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野球部 情報
管理人 /
2014-10-29 03:25:00
No.30238
浦学 2年ぶり決勝進出
きょう木更津総合戦
高校野球の第67回秋季関東大会第4日は28日、千葉県野球場で準決勝2試合を行い、埼玉大会王者の浦和学院が健大高崎(群馬1位)に10−8で競り勝ち、2年ぶりの決勝進出を決めた。この試合で浦和学院の7番荒木が二回に右前へ単打、三回に左超えソロ本塁打、五回に右中間へ二塁打、六回に中越えの2点三塁打を放ち、サイクル安打を達成した。
浦和学院はこれまでエース左腕江口の好投に助けられてきた野手陣が奮起。両チーム計31安打が飛び出した乱打戦で、相手より効率よく加点した打線が消耗の激しい左腕を救った。二回2死一、二塁から諏訪、薹、津田の三連続適時打で3点を先制すると、六回には幸喜、荒木がそれぞれ2点適時打、西野も左前安打を放って突き放した。
投手陣は先発の小倉から右腕桑原、エース左腕江口と継投。五回途中からマウンドに上がった江口は1回戦、準々決勝に次ぐ3連投で疲労の色が濃く、七回には打者11人から7安打を浴びるなど計6失点と精彩を欠いたが、九回まで粘り強く投げ切った。
最終日は29日、千葉県野球場で決勝を行い、2年ぶり5度目の優勝を狙う浦和学院と木更津総合(千葉1位)が顔を合わせる(10時)
2014年10月29日 埼玉新聞1面掲載
浦学きょう木更津総合戦
第4日は準決勝が行われ、浦和学院は高崎健康福祉大高崎を10−8で下し、2年ぶりの決勝に駒を進めた。荒木がサイクル安打を達成。2年ぶり5度目を目指す29日の決勝で、木更津総合と顔を合わせる。
浦和学院は両チーム計31安打の乱打戦を制した。二回に諏訪、薹、津田の3連続適時打で3−1と逆転。六回には荒木のサイクル安打となる2点三塁打など打者9人で猛攻の5点を挙げ突き放した。9−2の七回に5点を返されたが、逃げ切った。
★荒木サイクル安打大暴れ
強打支える7番打者
ソロ本塁打を含む4安打3打点と大暴れした7番荒木がサイクル安打を達成。報道陣の問い掛けで快挙に気付き、「調子自体いつも通り。1打席目のバスターでタイミングが合った」と打撃の感触を振り返った。
もともと長距離打者ではなく、広角に打ち分ける器用さが持ち味。二回無死一塁から逆方向に突く右前安打で逆転につなげると、三回には内角高めの直球を左翼席へたたき込んだ。「うまく風に乗ってくれた。点につながってよかった」と、練習試合を含めて初の本塁打を喜んだ。
五回に右中間へ二塁打を放つと、打者9人の猛攻で5点を奪った六回には2死二、三塁から再び中堅手の頭上を越すクリーンヒット。「打球を見失ってしまった」と止まりかけたが、余裕をもって三塁に到達した。
周囲も活躍ぶりを高く評価。「右に大きい当たりが打てる。下位であれだけ打てれば打線が爆発する」と中村コーチ。主将の津田も「信頼できるバッター。きょうの試合で一皮むけたはず」と仲間をたたえた。
ベンチ入りした夏は川口に敗れた3回戦で代打出場。投ゴロに倒された悔しさもあり、「ケアが足りなかった」と夏休みに右肩を痛めたが、復帰後はスタメンに定着。強力打線を下支えする背番号7は「しっかりチームに貢献したい」と決勝へ気持ちを引き締めた。
★打線つながり投手陣救う
くすぶっていた打線が闘志の炎を燃やした。
両チーム合わせて31安打の乱打戦を制した浦和学院が3連覇を達成した2012年以来、2年ぶりの決勝に進出。森監督は「やっと打線がつながり、風にも助けられた」と野手陣の奮闘に賛辞を惜しまなかった。
過密日程で互いに投手陣の消耗が目立つ中、打線が序盤から勝負強さを発揮した。0−1の二回2死一、二塁から諏訪、薹、津田の3連続適時打で3点を奪い逆転すると、2点リードの六回にも幸喜、荒木の2点適時、西野の適時打で5点を追加。甘い球を見逃さず、計14安打10得点と攻め立てた。
9−2と大量リードで迎えた七回。コールド勝ちを目前に併殺崩れで1点を返されると、3連投で疲労の色濃いエース江口が打者11人に7安打を浴びて5失点。終わってみれば10−8と、好機で着実に加点した打線の援護で投手陣を救った。
29日の決勝で地元千葉の第1代表・木更津総合と激突。指揮官は「全ての投手をつぎ込むしかない。総力戦でぶつかりたい」と関東の頂へ視線を上げた。
2014年10月29日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2014-10-29 08:08:00
No.30239
浦学、乱打戦制し決勝へ!荒木サイクル安打記録
秋季関東大会は千葉県野球場で準決勝が行われ、浦和学院(埼玉1位)と木更津総合(千葉1位)が勝ち決勝に進出した。浦和学院は荒木裕也左翼手(2年)がサイクル安打を記録。10得点で乱打戦を制した。木更津総合はエースの鈴木健矢(2年)が6安打3失点も完投勝利。粘る常総学院(茨城1位)を振り切った。
三塁打が出ればサイクルだ。6回1死一、二塁の第4打席。スタンドが期待する中、7番・荒木は打席に入った。3回には高校初アーチを左翼席へ放っている。振れているバットマンは重圧を感じることなく、中越えへ2点適時三塁打。あっさりと大記録を達成した。
試合後、ロッカーから出てきた荒木は事の重大さに気づいていなかったようだ。サイクル安打については「えっ、そうなんですか? いま知りました」と報道陣の質問で気がついた。夢中でプレーしていたからこそ、過度な力が入らずに偉業を達成できたのか。
今夏は背番号15でベンチ入りしたが、地方大会の出場は代打での1打席のみ。新チームでも守備練習中に右肩を痛めてしまい、本来の自分の打撃には遠いという。非凡なセンスを持ちながら下位打線に座るが、この日は5打数4安打3打点の大暴れ。14安打10得点という快勝劇の主役に躍り出た。「上位は打てる打者がそろっている。自分はつなげて点に絡んでいきたい」。すでに出場が決定的なセンバツに向け、勢いをつけた。
2014年10月29日 スポーツ報知掲載
Re: 野球部 情報
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2014-10-29 08:14:00
No.30240
浦和学院・荒木、サイクル安打を達成!/秋季関東大会
秋季関東大会は28日、準決勝2試合を行い、浦和学院(埼玉)と木更津総合(千葉)が決勝に進出した。29日の決勝で、浦和学院は秋季関東大会では2年ぶり5度目、木更津総合は初優勝を狙う。
高崎健康福祉大高崎(群馬)に10−8で辛勝。両校合わせて31安打の乱打戦を制した。三回の第2打席で高校初本塁打を放った荒木(2年)はサイクル安打を達成。試合後まで快挙に気づいていなかったが、「第1打席(の右前打)でタイミングが合ったので、その後は思いっきり振れました」と満面の笑みを浮かべた。
2014年10月29日 サンケイスポーツ掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2014-10-29 09:02:00
No.30241
浦学 打撃戦制し決勝へ
第67回秋季関東地区高校野球大会は28日、千葉市の千葉県野球場で準決勝が行われた。県大会優勝の浦和学院は健大高崎を10−8で破って決勝進出を決め、甲子園球場で行われる選抜大会出場をほぼ確実にした。もう1試合は、木更津総合が常総学院を4−3で下した。決勝は29日午前10時から同球場で行われる。
浦和学院は毎回の14安打で10点を奪い、打撃戦を制した。
1点を追う二回、3連続適時打で3−1と逆転。六回には、荒木の三塁打など4安打を集中して5点を加え、突き放した。
投手陣は3人の継投で相手の反撃を振り切った。今大会2完封の主戦江口が七回に五失点し、九回にも3連打で1点を返されたが、粘り強く後続を断った。
浦和学院・津田翔希主将
「ここまで打てていなかったので、野手が打って投手には楽に投げさせてあげたかった。先制されたが、すぐに逆転出来たのが良かった」
★荒木がサイクル安打
浦和学院の荒木裕也選手がサイクル安打の大活躍で、チームの決勝進出に大きく貢献した。
二回の1打席目は、バントの構えから一転してバットを振り、右前に運んだ。準々決勝まで調子は今ひとつだったが、走者を置いた状況での一打で「タイミングをつかんだ」という。
走者なしの2打席目は、内角高めの直球を強振。左翼席に飛び込むソロ本塁打で、勢いに乗った。3打席目は右中間へ二塁打、4打席目は中越え三塁打と立て続けに長打を放った。
公式戦では自身初というサイクル安打に「気がつかなかった。上位打線が当たっているので、下位からつなぐ打撃を意識している」。謙虚な7番打者が、決勝でも大暴れしそうだ。
2014年10月29日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2014-10-29 09:06:00
No.30242
浦学が決勝進出 秋季関東地区高校野球
第67回秋季関東地区高校野球大会の準決勝2試合が28日、千葉市の県野球場であり、浦和学院(埼玉1位)は健大高崎(群馬1位)を10−8で下して決勝進出を決め、春の選抜大会出場をほぼ確実にした。29日午前10時から県野球場で行われる決勝では木更津総合(千葉1位)と対戦し、2年ぶり5度目の優勝を目指す。
浦和学院は一回に先制点を許したが、二回に諏訪賢吉選手(一年)の適時打などで3点を奪って逆転。三回には荒木裕也選手(二年)の本塁打で1点、六回には打者一巡の猛攻で5点を加えて突き放した。
続く七回に5点を奪われ2点差まで詰め寄られたが、エースの左腕・江口奨理投手(二年)が我慢のピッチングを続け、逃げ切った。
◆サイクル安打にビックリ
浦和学院の7番打者・荒木裕也選手が自身初となるサイクル安打を達成した。
この日は午前六時半から打撃練習をしていた。二回の1打席目で、まずは右前に安打。「いつもの調子だと思ったんですが、1打席目でタイミング良く振れた」。三回に高めの直球を本塁打にすると、五回に右中間へ二塁打。六回には中越えの適時三塁打を放ち、4打席であっさりと偉業を成し遂げた。
試合後、取材陣に問われると「サイクルとは気付きませんでした」と驚いた様子。本塁打も公式戦では初めてだった。
津田翔希主将(二年)は「(荒木選手は)長打を打つ選手ではないんですが、この試合で一皮むけた」とたたえていた。
2014年10月29日 東京新聞埼玉版掲載
浦学 決勝へ 健大高崎に打ち勝つ
第67回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催)の準決勝が28日、千葉県野球場であり、浦和学院(埼玉1位)が10―8で健大高崎(群馬1位)を破り、選抜大会への出場を濃厚にした。
29日午前10時から同球場で木更津総合(千葉1位)と戦い、2年ぶりの優勝を目指す。
◇浦和学院・荒木裕也選手 感覚つかみサイクル安打
6回裏。浦和学院の荒木裕也選手(2年)が振り抜いた打球は、センター越えの2点適時三塁打に。この打席でサイクル安打を達成したことを試合後に知らされると、「打撃戦になると思っていた。打って試合をつくることができて良かった」と笑顔を見せた。
外野手として信頼が厚いが、本来は長打が自慢の選手ではない。今大会は準々決勝までの2戦で計1安打とふるわなかった。だが、2回裏無死一塁の1打席目で、直球を正確に当てて右前安打とし、逆転につなげたことで、見失いかけていたタイミングをつかんだ。「思い切りよくいけた」
これで一気に波に乗った。3回にはフルカウントからの6球目、またもや直球にうまく合わせて左翼席へ。高校に入って初めての本塁打だった。5回にも二塁打を重ねた。
この夏に右肩を痛め、秋の県大会まではスタメンに入れない時期もあった。「明日の決勝戦も攻撃で投手を助けたい」という言葉に、悔しさを乗り越えた自信をにじませた。
2014年10月29日 朝日新聞埼玉版掲載
浦学、打撃戦制す 荒木選手、サイクル安打 きょう決勝 /
第67回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は28日、千葉市の千葉県野球場で準決勝2試合があった。浦和学院(県1位)は健大高崎(群馬1位)を打撃戦の末、10−8で破って決勝進出を果たした。浦和学院の荒木裕也選手(2年)がサイクル安打を達成した。29日は午前10時から同野球場で2年ぶり5回目の優勝をかけ木更津総合(千葉1位)と対戦する。
浦和学院は二回、諏訪、臺、津田の3連続適時打で逆転。六回は荒木、西野の長短打など打者9人の猛攻で引き離した。健大高崎は浦学を上回る17安打を放ち、終盤に2点差まで詰め寄ったが、後続が断たれた。
★野手に助けられた
六回までに荒木のサイクル安打などで大量7点をリードし、五回途中からは主戦・江口奨理投手(2年)が登板。逃げ切りを図ったが、夏の甲子園8強・健大高崎の反撃に遭い、九回は長打で同点の場面まで追い込まれた。2試合連続完封の疲れで、投球ペースが乱れた江口投手は「野手に助けられた」。決勝に向け、森士監督は「4連戦はチームとして初めてだが、なんとしても勝ちたい」と気を引き締めた。
★夢の大舞台、底力引き出す 浦和学院・荒木裕也左翼手(2年)
「うまく風に乗ってくれた」。三回裏1死で、内角高めの直球をフルスイングすると打球は左翼手の頭上を越えた。高校入学後初の本塁打に心が震えた。五回に二塁打、六回に2点適時三塁打を放ち、5打席4安打を記録。周囲に指摘されるまでサイクル達成に気づかなかった。
主戦・江口奨理投手(2年)が先発を外れた準決勝は打撃戦が予想された。「前の試合までは江口に助けられた。今度は打線でカバーする」。そんな思いで打席に立った。本来は広角にうまく打ち分ける「器用な選手」(津田翔希主将)。関東大会という夢の大舞台が底力を引き出した。
念願の優勝まであと一つ。貪欲に次の塁を狙う気持ちは一層強まった。「次もチームに貢献できるよう、自分から流れをつくりたい」
監督、主将の話
★総力戦で臨む 浦和学院・森士監督
両者攻め合う打撃戦だった。風も味方し、運よく勝てた格好だ。江口投手は2試合完投で疲れがみられたが、野手に助けられた。休みなしの4連戦は体力的にも厳しいが、総力戦で臨む。
★江口投手に恩返し 浦和学院・津田翔希主将
七回に5失点するなど点を取られたが、何とか打線でカバーし勝つことができた。1回戦、準々決勝とも江口投手に助けられたので恩返しできたと思う。次は決勝。100%全力で戦いたい
2014年10月29日 毎日新聞埼玉版掲載
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きょう木更津総合戦
高校野球の第67回秋季関東大会第4日は28日、千葉県野球場で準決勝2試合を行い、埼玉大会王者の浦和学院が健大高崎(群馬1位)に10−8で競り勝ち、2年ぶりの決勝進出を決めた。この試合で浦和学院の7番荒木が二回に右前へ単打、三回に左超えソロ本塁打、五回に右中間へ二塁打、六回に中越えの2点三塁打を放ち、サイクル安打を達成した。
浦和学院はこれまでエース左腕江口の好投に助けられてきた野手陣が奮起。両チーム計31安打が飛び出した乱打戦で、相手より効率よく加点した打線が消耗の激しい左腕を救った。二回2死一、二塁から諏訪、薹、津田の三連続適時打で3点を先制すると、六回には幸喜、荒木がそれぞれ2点適時打、西野も左前安打を放って突き放した。
投手陣は先発の小倉から右腕桑原、エース左腕江口と継投。五回途中からマウンドに上がった江口は1回戦、準々決勝に次ぐ3連投で疲労の色が濃く、七回には打者11人から7安打を浴びるなど計6失点と精彩を欠いたが、九回まで粘り強く投げ切った。
最終日は29日、千葉県野球場で決勝を行い、2年ぶり5度目の優勝を狙う浦和学院と木更津総合(千葉1位)が顔を合わせる(10時)
2014年10月29日 埼玉新聞1面掲載
浦学きょう木更津総合戦
第4日は準決勝が行われ、浦和学院は高崎健康福祉大高崎を10−8で下し、2年ぶりの決勝に駒を進めた。荒木がサイクル安打を達成。2年ぶり5度目を目指す29日の決勝で、木更津総合と顔を合わせる。
浦和学院は両チーム計31安打の乱打戦を制した。二回に諏訪、薹、津田の3連続適時打で3−1と逆転。六回には荒木のサイクル安打となる2点三塁打など打者9人で猛攻の5点を挙げ突き放した。9−2の七回に5点を返されたが、逃げ切った。
★荒木サイクル安打大暴れ
強打支える7番打者
ソロ本塁打を含む4安打3打点と大暴れした7番荒木がサイクル安打を達成。報道陣の問い掛けで快挙に気付き、「調子自体いつも通り。1打席目のバスターでタイミングが合った」と打撃の感触を振り返った。
もともと長距離打者ではなく、広角に打ち分ける器用さが持ち味。二回無死一塁から逆方向に突く右前安打で逆転につなげると、三回には内角高めの直球を左翼席へたたき込んだ。「うまく風に乗ってくれた。点につながってよかった」と、練習試合を含めて初の本塁打を喜んだ。
五回に右中間へ二塁打を放つと、打者9人の猛攻で5点を奪った六回には2死二、三塁から再び中堅手の頭上を越すクリーンヒット。「打球を見失ってしまった」と止まりかけたが、余裕をもって三塁に到達した。
周囲も活躍ぶりを高く評価。「右に大きい当たりが打てる。下位であれだけ打てれば打線が爆発する」と中村コーチ。主将の津田も「信頼できるバッター。きょうの試合で一皮むけたはず」と仲間をたたえた。
ベンチ入りした夏は川口に敗れた3回戦で代打出場。投ゴロに倒された悔しさもあり、「ケアが足りなかった」と夏休みに右肩を痛めたが、復帰後はスタメンに定着。強力打線を下支えする背番号7は「しっかりチームに貢献したい」と決勝へ気持ちを引き締めた。
★打線つながり投手陣救う
くすぶっていた打線が闘志の炎を燃やした。
両チーム合わせて31安打の乱打戦を制した浦和学院が3連覇を達成した2012年以来、2年ぶりの決勝に進出。森監督は「やっと打線がつながり、風にも助けられた」と野手陣の奮闘に賛辞を惜しまなかった。
過密日程で互いに投手陣の消耗が目立つ中、打線が序盤から勝負強さを発揮した。0−1の二回2死一、二塁から諏訪、薹、津田の3連続適時打で3点を奪い逆転すると、2点リードの六回にも幸喜、荒木の2点適時、西野の適時打で5点を追加。甘い球を見逃さず、計14安打10得点と攻め立てた。
9−2と大量リードで迎えた七回。コールド勝ちを目前に併殺崩れで1点を返されると、3連投で疲労の色濃いエース江口が打者11人に7安打を浴びて5失点。終わってみれば10−8と、好機で着実に加点した打線の援護で投手陣を救った。
29日の決勝で地元千葉の第1代表・木更津総合と激突。指揮官は「全ての投手をつぎ込むしかない。総力戦でぶつかりたい」と関東の頂へ視線を上げた。
2014年10月29日 埼玉新聞掲載