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野球部情報
管理人 / 2014-10-05 00:33:00 No.29952
秋季高校野球 県大会
きょう決勝
浦和学院は2年ぶり 川越東、初の関東へ

第6日は準決勝を行い、川越東が1984年の創部以来、初めての決勝、関東大会(25〜29日・千葉)進出を決めた。第2シード浦和学院は、2年ぶり15度目の決勝、関東大会へ駒を進めた。決勝は5日、県営大宮球場で午前10時にプレーボールの予定。

2年ぶりに4強入りした川越東は左腕のエース高橋が、初のベスト4と快進撃を続けた春日部東の右腕木下との投手戦を制し、1―0で競り勝った。高橋は切れのある直球を軸に、大きく縦に変化するスライダーを絡めて、相手打線を被安打3、11奪三振で完封。三塁に走者を背負った六、九回のピンチも後続をスライダーで空振り三振に仕留め、六回2死満塁から札葉の押し出し四球で挙げた1点を守り切った。

浦和学院は3連覇を狙った花咲徳栄に3―1で逆転勝ちした。浦和学院は0―1の五回、荒木の中前適時打で同点とすると、迎えた七回2死一、三塁の好機で、諏訪が3球目の直球を右中間へ運ぶ2点三塁打で勝ち越しに成功した。投げてはエース左腕江口が10安打6死四球を許しながら、1失点完投と粘りの投球を見せた。決勝では3年ぶり13度目の優勝を目指す。

2014年10月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2014-10-05 02:34:00 No.29953
浦学 ここぞで底力
ライバル対決逆転勝ち
受け継がれる勝負根性

脈々と受け継がれる浦和学院のDNA、勝負根性と底力が花咲徳栄との大一番で爆発した。

守っては5併殺を奪うなど無失策でエース江口を強力援護。江口も仲間の心意気に応えて10安打を浴びながらも1失点で完投。打線も好機で3点をもぎ取った。森監督は「こういうゲームができたことが大きな自信になるが、勝つと負けるとでは全く違う。実りある大きな1勝」と、好敵手との決戦を最高の形で制し、納得の表情を見せた。

しびれるような場面でこそものをいうのが浦和学院の勝負強さ。最も象徴されていたのが1−1で迎えた七回の攻防だ。

1死から高橋、荒木の連打などで2死一、三塁を築き、1番の1年生諏訪が「好球必打だけを考えていた」。内角の甘い直球を完璧に捉えると、全員の思いを乗せた打球は右中間を深々と破る三塁打となり2点を勝ち越し。その裏、1死三塁を招いたが二ゴロで薹が本塁で刺し、与えたくなかった1点を阻止した。

2点リードのまま突入した九回は1死満塁と、今度は一打逆転サヨナラの大ピンチ。だがここでも一塁ゴロを山崎がベースを踏み、捕手西野へ落ち着いて送球し、タッチアウト。この日5つ目の併殺を完成させ、歓喜の瞬間は訪れた。

2年ぶりに目指す春の大舞台へ、まずは第一関門を突破。久々に過ごした長い長い夏は、全てを一から見直すことができた意味のある時間となった。

当然、決勝を見据えつつも江口は「自分のことをやりながら、周りとも声を掛け合ってきたことが、この秋に発揮できている」。主将の津田も「夏に負けてから、朝から夜までやってきたことに間違いはなかった」と少しだけ誇らしげだった。

2014年10月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2014-10-05 02:42:00 No.29954
江口 感謝示す粘りの投球

仲間の好守備にも支えられ、浦和学院のエース左腕江口が被安打10で1失点完投。「自分の投球が、というよりも守りが本当に助けてくれて、最後まで思い切り投げることができた」と感謝の言葉を仲間に贈った。

しつこい花咲徳栄打線に走者を背負うことは想定内。直球の平均は120キロそこそこだが、とにかく粘りに粘った。3−1の九回に招いた1死満塁のピンチも「俺たちが守ってやる」という野手陣の鼓舞に、「気持ちの勝負。ミットを目掛けて投げた」と内角の厳しい直球で一ゴロを打たせ併殺に切って取った。

目の病気に悩まされ、1年間苦しい時を過ごした。それだけに「たくさんの人のおかげで投げられることができる感謝と喜びをグラウンドで表現したい」。この思いが左腕を突き動かしている。

2014年10月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2014-10-05 03:18:00 No.29955
徳栄“らしさ”欠く5併殺

花咲徳栄は10安打6四死球と再三好機を築いたが、5併殺と拙攻が響き、3連覇と4年連続の関東大会出場を逃した。「絶対に勝とうという気持ちが空回りした」と主将の米澤。岩井監督も「非常にレベルの高い試合。チャンスで1本出るかという勝負のあや」と、運に見放された‘好試合’を悔やんだ。

2点を追う九回には1死満塁の好機を築いたが太田が一ゴロ。三塁走者笹谷も本塁タッチアウトとなり併殺で試合終了。「いつも通りできなかった」という米澤の言葉通り、緻密さに欠けた。

投手陣は故障明けの鎌倉に頼らざると得なかった。岩井監督は「最後まで苦しかった。浦学相手に試合をつくれるのは鎌倉しかいない。最後まで1−0で行かないといけない」と話す。投手陣の整備という課題に向け、この秋チームをけん引した1年生左腕高橋の成長は明るい材料だ。

今夏の埼玉大会開幕戦で山村国際に敗れた7月9日。新チームはどん底から一歩踏み出し、「もう1度新しいトクハルを見せる」と、約3ヶ月にわたって厳しい練習を積んできた。先制適時打を放った笹谷は「この冬どれだけ成長できるか」と、さらなる成長に意欲を燃やした。

★ストレート伸びず 3失点無念の降板 花咲徳栄・鎌倉

昨秋以来の先発マウンドとなった右腕鎌倉は七回3失点で無念の降板。「1年間投げられなくてチームに迷惑を掛けて、こういう結果になって残念」とうつむいた。

最大の武器である直球の伸びも本調子には程遠く、勝ち越し適時打を許した場面では内角への直球が甘く入った。岩井監督も「ちょっとしたコントロールミス。休み明けのところが出た」と失意の背番号18をかばった。鎌倉は「もう一度浦学にリベンジしたい。打たれないストレートを」と声を振り絞った。

2014年10月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2014-10-05 03:25:00 No.29956
決勝見どころ
浦学に地力 川東は打線鍵

秋の決勝では初の顔合わせ。両チームとも疲労を考慮してエースを温存する可能性もあるが、初の関東へ弾みをつけたい川越東は左腕高橋を起用するとみる。浦和学院は今村、小倉の先発か。

総合力で上回る浦和学院は高橋の切れのある直球と大きく縦に変化するスライダーに対し、狙い球を絞って思い切りバットを振り抜きたい。花咲徳栄戦では安打の出なかった4番山崎の奮起にも期待。

準決勝では好機に1本が出なかった川越東打線だが、19安打14得点と市川越戦で発揮した集中力を大一番で出せるかどうか。浦和学院の投手陣は走者を出しても辛抱強く低めを突きたい。

2014年10月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2014-10-05 12:14:00 No.29962
秋季高校野球埼玉県大会 川越東と浦和学院が関東大会へ

秋季高校野球県大会は4日、県営大宮公園球場で準決勝2試合が行われ、川越東と浦和学院が勝利し、25日から千葉県で開幕する関東大会への出場を決めた。川越東は初、浦和学院は2年ぶり15度目の出場。

川越東は中盤にもぎ取った1点をエースの高橋が守りきった。六回、制球が乱れた春日部東の右腕、木下を4番・吉沢の左前打などで攻め立て先制。投げては1年から主戦で投げてきた高橋が、変化球を織り交ぜた投球で完封した。

4強唯一の公立校だった春日部東は、気迫あふれる守備を見せるも惜敗。木下は「グラウンド整備で流れが途切れ、自分のペースに持っていけなかった」と悔しさをにじませた。

浦和学院は宿敵・花咲徳栄を下し、関東大会への切符をつかんだ。七回、連打で2死一、三塁の好機を作ると、1番・諏訪が右中間に2点適時三塁打を放ち勝ち越しに成功。九回に1死満塁のピンチを招くも、この日5個目の併殺で試合を締めくくった。森士監督は「しびれる試合ができチームとしても大きな自信になった」と表情を緩ませた。

花咲徳栄は10安打を放つも、要所での一本が出なかった。

2014年10月5日 産経新聞埼玉板掲載

決勝は川越東VS浦学

秋季高校野球県大会は4日、県営大宮球場で準決勝2試合が行われ、川越東が春日部東を破り、浦和学院は花咲徳栄に勝った。両校は25日から千葉県で行われる関東大会に出場する。川越東は初、浦和学院は2年ぶり15回目の関東大会出場。決勝は5日午前10時から同球場で行われる。

★高橋、11奪三振完封

川越東は六回、4番吉沢の左前打や四球で二死満塁とすると、7番札葉が押し出し四球を選んで先制し、これが決勝点となった。先発高橋は直球を軸に組み立て11奪三振、被安打3で完封した。

春日部東は九回に三塁まで走者を進めたが、得点に結びつかなかった。

★諏訪、勝ち越し三塁打

浦和学院は1点を追う五回に連打で同点に追いつくと、七回には1番諏訪が右中間に2点適時三塁打を放って勝ち越した。先発の江口は10安打を許しながらも、味方の好守に支えられて花咲徳栄打線を1点に抑えた。

花咲徳栄は、二回以降毎回安打を放ったが、9残塁に終わった。

2014年10月5日 読売新聞埼玉版掲載

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