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豊田拓矢 情報
管理人 /
2013-10-22 09:43:00
No.27177
豊田拓矢 25期 現:TDK
【西武】ドラフト隠し玉はTDKの152キロ右腕・豊田
プロ野球ドラフト会議が24日に行われる。運命の日まであと2日に迫ったが、注目は社会人野球TDK(秋田)で5年目を迎えた豊田拓矢投手(26)=上武大=だ。最速152キロの直球を武器に、7月の都市対抗で好投した本格派右腕。即戦力として豊田の出身地である西武など複数球団がマークする逸材。“遅咲きの花”は咲くか。
社会人らしく落ち着きはらった表情で、静かに「10・24」を待つ。豊田は「年齢も年齢だし、不安もある。指名されてから考えたい」と心情を語った。昨年までプロから調査書が届いたのは1度だけで、「少しあきらめていたところもあった」と豊田。それが5年目の今年、6〜7球団が注目。自らの右腕で評価を高めてきた。
7月の都市対抗2回戦・ヤマハ戦で、7回2死までパーフェクトに抑える快投。不運な安打などで試合は0―1で敗れたが、常時140キロを超える直球に「いかに直球を速くみせるかを考えた」(豊田)と100キロ台のカーブを駆使し、投球の幅を広げた姿がスカウトの目に留まった。また昨年までけがが多かったが、トレーナーの助言でウエートトレを減らすなど練習方法を修正。1年間投げられる体づくりをしてきた成果が大一番で出た。
プロで活躍するイメージも描けている。TDKからは10年ドラフトでDeNAに入団し、今年左の中継ぎとして58試合に登板した大原慎司投手(28)がいる。DeNAには上武大の同期で、9月の巨人戦で完投勝利を挙げた井納翔一投手(27)も在籍している。彼らのプレーを通してプロの実力を想像し、自分ならばどう抑えるかを考えることもあるという。
「(プロは)遠くも近くもない場所」と豊田。川本大監督(37)も「快く送り出してあげたい」と背中を押した。埼玉県出身だけに豊田本人も関東圏の球団が第1希望。獲得に興味を持つとされる地元の西武に指名されれば、“相思相愛”の形だ。社会人でじっと腕を磨いてプロの舞台に挑むときが、確実に近づいてきている。
◆2013年都市対抗2回戦・ヤマハ戦 キレのある直球にカーブ、スライダーを交え7回2死まで一人も走者を出さない完全投球。しかし3番・長谷川雄に左前打を打たれると、4番・柳の飛球を左翼手が見失い失点(記録は三塁打)、そのまま0―1で敗れた。豊田は7回2/3を投げ被安打2、7奪三振。「(三塁打は)打たれた自分が悪い。責められません」と語った。
◆遅咲きの東北地方出身プロ野球選手 08年ドラフト5位のソフトバンク・摂津正投手(31)、11年ドラフト5位の日本ハム・森内寿春投手(28)=ともにJR東日本東北=が有名。摂津は1年目の09年に中継ぎで70試合に登板して新人王、昨年は17勝して最多勝利と沢村賞をW受賞。今年も15勝し投手陣の柱として活躍。森内も1年目の12年に開幕1軍入りし、56試合に登板した。摂津、森内ともにドラフト指名を受けたのは26歳のとき。豊田も2人の先輩に続く活躍を見せられるか。
◆豊田 拓矢(とよだ・たくや)1987年3月28日、埼玉県八潮市生まれ。26歳。小作田ベイスターズで野球を始め、八潮中では八潮シニアに所属。浦和学院では1、3年夏に甲子園出場。上武大では4年春に全日本大学野球選手権8強。TDKに加入して5年目。176センチ、88キロ。右投右打。血液型O。
2013年10月22日 スポーツ報知掲載
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【西武】ドラフト隠し玉はTDKの152キロ右腕・豊田
プロ野球ドラフト会議が24日に行われる。運命の日まであと2日に迫ったが、注目は社会人野球TDK(秋田)で5年目を迎えた豊田拓矢投手(26)=上武大=だ。最速152キロの直球を武器に、7月の都市対抗で好投した本格派右腕。即戦力として豊田の出身地である西武など複数球団がマークする逸材。“遅咲きの花”は咲くか。
社会人らしく落ち着きはらった表情で、静かに「10・24」を待つ。豊田は「年齢も年齢だし、不安もある。指名されてから考えたい」と心情を語った。昨年までプロから調査書が届いたのは1度だけで、「少しあきらめていたところもあった」と豊田。それが5年目の今年、6〜7球団が注目。自らの右腕で評価を高めてきた。
7月の都市対抗2回戦・ヤマハ戦で、7回2死までパーフェクトに抑える快投。不運な安打などで試合は0―1で敗れたが、常時140キロを超える直球に「いかに直球を速くみせるかを考えた」(豊田)と100キロ台のカーブを駆使し、投球の幅を広げた姿がスカウトの目に留まった。また昨年までけがが多かったが、トレーナーの助言でウエートトレを減らすなど練習方法を修正。1年間投げられる体づくりをしてきた成果が大一番で出た。
プロで活躍するイメージも描けている。TDKからは10年ドラフトでDeNAに入団し、今年左の中継ぎとして58試合に登板した大原慎司投手(28)がいる。DeNAには上武大の同期で、9月の巨人戦で完投勝利を挙げた井納翔一投手(27)も在籍している。彼らのプレーを通してプロの実力を想像し、自分ならばどう抑えるかを考えることもあるという。
「(プロは)遠くも近くもない場所」と豊田。川本大監督(37)も「快く送り出してあげたい」と背中を押した。埼玉県出身だけに豊田本人も関東圏の球団が第1希望。獲得に興味を持つとされる地元の西武に指名されれば、“相思相愛”の形だ。社会人でじっと腕を磨いてプロの舞台に挑むときが、確実に近づいてきている。
◆2013年都市対抗2回戦・ヤマハ戦 キレのある直球にカーブ、スライダーを交え7回2死まで一人も走者を出さない完全投球。しかし3番・長谷川雄に左前打を打たれると、4番・柳の飛球を左翼手が見失い失点(記録は三塁打)、そのまま0―1で敗れた。豊田は7回2/3を投げ被安打2、7奪三振。「(三塁打は)打たれた自分が悪い。責められません」と語った。
◆遅咲きの東北地方出身プロ野球選手 08年ドラフト5位のソフトバンク・摂津正投手(31)、11年ドラフト5位の日本ハム・森内寿春投手(28)=ともにJR東日本東北=が有名。摂津は1年目の09年に中継ぎで70試合に登板して新人王、昨年は17勝して最多勝利と沢村賞をW受賞。今年も15勝し投手陣の柱として活躍。森内も1年目の12年に開幕1軍入りし、56試合に登板した。摂津、森内ともにドラフト指名を受けたのは26歳のとき。豊田も2人の先輩に続く活躍を見せられるか。
◆豊田 拓矢(とよだ・たくや)1987年3月28日、埼玉県八潮市生まれ。26歳。小作田ベイスターズで野球を始め、八潮中では八潮シニアに所属。浦和学院では1、3年夏に甲子園出場。上武大では4年春に全日本大学野球選手権8強。TDKに加入して5年目。176センチ、88キロ。右投右打。血液型O。
2013年10月22日 スポーツ報知掲載