抱き「ここで自分が泣いたら示しがつかない」と堪えたからだ。「やめた人もいたけど、残った人のおかげでここまでやってこられた。感謝してもしきれない。いい3年間だった」。その言葉にうそはない。
2013年9月15日 埼玉新聞掲載
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1回戦
9月14日
浦和学院0−123川口北
0−66,0−57