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大竹寛 情報
管理人 /
2014-05-10 10:19:00
No.28600
大竹寛 22期 現:読売
大竹、破竹の4連勝!初登板以来10年ぶり甲子園白星で5勝目
大竹が気迫でピンチを乗り切った。2回2死二塁。柴田に9球連続ファウルで粘られ、15球を要して歩かせた。続く能見も同じくフルカウントとなったが、147キロ直球で左飛に打ち取った。「何とか立ち上がりを切り抜けられたのが良かったです」。2回まで51球も、6回を95球、6安打1失点と粘投。自身4連勝で5勝目をつかんだ。
悪夢を払拭したかった。前回登板(3日)の中日戦(ナゴヤD)。初回に味方が6点先制しながら、その裏に5失点。4勝目を挙げたが、試合後は「修正しないといけない」と反省の弁を繰り返し、まるで敗戦投手のようだった。ここ3試合、2回までに失点。課題は明確だった。
対策を考え、自問自答した。「常に向かっていく、強い気持ちだけは持たないといけない」。この日は初回から内角を果敢に攻めた。いつもの慎重な立ち上がりではない。4回、ゴメスにソロを浴びたが、同点とした直後の6回裏。先頭・鳥谷を左前安打で出塁させたが、ゴメス、マートンのバットを封じて無失点。試合の流れを引き寄せた。「今日はビシッ、と抑えないといけないと思っていた」。試合後、こう笑顔で答えた。
巨人に来て練習法が一変した。試合開始6時間以上も前から走り込む内海らを参考に、4月上旬からアーリーワークを本格導入した。「皆さんが声をかけてくれるから助かります」。自然と刺激を受けた。全体練習の前にその日のランニングメニューを消化、練習時間は体幹強化などに費やす。広島時代にはなかったリズムだ。早出練習を導入以来4連勝。無関係ではないはずだ。
甲子園での勝利は、自身の甲子園初登板だった04年4月15日以来、10年ぶり。「なかなか勝てないな、というのはありましたが…」と目を丸くした。阪神戦は今季3登板で2勝0敗、防御率1・37。虎キラーになりつつある。「こういう試合を積み重ねていきたいです」。6勝の菅野に次ぐ5勝を挙げ、4つの貯金を稼いでいる。投げるたびに大竹の存在感が増している。
2014年5月10日 スポーツ報知掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2014-05-10 10:26:00
No.28601
巨人・大竹 3676日ぶり甲子園で勝った 04年広島時代以来
苦節10年、やっと勝ちました。巨人の大竹寛投手(30)が9日、阪神戦に先発し、6回6安打1失点で5勝目を挙げた。甲子園での白星は広島時代の04年4月15日以来3676日ぶり。チームが前回3連敗を喫した甲子園で、FA移籍した右腕が待望の今季甲子園初勝利をもたらした。打線も長野久義外野手(29)が7回に決勝打を放つなど、前回4月12日に完封勝利を許した相手エースの能見篤史投手(34)を攻略した。
やっと、やっと勝てた。甲子園で実に3676日ぶりの勝利。大竹は三塁ベンチ前で大勢のカメラマンに囲まれると、安どの笑みを浮かべた。
「(甲子園では)なかなか勝ってないな、とは思っていました。1つ勝てたので次も勝てるように頑張っていきたい」
浦和学院時代。2年夏に甲子園に出場したが、登板機会はなかった。広島時代。2年目の04年に甲子園初登板初勝利した後、勝てなかった。当時20歳だった右腕は30歳になった。4月13日に今季甲子園初登板。7回1失点で勝敗は付かなかった。「練習中からこんなに観客が入って、歓声やヤジが飛ぶのは凄いと思った」。広島時代には特別意識することはなかったが、巨人のユニホームに袖を通し、甲子園で投げる重圧を知った。伝統の一戦の重みも感じた。
ただ、柔和な顔をしながら、負けん気の強さもある。「試合に入ると気にならない。対阪神というよりも攻める投球をしたい」。4万2781人の大観衆。地鳴りのように響く虎党の声援を聞きながら、強気な投球を心掛けた。同点に追いついた直後の6回。先頭の鳥谷に左前打を浴び、ギアを上げた。4回に一発を浴びたゴメスを宝刀シュートで投飛に仕留めてリベンジした。マートンはスライダーで右飛、今成も内角直球で捕邪飛に打ち取り、右手でグラブを叩いて雄叫びを上げた。
「気持ちは常に向かっていった。勝ちたいと思って投げた」。前回3日の中日戦(ナゴヤドーム)では白星を挙げたが、6点リードの初回に5失点。6日に映像を見返したが、初回と2回以降でフォームに変化はなかった。「(原因は)メンタルかな」と分析した。この日、序盤は阪神打線に再三ファウルで粘られ、2回までに51球を費やした。それでもフォームで迷うことはない。精神面を落ち着かせ、3回から4イニングを44球でまとめた。6回を1失点に抑え、7回の勝ち越し劇を呼び込み、能見に投げ勝った。
自身4連勝で菅野に次ぐ今季5勝目。長いトンネルを抜け出した男は「どこが相手でも抑えて、こういう投球を続けていきたい」と頼もしく言い切った。
≪杉内と並ぶ最速タイ≫大竹(巨)が6回1失点で今季5勝目。阪神戦は通算12勝目(13敗)だが、甲子園で勝ったのは自身同球場初登板となった04年4月15日以来10年ぶりだ。大竹は広島から今季FAで巨人に移籍。巨人にFA移籍したシーズンに5勝以上は96年河野6勝、00年工藤12勝、10年藤井7勝、12年杉内12勝に次いで5人目。7試合目の登板で5勝は杉内と並ぶ最速タイ。日付では杉内の5月17日より8日早い最速ペースになった。
2014年5月10日 スポーツニッポン掲載
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大竹、破竹の4連勝!初登板以来10年ぶり甲子園白星で5勝目
大竹が気迫でピンチを乗り切った。2回2死二塁。柴田に9球連続ファウルで粘られ、15球を要して歩かせた。続く能見も同じくフルカウントとなったが、147キロ直球で左飛に打ち取った。「何とか立ち上がりを切り抜けられたのが良かったです」。2回まで51球も、6回を95球、6安打1失点と粘投。自身4連勝で5勝目をつかんだ。
悪夢を払拭したかった。前回登板(3日)の中日戦(ナゴヤD)。初回に味方が6点先制しながら、その裏に5失点。4勝目を挙げたが、試合後は「修正しないといけない」と反省の弁を繰り返し、まるで敗戦投手のようだった。ここ3試合、2回までに失点。課題は明確だった。
対策を考え、自問自答した。「常に向かっていく、強い気持ちだけは持たないといけない」。この日は初回から内角を果敢に攻めた。いつもの慎重な立ち上がりではない。4回、ゴメスにソロを浴びたが、同点とした直後の6回裏。先頭・鳥谷を左前安打で出塁させたが、ゴメス、マートンのバットを封じて無失点。試合の流れを引き寄せた。「今日はビシッ、と抑えないといけないと思っていた」。試合後、こう笑顔で答えた。
巨人に来て練習法が一変した。試合開始6時間以上も前から走り込む内海らを参考に、4月上旬からアーリーワークを本格導入した。「皆さんが声をかけてくれるから助かります」。自然と刺激を受けた。全体練習の前にその日のランニングメニューを消化、練習時間は体幹強化などに費やす。広島時代にはなかったリズムだ。早出練習を導入以来4連勝。無関係ではないはずだ。
甲子園での勝利は、自身の甲子園初登板だった04年4月15日以来、10年ぶり。「なかなか勝てないな、というのはありましたが…」と目を丸くした。阪神戦は今季3登板で2勝0敗、防御率1・37。虎キラーになりつつある。「こういう試合を積み重ねていきたいです」。6勝の菅野に次ぐ5勝を挙げ、4つの貯金を稼いでいる。投げるたびに大竹の存在感が増している。
2014年5月10日 スポーツ報知掲載