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野球部 情報
管理人 / 2014-05-04 23:20:00 No.28556
埼玉の決勝、浦和学院がサヨナラ勝ち

春季高校野球県大会は4日、埼玉県営大宮公園球場(さいたま市大宮区)で決勝戦が行われた。強豪私学同士の対戦は延長にもつれ込む接戦となったが、最後は浦和学院の木村聡一郎が決勝適時打を放ちサヨナラ勝ち。聖望学園を破り、2年連続11回目の優勝を決めた。両校は17日から神奈川県で開幕する関東大会に県代表として出場する。

浦和学院は1点を追う五回、6番・秋山大将(だいすけ)、7番・酒本祐也の連続安打などで2死二、三塁とすると、9番・石森亨(とおる)が中前適時打で2点を奪い逆転。敵失も絡み、この回さらに1点を追加した。六回、先発の岸圭汰が長打を浴び1点差に詰め寄られると、森士監督はエースの左腕・小島和哉を投入。逃げ切りを図ったが、バッテリーエラーの間に同点に追いつかれる。終盤は、七回から登板した聖望学園の松本龍尭(たつあき)と小島が意地の投げ合いとなり、同点のまま延長戦へ。

均衡を破ったのは、昨春の選抜大会で全国を制しながら、同年秋の県大会ではベスト16にとどまった浦学だった。延長十一回、2死から6番・秋山が「狙っていた」という外の直球を左前に運ぶと、打席には九回から代打で入った7番・木村。「小島におんぶに抱っこじゃいられない」と無心で振り抜いた打球が左中間に抜けた。一走・秋山が生還し、劇的なサヨナラ勝ち。2年連続15回目の関東大会出場に「大会2連覇」の花を添えた。

聖望学園は一回1死二塁の好機に3番・大野泰樹が適時二塁打を放ち先制。五回に逆転を許すも、六回2死二塁から5番・中村郁人の適時二塁打や敵失などで同点とする。だが、その後は好機を生かし切れず力負け。それでも、「ここまでやれるとは思っていなかった」(岡本幹成監督)と納得の表情で、6年ぶり5回目の関東大会に挑む。

2014年5月4日 産経新聞埼玉版 ネット配信

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