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野球部 情報
管理人 / 2014-05-05 02:37:00 No.28557
浦和学院2年連続V
聖望学園にサヨナラ勝ち

春季高校野球県大会最終日は4日、県営大宮球場で決勝が行われ、浦和学院が聖望学園に延長11回、4−3でサヨナラ勝ちし、2年連続11度目の栄冠に輝いた。浦和学院と聖望学園は関東大会(17〜21日・神奈川)に出場する。

3−3の延長11回2死一塁、木村の一打が左中間を破り、一塁走者秋山が生還すると、ここ最近では見たことがないぐらい、浦和学院ナインは喜びを爆発させた。

それだけこの冬は、色々な意味で苦しかった。

昨年9月26日、秋季県大会3回戦で本庄第一に延長11回の末、2−3で破れ、4年連続を狙った選抜大会出場を逃した。この大会、チームはけが人が続出した上に、選抜優勝投手のエース小島も夏の疲れが尾を引き、いつもの腕振りとは程遠かった。代名詞の直球もはじき返された。森監督は「かわいそうだった。神様が『勝つな』と言っている」と感じるくらいどん底だった。

しかも選抜大会を制した前チームと、どうしても比べられる。今の最上級生は、昨夏の甲子園メンバーは小島だけと、常に歯がゆい思いをしてきた。当時の3年生に隠れて「2年生は自覚がない」とも言われ続けた。それでも自分たちを見つめ直し、何事にも毎日必死に食らい付いた。「努力を積み重ねて階段を上っていくしかない」と主将の土屋。メンタル面も含め、主にトレーニングを担当する田中コーチは「3年生の“やる気スイッチ”が入ってきた」と精神面の変化を語る。

この日は、力投した小島を筆頭に5回の逆転打を放った石森、サヨナラ劇の口火を切った秋山、そして試合を決めた木村は全て3年生。小島は「『弱い、弱い』と言われたチームでも優勝できることを見せたかった。」と拳を握る。

ただあくまで本当の戦いは夏。小島もこれで終わりじゃない」とすぐさま引き締める。埼玉を勝ち抜く正真正銘の力をつけるべく、浦和学院ナインは関東でも一戦必勝を貫く。

2014年5月5日 埼玉新聞1面掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2014-05-05 03:25:00 No.28558
勝負どころ逃さずサヨナラ!!浦学V2

決勝が行われ、浦和学院が聖望学園に延長11回、4−3でサヨナラ勝ちして2年連続11度目の栄冠を獲得した。

浦和学院は1点を追う5回に石森の2点打と敵失で3点を奪い逆転。6回に追い付かれた後、延長11回に木村が左中間越えの決勝二塁打を放った。6回2死から登板した2番手小島は、捕逸と失策で同点にされたが、その後は無失点に抑えた。

浦和学院と聖望学園は関東大会(17〜21日・神奈川)に出場。県勢はともに17日に登場し、横浜スタジアムで浦和学院は山梨2位、聖望学園は神奈川3位とそれぞれ初戦を争う。

★春に芽生えた若葉

まるで夏の甲子園出場を懸けたような白熱の決勝だった。互いに一歩も引かない展開。浦和学院はエース小島がマウンドに立った以上、絶対に負けられない。そしてサヨナラできっちり勝った。

1点を追う5回。初めてつかんだ2死二、三塁の好機に、石森の2点中前打と敵失で3点を奪い逆転した。6回に先発岸が1点を返され、なおも2死二塁のピンチで小島を投入した。だが、代打野瀬をスライダーで空振り三振に仕留めたが、田畑が捕逸。振り逃げを刺そうとした一塁への送球がそれ、追い付かれた。

その後、聖望学園の2番手松本を打てず、延長10回まで無安打に押さえ込まれた。それでも延長11回、2死走者なしから秋山が左前打で出塁すると、途中出場の木村が初球の直球を左中間にはじき返し、熱戦に終止符を打った。

4年ぶりに選抜出場を逃したが、逆にもう一度足元を見つめ直し、徹底的に鍛えるという意味で貴重な7ヶ月になった。

オープン戦が解禁となった3月から公式戦を含め、この日が53試合目。ノーシードで挑んだ今大会は1回戦から決勝までほぼ中1日、10日間で6試合を戦い抜き、1点差勝ちが3試合。昨秋に比べて、実戦の中で格段に勝負強さが養われた。

森監督は現時点の手応えを「春先に若葉が芽生えた。でも大きな花を咲かせるにはもう少しかかる」と語る。表れた成果、見つかった課題、全てが収穫となる春となった。

★無心でバット一閃 木村

「打った瞬間いった(抜けた)なと思った」というほど左中間に抜ける会心の当たりだったのに、感触を覚えていない。それほど、木村は無心で左打席に立ち、無心でバットを振った。

延長11回2死一塁、初球だった。「秋山が出てくれたので後ろにつなごうと思っていた」。変な力みが消え、狙っていた外角の直球に素直にバットが出た。打球は左中間を真っ二つにするサヨナラ二塁打となった。森監督は「よく打ってくれたね」とうなずいた値千金の一打が、浦和学院を2年連続の頂に導いた。

今大会、背番号5を付けながらも2回戦から後輩の薹に三塁手の先発の座を譲っていた。この日もベンチスタート。9回1死で代打出場したが、二ゴロ。それだけに「1桁番号をもらっているし、好機で回ってきたので生かそうと思った」と胸をなで下ろした。

今春の選抜大会にチームを代表し、優勝旗を小島と共に優勝杯を返還した。晴れて全員で戦いに行ける関東の舞台へ、「チャンスが来たら、打ちたい」と、もうひと暴れを誓った。

★左の好打者がサヨナラ演出 6番秋山

サヨナラ打を演出したのは6番秋山だ。

延長11回2死走者なしから「小島を助けたいと思った」と直球を左前にはじき返して出塁すると、木村の二塁打で歓喜の生還。5回にも中前打を放っており、好左打者らしく体に巻き付くようなスイングからきれいな打球を生み出した。

関東大会へ「1つ1つ、目の前のことを全力で勝ちたい」と力強く見据えていた。

★小島「1球を大切に」

「あのイニングまで仲間たちが作ってくれたのに。ゼロで抑えないといけなかった」と小島。3−2の6回2死二塁でマウンドに上がった。低めのスライダーで空を切らせたが、捕逸と一塁への悪送球で失点。結果的に同点に追い付かれたことをまず反省した。

この状況でも、すぐに気持ちを切り替えた。味方の援護を信じて、粘り強く投げる。延長10回1死二塁では相手4番に対し、「ここが勝負どころ。1球をより大切に投げた」と十分に間を取り三ゴロに打ち取り、後続も抑えた。11回は三者凡退に切って取り、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

優勝にも表情はいつも通り。試合展開はどうあれ、勝てたことに意味がある。でも課題も出た。これで終わりじゃない」。エースらしく気を引き締めていた。

★好機で勝負強さ 直球狙い撃ち 9番石森

浦和学院の9番石森が勝負強さを見せた。

0−1で追う5回2死二、三塁の好機に「打たないと、流れを持ってこられない」。3球連続スライダーの後、張っていた直球をたたくと、高く跳ね上げたゴロが中前に抜けていき2者が生還した。

前日は無安打に終わったこともあり、「9番として何としても塁に出ないといけない」と満足しない背番号8。この言葉を関東でも体現する。

2014年5月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2014-05-05 04:33:00 No.28559
浦和学院が2年連続V 春季県高校野球大会

春季県高校野球大会(県高野連など主催、朝日新聞社後援)の決勝が4日、県営大宮球場であり、浦和学院が延長戦の末、聖望学園を4―3で破り、2年連続11回目の優勝を果たした。両校は17日から関東大会に出場する。聖望学園は同日午前11時から神奈川県大会3位のチームと、浦和学院は同日午後1時半から山梨県大会2位のチームと、それぞれ横浜スタジアム(横浜市)で対戦する。

■つなぐ意識で決勝打

勝利を引き寄せたのは、浦和学院・背番号5の木村聡一郎選手(3年)だった。9回に代打で登場したが二ゴロに倒れた。2度目の打席は、11回裏2死一塁で回ってきた。森士(おさむ)監督に「お前が打ってこい」と送り出された。次打者につなぐ意識で、外角に来た球を逆らわずに左へ。打球は左中間を抜け、一塁走者が生還。聖望学園を振り切った。

「打った瞬間はよく覚えていないけど、うれしい」。県大会に入って、なかなか先発出場の機会が得られなかったが、最後に結果を残した。「またチャンスが来たら絶対に打ちたい」。関東大会に向け、準備は整っている。

2014年5月5日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2014-05-05 12:45:00 No.28560
浦学11回サヨナラV 春季高校野球

春季高校野球県大会は4日、県営大宮球場で決勝戦が行われ、浦和学院が延長十一回、4―3のサヨナラで聖望学園を破り、2年連続11回目の優勝を果たした。両校は神奈川県で17日開幕する関東大会に出場する。浦和学院は2年連続15回目、聖望学園が6年ぶり5回目の出場となる。

八回以降、無安打に抑えられていた浦和学院は十一回二死から、6番秋山が左前打で出塁。続く木村の左中間を深々と破る二塁打で秋山が一気に生還し、サヨナラで接戦をものにした。

浦和学院は五回、秋山、酒本の連打などで迎えた二死二、三塁の好機に、9番石森が中前に2点適時打を放つなど、この回3点を取って逆転。しかし、聖望学園も六回、5番中村郁の適時二塁打などで2点を返し、すぐに同点に追いつく粘りをみせた。

聖望学園は九回、十回と得点圏に走者を進めたが、六回二死から登板した浦和学院のエース小島に抑えられた。

浦和学院・森士監督「打撃が思うようにいかず苦しい展開だったが、最後はよく打ち返してくれた。関東大会は最善を尽くす」

聖望学園・岡本幹成監督「精いっぱい戦い、チームの良さは出せた。関東大会では多くの強いチームと戦って経験を積みたい」


2014年5月5日 読売新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2014-05-05 12:46:00 No.28561
浦学、十一回サヨナラV 2年連続11回目

春季高校野球県大会(県高野連など主催)は4日、さいたま市大宮区の県営大宮公園で決勝があった。強豪同士の対決は延長戦にもつれ込んだが、浦和学院が延長十一回、聖望学園にサヨナラ勝ちした。浦和学院は2年連続11回目の優勝を飾った。両校は17日から神奈川県で開幕する関東大会に出場する。

◇スランプ越えて決勝打 木村聡一郎選手(3年)

延長十一回2死一塁。外角に来た直球を思い切りたたくと、打球は左中間を抜けた。劇的なサヨナラ。ベンチから飛び出してきた仲間に迎えられると、拳を振り上げて喜びを爆発させた。

昨秋から一桁の背番号を背負っていたが、思うように打てず最近は試合に出るチャンスが減っていた。悔しかった。それでも腐らず「試合に出ている人が最大限のパフォーマンスができるように」と、ベンチで人一倍声を張り上げた。練習でも少しのすき間時間も無駄にせず基礎練習を重ねた。

森士監督は試合後、「試合に出られなくても腐らずコツコツ努力してきた選手が成果を出してくれたことで、チームによい効果があるはず」と期待した。

関東大会に向け「新チームになってから小島(和哉投手)におんぶにだっこのチームと言われてきたが、小島だけじゃないことを見せたい」と力強く話した。冬を越えた新芽が芽吹くように、顔に笑みが広がった。

2014年5月5日 毎日新聞埼玉版掲載

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