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大竹寛 情報
管理人 / 2014-01-15 19:41:00 No.27680
大竹寛 22期 現:読売
原監督、強調「開幕投手は白紙」3・15まで競え!

巨人・原辰徳監督(55)が14日、先発投手候補に激しいチーム内バトルを促した。この日、客員教授を務める国際武道大(千葉・勝浦市)で「スポーツ戦略論2」の講義を行った指揮官は3月28日、阪神との開幕戦(東京D)を任せる投手について、「決まるのは3月15日過ぎ」と目下、白紙であることを強調。実力至上主義で力を見定めていく考えを示した。

14年シーズンの先陣を切るのは誰か。日本一奪回へのスタートラインとなる3・28、阪神戦(東京D)のマウンドにいるのは? 現時点での原監督の答えは「まったく考えていない」だった。

「2月1日からキャンプが始まって(開幕まで)約2か月間の『時』というものがある。一日一日進んでいって、結果として決まるのは、だいたい3月の15日過ぎくらいだと思う」。昨年の開幕投手の宮国、一昨年の内海は、いずれも2月中に決めたが、今回は開幕の約2週間前までじっくりと見極める考え。決断の時期をここまで引き延ばすのは、異例と言える。

それだけ候補者が多い、ということだ。本命のエース・内海、復活を期す杉内が「開幕を狙う」と公言。昨年、内海と並ぶチーム最多の13勝(6敗)を挙げた菅野も当然、有力候補に挙がる。「開幕投手を多くの人が狙っていくチームの方が、監督の立場ではありがたい」と原監督は言う。

昨年の日本シリーズ。楽天に3勝4敗で敗れ、日本シリーズ2連覇にわずかに届かなかった。「巨人の勢いは昨年で止まった。それに勢いを付けるには2倍、3倍のエネルギーが必要になる。チームが常に今日よりあした、あしたよりあさって、と強く進化するために、緊張感、ピリピリ感は必要だ」と強調した。

この3人に加え、広島からFA移籍した大竹、沢村、宮国、新外国人左腕のセドン、3年目左腕・今村までもチャンスはある。3月15、16日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクD、大分)まで、実戦は練習試合を含めて19試合。指揮官はそれぞれの投手が開幕を意識してガチンコで戦えば、チーム力の底上げに必ずつながる、と考えている。

10年連続10度目となる国際武道大での講義。自らの経験を踏まえ、「信念」の重要性を学生たちに説いた。「私は2つの信念を持っている。『目的は勝つこと』。これをどういう状況でも忘れてはいけない。そして、力のあるものを使うという『実力至上主義』。この2点を守りさえすれば、強いチームができる」。不動の信念のもとで、大役を選ぶ。

2014年1月15日 スポーツ報知掲載

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