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大崎電気ハンドボール部 情報
管理人 / 2013-10-08 12:23:00 No.27073
成年男子ハンドボール 埼玉逆転で2連覇
堅守速攻で宿敵撃破

残り2秒、主将の岩永のゴールで30点台に乗せ、余裕を持って試合終了のブザーを聞いた。ハンドボール成年男子は埼玉の大崎電気(三芳町)が決勝で愛知の大同特殊鋼を30−22で下し、2年連続7度目の栄冠を獲得。岩永は「大崎がやりたいハンドボールができた」と快勝に胸を張った。

狙いは堅守速攻がピタリとはまった。特に11−12で折り返した後半だ。岩本監督は前半を振り返り「足が止まっている。点差を離すときは速攻しかない。ディフェンスから速攻を出し続けろ」。

東長浜、信太のゴールですぐに逆転すると、4分ごろから森、豊田らが速攻で次々と決め、一気に5連続得点。その後もベテラン永島、GK木村らが好守を見せ、後半開始20分間のスコアで12−4と圧倒し、勝負をつけた。岩永は「ディフェンスの勝利」と誇った。

攻撃では前半から両サイドの豊田、小澤(ともに浦和学院高出)が良く絡み、得点を量産。豊田がチーム最多の10点。小澤もエース信太と並ぶ6点で勝利に貢献した。

今季の全日本社会人、日本リーグでともに敗れていた宿敵をたたき、年末の全日本総合と来年3月のリーグプレーオフへ弾みをつけた。選手らに胴上げされた岩本監督は「今回勝てたのは良かったが、誰が出ても同じレベルでやるのが目標」と手応えをつかみつつ、早くも次へ視線を向けた。

★豊田が縦横無尽 10得点に納得顔

最多10得点を挙げ、快勝に貢献した埼玉の豊田。浦和学院高出の33歳は「国体はリーグと違い、埼玉の代表。僕は地元なのでやらなきゃいけない思いがあった」と喜んだ。

チームが苦しんだ前半に11点中7点を奪った。9分48秒から怒濤の4連続得点。18分すぎにも3点を連取した。右サイドを突破してシュートを放ったかと思えば、仲間との連係で中央に切れ込みゴール。「人に任せないで自分から動くことで新たな動きが生まれる。後半は逆転できると思っていた」と納得顔だった。

2013年10月8日 埼玉新聞掲載

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