【Ｕ１８】光成が開幕投手！９月１日フィリピン戦


第１０回Ｕ―１８（１８歳以下）アジア野球選手権（９月１〜６日）に出場する高校日本代表が現地入り。関西空港で出発前会見を行った高橋広監督（５９）は、１次ラウンド初戦（１日）のフィリピン戦で、昨夏の甲子園Ｖ投手・高橋光成（前橋育英＝３年）の先発起用を明言。右腕もエースとして、白星発進を狙う意気込みを明かした。

開幕投手に指名された高橋は、はっきり言い切った。「感じとしては（先発は）分かっていました。期待していただいているし、いい形でチームの１勝を取れるようにいい投球をしたいです」。出発前の会見。まだ正式な通告前でも、自覚は十分だった。

昨年のＵ―１８ワールドカップ（台湾）では、２戦３イニングに登板。ともに救援で、１次ラウンド（Ｒ）のチェコ戦では２回０封で勝利投手となったが、２次Ｒ米国戦では２者連続アーチを浴びた。「先発させていただけるのは喜び。うれしいことです」と、昨夏の経験をかみしめて、ここにやってきた。

背番号１８の先発起用を明かした高橋監督は「勢いづいてほしい」と期待した。エースは「外国人は落ちる系の球に弱いと思う。その球でカウントを取ったり、三振を奪いたい」。２年連続で日の丸を背負った経験を、開幕の舞台でぶつける。

2014年8月31日　スポーツ報知掲載