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プロ野球情報
管理人 /
2014-08-12 08:05:00
No.29382
交流戦、来季から18試合 24から削減、2年でホーム・ビジター3連戦
プロ野球の12球団代表者会議が11日、都内のNPB事務所で行われ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。24試合制主張のパ・リーグ側が、雨天中止による日程消化への影響や、日本代表戦の充実を訴えたセ・リーグ側の意見を受け入れた形。9月1日の実行委員会で正式決定する。会議後、セ側は「来季日程に関する考え方」を文書で表明した。
12球団の意見を一致させたポイントは2点ある。
1つはセ側の日程消化だ。今年は8月11日時点で、雨天中止はパの5試合に比べ、セは13試合(ともに交流戦を除く)。4つのドーム球場を主催球場としているパに比べ、セは2つというのが原因で、阪神・四藤専務は「毎年、ヒヤヒヤしながら見ている。今年は打ち切りするか、しないかも出てきた」と説明。39日間で試合のない日が15日もある交流戦を改善し、リーグ戦と同じ3連戦でスムーズに消化できる点を訴えた。
さらに問題となったのが、侍ジャパンの強化だ。日本シリーズ終了が11月初旬となれば、小久保ジャパンの試合運営にも影響が出る。交流戦期間を短くすることで、11月の1か月間を日本代表月間にできると主張した。
パ側は苦渋の決断だったことをにおわせた。ソフトバンクの高田取締役は「時間制約のある中で、ゼロ試合か18試合かという選択なので、やむを得ず18を選んだ」と説明。これまで3度の代表者会議中、セ・パ双方の合意が得られない場合は、15年の交流戦開催が困難であることは確認されていたもよう。反対意見のあったパも最終的に了承した。
これに伴い、リーグ戦は24回戦制から25回戦制となり、レギュラーシーズンの試合数は144から143に変更される。 18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。来年はセ・パそれぞれ3球団が主催試合を行い、2年間でホーム、ビジターが完結するため、優勝チームをどう決めるのかなど、課題は残る。それでも球界全体の発展を考え、最終的に12球団がまとまった。
◆交流戦の変遷 05年にホームとビジター各3試合を6カード行う36試合制でスタート。セでもポストシーズンゲームが導入された07年からは、過密日程解消などを理由に24試合制になった。また、パの主催試合で採用されていたDH制を、今季はセの主催試合だけで採用した。
2014年8月12日 スポーツ報知掲載
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プロ野球の12球団代表者会議が11日、都内のNPB事務所で行われ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。24試合制主張のパ・リーグ側が、雨天中止による日程消化への影響や、日本代表戦の充実を訴えたセ・リーグ側の意見を受け入れた形。9月1日の実行委員会で正式決定する。会議後、セ側は「来季日程に関する考え方」を文書で表明した。
12球団の意見を一致させたポイントは2点ある。
1つはセ側の日程消化だ。今年は8月11日時点で、雨天中止はパの5試合に比べ、セは13試合(ともに交流戦を除く)。4つのドーム球場を主催球場としているパに比べ、セは2つというのが原因で、阪神・四藤専務は「毎年、ヒヤヒヤしながら見ている。今年は打ち切りするか、しないかも出てきた」と説明。39日間で試合のない日が15日もある交流戦を改善し、リーグ戦と同じ3連戦でスムーズに消化できる点を訴えた。
さらに問題となったのが、侍ジャパンの強化だ。日本シリーズ終了が11月初旬となれば、小久保ジャパンの試合運営にも影響が出る。交流戦期間を短くすることで、11月の1か月間を日本代表月間にできると主張した。
パ側は苦渋の決断だったことをにおわせた。ソフトバンクの高田取締役は「時間制約のある中で、ゼロ試合か18試合かという選択なので、やむを得ず18を選んだ」と説明。これまで3度の代表者会議中、セ・パ双方の合意が得られない場合は、15年の交流戦開催が困難であることは確認されていたもよう。反対意見のあったパも最終的に了承した。
これに伴い、リーグ戦は24回戦制から25回戦制となり、レギュラーシーズンの試合数は144から143に変更される。 18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。来年はセ・パそれぞれ3球団が主催試合を行い、2年間でホーム、ビジターが完結するため、優勝チームをどう決めるのかなど、課題は残る。それでも球界全体の発展を考え、最終的に12球団がまとまった。
◆交流戦の変遷 05年にホームとビジター各3試合を6カード行う36試合制でスタート。セでもポストシーズンゲームが導入された07年からは、過密日程解消などを理由に24試合制になった。また、パの主催試合で採用されていたDH制を、今季はセの主催試合だけで採用した。
2014年8月12日 スポーツ報知掲載