理想形から一転
「気の緩み」猛省

浦和学院、注目の今季初戦は、成果と課題の両面が、同居していた。

大宮北の右下手投げの那須を、ボールを強くたたくお手本のように攻略。１回、５連打を含む９安打を集め８点を先制。だが相手投手が右上に代わった３回からはパタリと止り、走塁ミスなどで７回まで引きずった。

６番右翼手で２安打のエース小島は「技術ではなく気の緩み」と中盤以降の攻めを猛省。森監督も「勝ち上がっていけるだけの動きではない。これからどうやって上げていくか」と期待を込め、さらなる奮起を促した。

2014年4月16日　埼玉新聞掲載

巨人田畑コーチ次男　浦学４番デビュー

春季高校野球埼玉南部地区大会の２回戦が１５日、市営浦和球場で行われ、昨春のセンバツで優勝した浦和学院が９−０で大宮北に７回コールド勝ちした。４番デビューを果たした田畑瑛仁捕手（３年）は、巨人１軍投手コーチの一也氏（４５）の次男。１回１死一、三塁で先制の右前適時打を放ち、４回には二盗を阻止する強肩を見せた。攻守にわたって活躍したが、「まだまだ努力が足りません」と、新４番は貪欲だ。センバツ優勝左腕の小島和哉投手（３年）は６番右翼で出場した。

2014年4月16日　日刊スポーツ掲載