今成亮太　２６期　現：阪神
阪神・今成が初のサヨナラ打！「興奮して言葉が出てきません」

（セ・リーグ、阪神４ｘ−３ＤｅＮＡ、１７回戦、阪神１３勝４敗、２日、甲子園）
１点を追いかける阪神は九回、一死満塁で今成亮太捕手（２６）が左前に２点適時打を放ち、サヨナラ勝ちした。

元同僚の久保から六回にようやく２点を奪い、１点差まで詰め寄るも、あと１本が出ない阪神打線は九回に魅せた。一死からゴメスが左前打で出塁すると、マートンも左翼線への二塁打で二、三塁。福留は四球で一死満塁と逆転サヨナラのチャンスを迎えた。続く打者は、この日３三振の今成。打席に入る前に和田監督から声をかけられた今成は、２番手・三上のど真ん中直球を左前にはじき返した。三走に次いで、二走のマートンが本塁に滑り込み、逆転サヨナラ。殊勲の今成は、ナインから抱きつかれ手荒い祝福を受けた。

お立ち台にあがった今成は「本当にサイコーです。（福留）孝介さんが敬遠されたので、自分が決めてやろうと思って打席に入りました」と笑顔。和田監督からは「あまり熱くなりすぎるな」とアドバイスを受けたことを明かした。初のサヨナラ打に「頭が真っ白になった。誰のおかげ？　支えてくれたみなさんのおかげです」と言うと、インタビュアーから「ファンのみなさんは？」と突っ込まれ、慌てて「興奮してその言葉が出てきませんでした！すいません！」とスタンドに“謝罪”も。最後は「まだまだ熱い試合をしていきたいと思います」と宣言し、ファンの声援に応えた。

2014年9月2日　サンケイスポーツ　ネット配信

阪神今成プロ初サヨナラ打に「頭真っ白」

阪神今成亮太捕手（２６）がプロ初のサヨナラ打を放った。１点を追う９回１死満塁。三上の真ん中真っすぐをとらえ、ライナーで左前に運んだ。微妙なタイミングだったが、二塁走者マートンも生還して逆転。土壇場でサヨナラ勝ちを収めた。

「本当に最高です。自分が決めてやろうという気持ちで打席に立ちました。サヨナラは初めてで、頭が真っ白になりました」。直前の３打席は久保を打てず３打席連続三振。「久保さんにいいところに投げられた。投手どうこうより、自分のスイングをできていなかった」。きっちり修正して快打。チームの連敗も「２」で止めた。

2014年9月2日　日刊スポーツ　ネット配信