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野球部 情報
管理人 / 2013-11-07 13:09:00 No.27296
駒大苫小牧、甲子園V校連戦で腕試し

甲子園優勝校と腕試しだ! 第44回明治神宮野球大会(16日開幕、東京・神宮)高校の部で8年ぶりに出場する駒大苫小牧が6日、人工芝対策として札幌市内の日本ハム屋内練習場で練習した。大会前に13年センバツ覇者の浦和学院(埼玉)や、春夏3度の優勝を誇る東海大相模(神奈川)と練習試合を行うことが決定。強豪との対戦を経て神宮に乗り込む。

8年ぶりの神宮に向けて、駒大苫小牧ナインが難敵相手に腕を試す。明治神宮大会開会式(15日)の1週間前に現地入りし、練習試合を行うことを決めた。9日に浦和学院、10日に東海大相模などと対戦する。両チームともに甲子園優勝校。佐々木孝介監督(26)は「みんなに経験してもらって、いいものにしていきたい」と思いを話した。

縁が重なって実現する。浦和学院との対戦は、昨年度まで同校でコーチを務めていた小崎達也コーチ(25)が段取りをつけた。13年センバツを制し、今夏も甲子園に出場。1回戦で仙台育英に敗れたが、優勝候補の一角に挙げられていた。1年秋からエースの左腕・小島和哉(2年)らのメンバーも残る。小崎コーチは「アップから行動、整備の仕方まで、野球の姿勢を見てほしい」と期待を寄せる。東海大相模も激戦区神奈川から春夏合わせ甲子園17度出場、優勝3度の実力校。相手に不足はない。

佐々木監督にとって神宮大会は苦い思い出だ。高校1年の時に出場し、初戦で遊学館(石川)に1−11と大敗した。「現役の時、何もできずに終わった」と振り返る。それだけに準備を着々と進めた。秋全道優勝翌日には「1週間くらい前には向こうに入って、練習試合をやりたい」と構想を巡らせていた。小笠原貴久主将(2年)は「意識しないと言ったらうそになるけど、勝負しに行くので、勝ちに行きたい」と意気込む。相手は横綱だが、胸を借りるつもりはない。

偉大な先輩に続く。OBの楽天田中が日本シリーズを制し、初の日本一に輝いた。小笠原主将は「かっこ良かった! 先輩がやってるから、俺たちもやってやりたい」と勇気をもらった。センバツの前哨戦となる神宮大会。佐々木監督は「目指すのは当然優勝」と力を込めた。その前に組まれた強豪チームとの対戦は、現在の実力を推し量る、絶好の機会になる。

2013年11月7日 日刊スポーツ掲載

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