浦学OB倶楽部 BBS
新規
過去
ヘルプ
管理
戻る
ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 07:35:00
No.28063
大竹寛 22期 現:読売
大竹、7回途中2失点でG1勝!打ってもプロ初3安打
広島からFA移籍した巨人の大竹が、初登板初勝利を挙げた。シュートを軸に打たせて取り、7回途中8安打2失点と粘投。打っても、2回に自身初の三塁打で貴重な2打点を挙げ、初の猛打賞を記録した。打線はこの日も17安打12得点と大爆発。開幕3試合で計47安打のプロ野球記録を達成し、開幕カードを勝ち越した。
心からの声だった。大竹がお立ち台で叫んだ。「本当に、幸せです!」。噴き出る汗をふこうともせず、万雷の拍手を浴びて初勝利に酔いしれた。6回2/3を8安打2失点。初回以外は走者を出しながら、粘りの投球で試合を支配した。
「巨人の選手としての野球人生が始まるなという気持ち。案外自分のペースで出来た。しっかり緊張して、力に変えられた」。2回2死満塁、榎田をスライダーで空振り三振。ピンチをしのぐと波に乗った。生命線のシュートを軸にMAX143キロの直球、スライダー、オープン戦では少なめだったチェンジアップで的を絞らせなかった。
打ってもプロ初の猛打賞だ。1点先制した2回2死一、二塁、カットボールに食らいついた。ふらふらと上がった打球を追った西岡と福留が交錯し、ボールは右翼ファウルグラウンドを転々。プロ初の三塁打で2点を追加した。広島時代から愛用しているオレンジ色のバットで自らを助け「食らいついていこうとは思っていますけど、たまたまです」と謙遜した。
勇気をくれたのは広島時代の大先輩だった。FAを行使するか悩んでいた昨年11月。帰国した元広島のヤンキース黒田と会食した。若手の頃に厳しく指導された恩師に「次元は違いますが話を聞きたかった」。電話番号も知らなかったが、知人を通じてこぎつけた。
黒田も広島からFA宣言した。今やメジャー屈指の右腕から「お前が決めたのが答えだ。それが正解だ。成長したな。楽しみに待っておくから」と言葉をもらった。それで十分だった。「しっかり、考え抜いて決めればいいんだ」。常勝を義務づけられた巨人での挑戦を選んだのは自然の流れだった。
3月上旬には下半身に張りを訴えた。約1週間ダッシュすら行えず、オープン戦での復帰登板も先延ばしになった。開幕で万全を目指すための措置だったが内心は焦りもあった。温厚な男が、けがの状態を何度も尋ねる報道陣に「そのことは話したくありません!」とまくしたてたこともあった。辛抱を重ねて完治。登板1週間前にはいつも通り、庶民派の「1000円」の理髪店で散髪。「大竹らしさ」は見失わなかった。
期待どおりの粘投を原監督は「緊張した中でも(実力を)出してくれた。打撃はそんなに期待していないけど見事だね」とたたえた。「この1勝は忘れられない。次はもう少し長い回を投げられるようにしたい」。大竹が新たな野球人生をスタートさせた。
2014年3月31日 スポーツ報知掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 07:48:00
No.28064
大竹「気持ち切らさず」移籍初勝利 打でも貢献3安打2打点
この景色を見たかった。初めての東京ドームのお立ち台。「早く上がりたいと思っていた。こんなに早くできるとは思わなかった」。移籍後初登板で初勝利。大竹の頬を充実の汗が伝った。
「本当に幸せ。しっかり緊張し、それを力に変えることができた。忘れられない勝利になった」
2回の攻撃中にアクシデントが起きた。大竹の打球を追った西岡と福留が交錯。2点適時三塁打となったが、試合は25分間中断した。「間が空いたけど、気持ちを切らさないようにした」。ベンチ裏に戻るとアンダーシャツを着替えてストレッチや腿上げをし、体を冷やさないようにした。
真面目で実直な男だ。FA移籍1年目で、キャンプ中から取材が殺到した。それでも、終われば頭を下げて礼を言い「もう大丈夫ですか?」と相手を気遣う。オープン戦期間中に下半身の強い張りを訴え次回登板が白紙になった際も、その姿勢は変わらなかった。そんな性格ゆえに、2回以降は動揺も懸念された。
だが「どんな状況でも、自分のプレーをしっかりするように心がけている」とプロとして目の前の試合に集中。6回2/3を8安打2失点に抑えた。打っても3安打2打点。「たまたまです」と繰り返したが、巨人の投手が移籍後初登板で2安打以上を記録したのは史上初の快挙だ。
11月12日に広島からFA宣言。残留、ソフトバンク移籍も含めて熟考し、25日に結論を出した。支えは妻・杏里さん。「早く決めて生活のことを考えたかったと思う。でも焦らすことなく待ってくれた」。その愛妻はこの日、都内の自宅で生後2カ月の長男とテレビ観戦した。試合終了から1時間半後。大竹は愛妻に渡すウイニングボールをバッグに忍ばせ、帰路に就いた。
2014年3月31日 スポーツニッポン掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 07:54:00
No.28065
“1勝の思い出”巨人・大竹、20年ぶりの勝利投手&猛打賞
波立つ心を、ベンチ裏で落ち着かせた。二回二死一、二塁のチャンスで、大竹は右翼前方へ浅い打球を打ち上げた。西岡と福留が激しく交錯し、打球が転々とする間に三塁に到達。大竹は塁上から、倒れたままの西岡を見つめた。
「どういう状況でも自分の投球をしなければ、と考えていた」。25分間の中断中、西岡の状態を気にしつつ、ベンチ裏に戻った。ユニホームを着替え、ストレッチで心を鎮めた。闘争心だけは失わなかった。
「一生忘れられない1勝になると思います」。走者を背負っても低めに丁寧に制球した。七回途中まで、100球を投げて8安打2失点。しかも打っては3安打。巨人では1994年の桑田真澄以来となる「勝利投手&猛打賞」。広島時代に10勝13敗と負け越していた虎から、移籍後初登板初白星をゲットした。
ウイニングボールは「嫁さんに見せたいと思います」。夫人の杏里さん(30)は1月14日に長男を出産したばかりで、自宅でテレビ観戦。携帯電話の待ち受け画面は「かわいいんです」というわが子の写真。家族の笑顔を見るため、白星を重ねるつもりだ。
2014年3月31日 サンケイスポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 07:57:00
No.28066
G大竹、移籍後初登板初星に「幸せ!」
お立ち台からの景色は格別だった。移籍後初登板で初勝利。オレンジ色に染まった一塁スタンドのファンから大歓声を浴びた巨人・大竹はスタンドを見回しながら「本当に幸せです!」と声を弾ませた。
七回途中まで8安打を許したが粘り強く、低めにボールを集めた。長打を許したのは新井の本塁打の1本だけ。「(初登板で)緊張はしたけど、力に変えられたかな」と胸を張り、川口投手総合コーチは「心強い」と絶賛した。
投げるだけではない。3安打を放ちプロ入り初の猛打賞で2打点。巨人投手の猛打賞は95年の木田優夫以来19年ぶりとなった。「結果は良かったけど、たまたまです」と苦笑いしたが、自らのバットで自分を後押しした。
二回に放った2点適時三塁打は、自らの打球を追った西岡と福留が交錯してのもので、試合は25分間中断。切り替えが難しい状況だったが、「どういう状況にあっても自分のプレーをすることを心がけている」と、冷静に投げ続けた。
ウイニングボールは「持って帰って嫁に報告します」と、杏里夫人と1月に生まれたばかりの愛息の待つ自宅に持ち帰り、この日だけは喜びに浸るつもりだ。入団会見の時に誓った背番号と同じ17勝に向け、最高のスタートを切った。
2014年3月31日 デイリースポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 08:03:00
No.28067
巨人大竹、ド派手デビュー初勝利&猛打賞
広島からFA移籍した巨人大竹寛投手(30)が、チーム史上3人目の移籍後初登板で初勝利を挙げた。阪神西岡が救急搬送され、球場全体が騒然。少しの動揺があっても不思議ではなかったが、気持ちを保ち、6回2/3を2失点(自責1)に抑えた。強気に攻める場面と丁寧にコーナーを突くスタイルを混在。“大胆さと繊細さの間”に、勝利の女神が舞い降りた。
救急搬送される西岡の無事を祈りながら、大竹は自分を保った。2回2死一、二塁、右翼線に飛球を打ち上げ、西岡が負傷。三塁ベースに到達した大竹は心配そうに見つめ、ベンチに戻った。「どういう状況でも自分のプレーをすることを考えた」。多少の胸騒ぎもあっただろう。それでも、25分間の中断中、ベンチ裏でストレッチなどで体を温め、試合に入った。
騒然とする中でも、肝が据わった投球を見せた。4点を先制した直後の3回、上位から始まる大事な場面だったが、きっちりと無失点に抑えた。FA移籍後初登板で、舞台は伝統の一戦。予期せぬアクシデントも起きたが、大竹はたくましく、マウンドを守った。「程よい緊張感があったが、それを力に変えられたし、しっかり集中できた」と胸を張った。
ホームベースを完全に支配した。シュートは右打者の内角をえぐって、左打者の外角へはストライクとボールを絶妙に出し入れ。スライダーは右打者の外角低め、左打者の内角低めに沈めた。20個のアウトのうち、12個が内野ゴロ。恋愛小説「冷静と情熱のあいだ」はミリオンセラーで有名だが、大竹が見せた“大胆と繊細の間”は、白星を積み上げるすべだった。
あの日もそうだ。19日に行われた燦燦(さんさん)会。内海に促され、財界人を前にモノマネを披露した。アニメ「サザエさん」のマスオさんの声で「まいったな〜」とひと声。会場を爆笑に包んだ。終了後、決行した理由を聞かれ「あの場(壇上)に行って何もしなかったら、自分が行った意味がないじゃないですか! やるしかないんです」。場の空気を読む繊細さと実行する大胆さを示した。
マウンドでは6回2/3を2失点に抑え、打席では3安打2打点。巨人の投手では94年の桑田以来の猛打賞だった。原監督は「非常に緊張した中で、自分の力を出してくれた」と認めた。疲労感は違うかと問われ、大竹は言った。「気にしないし、関係ないです。次に向けて、調整するだけ」。頼りになる男が、チームに加わった。
▼FAで広島から移籍の大竹が巨人初登板を白星で飾った。FAで巨人へ移籍した投手は10人目だが、巨人初登板で白星は00年4月4日工藤、12年4月1日杉内に次いで3人目だ。打っては自身初の3安打。投手の猛打賞は10年5月15日涌井(西武)以来で、巨人では94年4月13日桑田が横浜戦で3安打して以来、20年ぶり。いきなりシーズン初登板の試合で猛打賞は両リーグを通じて94年桑田以来の快挙となった。00年工藤は12勝、12年杉内も12勝してチームの優勝に貢献したが、大竹は何勝できるか。
2014年3月31日 日刊スポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-03-31 10:15:00
No.28068
大竹(浦和学院高出)が移籍後初勝利
巨人の大竹(浦和学院高出)が移籍後初登板で勝利を挙げた。7回途中まで2失点にまとめ、打っても3安打2打点だった。打線はロペスが満塁本塁打を放つなど3戦連続の2桁安打で圧倒した。阪神は榎田が3回4失点と崩れ、救援陣も打ち込まれた。
★「忘れられない1勝」
4−1の5回二死一塁。巨人の大竹はゴメスを低めに沈む変化球で空振り三振に仕留め、大きく吠えた。気迫のこもった投球で移籍後初の登板で勝利をつかんだ。「大事な1勝。忘れられない1勝の1つ」と喜びをかみしめた。
得意球はシュートだが、この日はスライダーが光った。低めに制球し、7回二死で降板するまで12個のアウトをゴロで奪った。「打たせて取ることが出来た」と存分に持ち味を発揮した。バットでも「(球に)食らい付いていこうと思った」と3安打2打点。デビュー戦は投打に目立った。
「新しい世界を知りたい」と広島を飛び出し、伝統ある巨人に加わった。開幕戦では球団創設80周年の記念セレモニーに参加した。そうそうたる顔触れのOBが並ぶ姿に「ジャイアンツというチームの名前の大きさと責任感を感じた」と驚嘆した。
それでも重圧に押しつぶされることはなかった。「(緊張感を)力に変えられた。すんなりと試合に入れた」と平然と言う。お立ち台で満員の大声援を浴び「こんなに早く立てると思っていなかった。本当に幸せ」と心地良さそうに周囲を見渡した。
2014年3月31日 埼玉新聞掲載
ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。
大竹、7回途中2失点でG1勝!打ってもプロ初3安打
広島からFA移籍した巨人の大竹が、初登板初勝利を挙げた。シュートを軸に打たせて取り、7回途中8安打2失点と粘投。打っても、2回に自身初の三塁打で貴重な2打点を挙げ、初の猛打賞を記録した。打線はこの日も17安打12得点と大爆発。開幕3試合で計47安打のプロ野球記録を達成し、開幕カードを勝ち越した。
心からの声だった。大竹がお立ち台で叫んだ。「本当に、幸せです!」。噴き出る汗をふこうともせず、万雷の拍手を浴びて初勝利に酔いしれた。6回2/3を8安打2失点。初回以外は走者を出しながら、粘りの投球で試合を支配した。
「巨人の選手としての野球人生が始まるなという気持ち。案外自分のペースで出来た。しっかり緊張して、力に変えられた」。2回2死満塁、榎田をスライダーで空振り三振。ピンチをしのぐと波に乗った。生命線のシュートを軸にMAX143キロの直球、スライダー、オープン戦では少なめだったチェンジアップで的を絞らせなかった。
打ってもプロ初の猛打賞だ。1点先制した2回2死一、二塁、カットボールに食らいついた。ふらふらと上がった打球を追った西岡と福留が交錯し、ボールは右翼ファウルグラウンドを転々。プロ初の三塁打で2点を追加した。広島時代から愛用しているオレンジ色のバットで自らを助け「食らいついていこうとは思っていますけど、たまたまです」と謙遜した。
勇気をくれたのは広島時代の大先輩だった。FAを行使するか悩んでいた昨年11月。帰国した元広島のヤンキース黒田と会食した。若手の頃に厳しく指導された恩師に「次元は違いますが話を聞きたかった」。電話番号も知らなかったが、知人を通じてこぎつけた。
黒田も広島からFA宣言した。今やメジャー屈指の右腕から「お前が決めたのが答えだ。それが正解だ。成長したな。楽しみに待っておくから」と言葉をもらった。それで十分だった。「しっかり、考え抜いて決めればいいんだ」。常勝を義務づけられた巨人での挑戦を選んだのは自然の流れだった。
3月上旬には下半身に張りを訴えた。約1週間ダッシュすら行えず、オープン戦での復帰登板も先延ばしになった。開幕で万全を目指すための措置だったが内心は焦りもあった。温厚な男が、けがの状態を何度も尋ねる報道陣に「そのことは話したくありません!」とまくしたてたこともあった。辛抱を重ねて完治。登板1週間前にはいつも通り、庶民派の「1000円」の理髪店で散髪。「大竹らしさ」は見失わなかった。
期待どおりの粘投を原監督は「緊張した中でも(実力を)出してくれた。打撃はそんなに期待していないけど見事だね」とたたえた。「この1勝は忘れられない。次はもう少し長い回を投げられるようにしたい」。大竹が新たな野球人生をスタートさせた。
2014年3月31日 スポーツ報知掲載