【センバツ】済美・安楽と浦和・小島が夏に再戦誓う！

第８６回センバツ高校野球大会が２１日、甲子園で開幕する。２０日の開会式リハーサルは雨天のため、主将だけが参加した。今秋ドラフトの目玉、済美（愛媛）の主将・安楽智大投手（３年）が、準優勝旗返還のためリハーサルに参加。今夏の甲子園出場はもちろん、決勝で浦和学院・小島和哉（３年）と再戦し無失点で全国制覇すると誓った。

最速１５７キロ右腕は、誰よりもカメラのフラッシュを浴びた。「うらやましいし、悔しい。夏に戻ってこられるようにしたい」と自分に言い聞かせた。明徳義塾の岸潤一郎（３年）とは「夏はお互いに頑張ろうな」とエールを交換。優勝旗を返還する小島主将とは「決勝でもう一度、投げ合おう」と約束した。

昨秋に右肘を痛め、１週間前から捕手を座らせて投球練習を始めた。３日前にはフリー打撃にも登板。「本調子にはほど遠いが、投げられて安心した」。４月に入ってから試合で１〜３回を投げ、５月初旬に完投する青写真を描いている。

「今まで以上に、ここで試合をしたい気持ちが強くなった。夏を通して１点も与えなければ、甲子園で優勝できる」と、ぶち上げた。安楽不在の大会が寂しく感じられるほど、存在感は際立っていた。

2014年3月21日　スポーツ報知掲載

センバツ開幕　前回Ｖの浦学先頭に行進

第８６回選抜高校野球大会が開幕した。

開会式の入場行進は前回大会で初優勝した浦和学院（埼玉）を先頭に同準優勝の済美（愛媛）が続いた後、駒大苫小牧（北海道）八戸学院光星（青森）と北から南へ、昨秋の明治神宮大会覇者の沖縄尚学まで３２の出場校が行進。選手宣誓は新庄（広島）の中林航輝主将が務めた。

開幕試合は、２年ぶり４度目出場の神村学園（鹿児島）と１４年ぶり７度目出場の岩国（山口）が対戦する。

2014年3月21日　日刊スポーツ　ネット配信

センバツの開会式に一人で優勝旗を返しにやってきた浦和学院のキャプテン、小島和哉投手。「（これからは）もう、夏だ！という気持ちですね。優勝旗返還でマウンドの近くを通ったとき、なつかしい感じがしました。夏、必ずやってやるという気持ちです」と話していました！

熱闘甲子園より転載