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野球部情報
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2014-10-30 07:47:00
No.30278
浦和学院が2年ぶり5度目のV 秋季関東高校野球
第67回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催)は29日、千葉県野球場で決勝があり、浦和学院(埼玉1位)が10―1で木更津総合(千葉1位)を破り、2年ぶり5度目の優勝を決めた。浦和学院は選抜大会への出場をほぼ確実にし、11月14日から開かれる明治神宮野球大会に関東地区代表として出場する。
★投手がっちり 春に手応え 先制打の山崎滉太選手、完投の小倉匡祐投手
両チーム無得点で迎えた3回1死満塁の場面。打席に立った浦和学院の4番・山崎滉太(こうた)選手(2年)に狙い球はなかった。「犠牲フライでもいい。1点とりたい」。内角寄りの直球を鋭く振り抜くと、打球は左翼手の左を抜け、走者一掃の3点適時二塁打に。勢いづいた打線はこの回、一挙に6点を重ねた。
優勝候補の一角と目された夏の埼玉大会は無念の3回戦敗退だった。2年生ながら4番を任されたが、強豪・浦和学院の4番のプレッシャーは大きく、2試合で8打数無安打に終わった。「負けたのは自分のせい。3年生に申し訳ない」と責任を感じた。
準決勝の28日に風邪を引き、病院で点滴を打つなど体調は悪かった。だが、応援に駆けつけたスタンドの3年生の姿に奮起した。「試合で自分の役割を果たしたかった。夏の悔しさが少しは晴れた」。そういって笑みをこぼした。
投げては小倉匡祐(きょうすけ)投手(2年)が完投した。前日の準決勝でも先発したが、3回2失点で降板。「きっちり攻めきれなかった」と前日の反省を生かし、この日はキレのあるスライダーを低めに集めて三振の山を築いた。試合後、「1失点で抑えられたのは野手がしっかりと守ってくれたから」と控えめに話した。森士監督は「2番手、3番手の投手も決めていたが、予想外(の活躍)だった。ようやく頭角を現してくれて心強く思う」と、春の甲子園に向けて手応えをつかんだ様子だった。
2014年10月30日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:00:00
No.30279
浦和学院 2年ぶりV!2戦連続猛打10点、5年間で4度目V
秋季高校野球関東大会決勝が29日、千葉県の千葉県野球場で行われ、浦和学院(埼玉1位)が木更津総合(千葉1位)を10―1で下し、2年ぶり5度目の優勝を飾った。浦和学院は11月14日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出場する。
この5年で4度目の優勝を飾った浦和学院ナインは森士(おさむ)監督を3度胴上げすると、満面に笑みをこぼした。準決勝、決勝はともに10得点。指揮官は「どんなゲームでも集中力を切らさないでやってくれた」と目を細めた。
0―0の3回1死満塁から4番・山崎滉が走者一掃の左翼線適時二塁打。この回一挙6点の口火を切った。前夜に体調を崩して点滴を打ちながら結果を出した主砲は「良いところで打てて良かった」と笑顔。6回には諏訪が今大会チーム3本目となる右越え2ランを放つなど、自慢の強力打線が爆発した。
3年生全員が夏の大会後も一緒に練習するのが伝統で、昨年のセンバツ優勝投手、小島もシート打撃で胸を貸していたという。津田主将は「実戦形式で投げてくれた。3年生には感謝したい」とスタンドの先輩たちに来春への飛躍を約束した。
2014年10月30日 スポーツニッポン掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:03:00
No.30280
浦和学院、3年生の先輩に感謝のV
秋季関東大会最終日(29日、浦和学院10−1木更津総合、千葉県天台球場)浦和学院はこの5年で4度目の優勝となった。3年生全員が夏の大会後も一緒に練習するのが伝統で、昨年の選抜大会の優勝投手、小島もシート打撃で胸を貸していたという。津田主将は「実戦形式で投げてくれた。3年生には感謝したい」と、この日もスタンドから声援を送った先輩達に視線を向けた。
準決勝、決勝はともに10得点。選抜を制した時も強力打線を誇ったが、森監督は「甲子園に出るような投手を打つ力はまだない」と話す。「時間をかけて底上げしたい。まずは明治神宮大会。(関東に)枠を取ってこられるように頑張りたい」と意気込んだ。
2014年10月30日 サンケイスポーツ掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:06:00
No.30281
浦和学院、関東王者!小倉、10K完投に森監督「心強い」
関東大会は決勝が行われ、浦和学院(埼玉1位)が木更津総合(千葉1位)に大勝し、2年ぶり5度目の優勝。11月14日開幕の明治神宮大会出場を決めた。背番号11の左腕・小倉匡祐(2年)が10三振を奪い、3安打1失点で公式戦初完投。エース・江口奨理(2年)と左腕2本柱を擁し、出場が当確している来春センバツで、2年ぶりの日本一を目指す。
最後も三振で締めくくった。小倉が3者連続を含む10三振を奪い、1失点完投。2年ぶりに関東王者に返り咲いた。公式戦初完投を飾った背番号11は「今日は攻めるという気持ちだけをしっかり持って投げた。野手もしっかり守ってくれた」とチームメートに感謝した。
強力なW左腕が誕生した。本来は江口がエースだが、小倉が鋭いスライダーを武器に奪三振ショーを熱演。森士(おさむ)監督(50)も「江口に最後の1回を行かせようとしたが、小倉が良すぎてそのまま行っちゃった。ここに来て頭角を現してきて、本当に心強い」と賛辞を送った。
昨春センバツではエース・小島和哉(3年)を擁し初優勝。その先輩から前日の準決勝後、「勝って気が抜けるのが一番いけない」とゲキを受け、気を引き締めた。「これから江口1人では勝ち上がれないし、助ける投球がしたい」と小倉。左腕2枚看板で日本一を狙う。
2014年10月30日 スポーツ報知掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:14:00
No.30282
浦学V5!前エース小島に感謝の大勝
関東大会は決勝が行われ、浦和学院が大勝し、2年ぶり5度目の優勝を飾った。同校は全国10地区の代表が参加する明治神宮大会(11月14日開幕・神宮)に出場する。4強入りした木更津総合(千葉)、高崎健康福祉大高崎(群馬)、常総学院(茨城)とともに、来春センバツ出場も確実となっている。
浦和学院はこの5年で4度目の優勝。3年生全員が夏の大会後も一緒に練習するのが伝統で、昨年の選抜大会の優勝投手、小島もシート打撃で胸を貸していたという。津田主将は「実戦形式で投げてくれた。3年生には感謝したい」と話した。準決勝、決勝はともに10得点したが、森監督は「甲子園に出るような投手を打つ力はまだない。時間をかけて底上げしたい。まずは明治神宮大会。(関東に)枠を取ってこられるように頑張りたい」と意気込んだ。
2014年10月30日 デイリースポーツ掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:26:00
No.30283
強気で攻めて10奪三振 浦和学院2年・小倉匡祐(きょうすけ)投手
最後の打者も得意のスライダーで三振に仕留めると、マウンドで小さなガッツポーズを見せた。前日は早々に2失点し、途中降板。だが、決勝の大舞台では10奪三振の完投と、見違えるようなピッチングでチームを優勝に導いた。
「弱気になるな」。先輩から言われ続けてきた言葉を心に刻んでの再登板だった。先輩とは、昨年のセンバツ優勝投手で、今夏までのエースだった小島(おじま)和哉さん(三年)。夏の大会後、練習に付き合って「投手は弱気になってはいけない」と熱心にアドバイスしてくれた。
いまのチームのエースは江口奨理(しょうり)投手(二年)だ。今大会も1回戦、準々決勝と2試合連続で完封し、貫禄を見せつけた。江口投手の疲労も配慮し、二十八日の準決勝は、公式戦で初めてとなる先発の機会が巡ってきた。必死に投げたが、一、三回にそれぞれ一失点し、三回でマウンドを降りた。
それでも、決勝の大一番も先発で起用された。「準決勝は内角を攻めきれなかった」と反省し、この日は得意のスライダーを投げ込んだ。「弱気はいけない。迷ったら、スライダー」。強気で攻めると球は低めに決まった。
試合後、優勝に喜ぶナインのなかで「今まで結果を出せなかったが、自分を使ってくれたことに感謝です」と控えめの笑顔を見せた。
後輩の好投を見守った小島さんは「控えで悔しい気持ちがあっただろうが、よく走り込み、めげずにやってきた成果」とたたえ、森監督は「入学当初から期待していたが、いよいよ頭角を現してきた」と目を細めていた。
2014年10月30日 東京新聞埼玉板掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 08:54:00
No.30284
浦学圧勝、関東V センバツ確実
第67回秋季関東地区高校野球大会は29日、千葉市の千葉県野球場で決勝が行われ、県大会優勝の浦和学院が木更津総合(千葉1位)を10―1で破り、2年ぶり5度目の優勝を飾った。浦和学院は来春の選抜高校野球大会への出場を確実としたほか、11月14日開幕の明治神宮大会に関東代表として出場する。
★山崎滉が走者一掃打
浦和学院は三回、敵失などで走者をため、満塁から山崎滉の走者一掃の左翼線二塁打で先制。この回一挙6点を奪い、試合の主導権を握った。六回には諏訪が右翼席に飛び込む2点本塁打を放つなど、中盤以降も小刻みに加点し、10得点で相手を圧倒した。
先発小倉は四回に味方の失策で1点を失ったが、終始安定した投球で、3安打10奪三振で完投した。
浦和学院・森士監督「この夏、県大会で負けたその日から、涙を流しながらここまでこぎつけた。また基本から練習し、神宮大会では一つでも多く勝ちたい」
浦和学院・津田翔希主将(2年)「素直にうれしい。引退した3年生が練習を手伝ってくれたことに感謝している。神宮大会も自分たちの野球をし、優勝したい」
★攻めの投球で全国挑む 浦和学院 小倉匡祐投手
九回2死一塁、1ボール2ストライクから4球目。決め球のスライダーにバットが空を切ると、「ヨッシャー」と大きな雄叫びを上げた。関東大会優勝を決めたアウトは、この日10個目の三振だった。
前日の準決勝は、先発を任されながら三回2失点で降板。勝てば選抜出場がほぼ確実になる試合で、強気の内角を突く持ち味は鳴りを潜め、「ふがいない投球だった」と落ち込んだ。
準決勝の後、昨年の選抜大会優勝時のエース、小島和哉に声をかけられた。「ここまで来たら技術ではなく気持ちだ。思い切って腕を振れ」。自身と同じ左腕で、常に目標としてきた先輩からのアドバイスで、気持ちを切り替えることができた。
「絶対にやってやる」と臨んだ決勝では、闘志をむき出しにして、目いっぱい腕を振った。威力のある直球とスライダーで打者をねじ伏せてみせた。
来春の選抜大会へ視界は開けた。「次に向けて試合をつくる投球をしたい」と意気込む。甲子園でも、攻めの投球で全国の強打者に挑んでいく。
2014年10月30日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 09:10:00
No.30285
浦学 2年ぶりV
高校野球の第67回秋季関東大会最終日は29日、千葉県野球場で決勝が行われ、埼玉大会王者の浦和学院が10−1と木更津総合に快勝し、2年ぶり5度目の頂点に立った。浦和学院は来春に甲子園で開催される第87回選抜高校野球大会(来年3月21日から12日間)の出場を確実にした。
澄み切った青空の下、選手たちの胴上げで森監督が3度宙に舞った。
9安打10得点と無駄のない効率的な攻撃が光った。浦和学院は三回1死満塁から4番山崎滉の左超え3点二塁打で先制。荒木の犠飛、西野の適時打など、この回打者一巡の猛攻で計6点をもぎ取った。先発の左腕小倉も要所を締める気迫の投球で散発3安打、1失点完投と躍動した。
夏の3回戦で川口に敗れた7月15日。悔しさにまみれながら、すぐさま学校に戻って新チームが始動した。毎日早朝から夜遅くまで白球を追い続け、猛練習に裏打ちされた自信が、一戦ごとにたくましさを増す原動力となった。
栄光までの道のりも厳しい戦いの連続だった。関東出場権を懸けた県大会準決勝ではライバル花咲徳栄に3−1と逆転勝ち。迎えた関東大会はエース左腕江口が2試合連続の無四球完封で桐光学園(神奈川)、東海大甲府(山梨)と連破。準決勝では両チーム計31安打の乱打戦の末、健大高崎(群馬)を退けた。
浦和学院は11月14日に開幕する明治神宮大会に関東代表として2年ぶりに出場。16日の初戦で中国代表−東海大四(北海道代表)の勝者と対戦する(8時30分)。
2014年10月30日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 09:45:00
No.30286
浦学 隙逃さず9安打10点
木更津総合に10−1 2年ぶり5度目V
最終日は決勝を行い、埼玉県覇者の浦和学院が木更津総合(千葉1位)に10−1と大勝し、2年ぶり5度目の栄冠を獲得した。
浦和学院は三回、1死から敵失と薹のバント安打、津田の四球で満塁とすると、4番山崎滉の左超え3点二塁打で先制。荒木の犠飛、西野の適時打など打者一巡の猛攻で計6点をもぎ取った。五回には高橋の右前適時打、六回にも諏訪の2ラン、七回も西野の適時打で追加点を挙げた。先発の左腕小倉は要所を締める気迫の投球で散発3安打、1失点完投と好投した。
浦和学院は11月14日に開幕する明治神宮大会に関東代表として2年ぶりに出場。16日の初戦で中国代表−東海大四(北海道代表)の勝者と対戦する(8時30分)。
相手の隙を逃さず9安打10得点と効率的に攻め立てた浦和学院が木更津総合に大勝した。
浦和学院は三回、1死から敵失と薹のバント安打、津田の四球で満塁とすると、4番山崎滉の左超えに運ぶ3点二塁打で先制。続く幸喜の打球が敵失を誘い、荒木の犠飛、西野の適時打などで計6点をもぎ取った。五回には高橋の右前適時打、六回にも諏訪の右翼ポール際への2ランで加点した。
投げては先発の左腕小倉の要所を締める気迫の投球。散発3安打、1失点完投と躍動した。
★役割徹底 飛躍の秋
さなぎから羽化する蝶のように、雲ひとつない大空へと浦和学院ナインが羽ばたいた。
2年ぶりに関東の頂を踏みしめた森監督は「相手との駆け引きの中で、自分たちのスイングを貫くことができた。1人1人が大会の中で成長してくれた」と。選手たちの飛躍に目を細めた。
三回。1死から諏訪の放った一塁方向へのゴロが敵失を誘う
と、続く薹が「一塁手と投手の連係に隙がある」と一塁線にバント安打。持ち味を生かした技ありの一打でチャンスを広げた。
津田の四球で満塁とすると、4番山崎滉が「自分の役割はランナーをかえすこと」と左超えに走者一掃の3点二塁打。荒木の犠飛、西野の適時打など打者一巡の猛攻で6点を奪い、一気に勝利を引き寄せた。
百戦錬磨の森監督をして「記憶にない」と振り返る4日間で4試合を戦う超過密日程。1回戦、準々決勝と無四球完封の快投でチームに選抜大会の切符をもたらしたエース左腕江口をきょうこそ休ませるべく、投打で各自の役割を果たした。
「江口のために必死で投げた」。先発小倉は準決勝での反省を生かし、自らの強みを確かめるように鋭く腕を振った。
夏の敗戦後も後輩たちをサポートし続けた3年生の存在も大きかった。六回に右越え2ランで貴重な追加点を挙げた諏訪は「夏以降付きっ切りで見てくれた」と感謝。主将の津田も「3年生に恩返しできたことが1番嬉しい」と、かみしめるように話した。
「目の前の試合を全力で戦えた。今後に向けて楽しみ」と指揮官。初の明治神宮大会制覇に期待が膨らむ。
2014年10月30日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 10:08:00
No.30287
背中押されて気迫前面 小倉1失点完投
埼玉大会では出番のなかった左腕小倉が気迫あふれる投球で要所を締めて1失点完投。28日の準決勝に続く2度目の公式戦マウンドで「(準決勝は)内に攻められなかった。気持ちで投げた」と三回2失点に終わった前日の反省を生かした。
伸びのある直球で内角をえぐり、落差の大きい縦のスライダーで空振りを奪った。森監督からは「真ん中でいいから腕を振れ」と背中を押され、「自分はコントロールで抑える投手じゃない」と力強い腕振りで強みを前面に押し出した。
1回戦、準々決勝と連続完封の好投を見せた江口とは、エース候補として入学した左腕同士のライバルだが「ずっと頼りっぱなしで、今は江口がエース。助けられるようにならないと、この先も勝てない」と両輪としての活躍を誓った。
★山崎滉 口火切る一打 熱い激励に応えた4番
晴れ舞台で持ち味の勝負強さが光った山崎滉。三回1死満塁から「みんながつないでくれた。とにかく先制点が欲しかった。外野フライでもいいと思って振り抜いた」と内角直球を左超えに運ぶ走者一掃の3点二塁打で打線に火をつけた。
前日に体調を崩し、準決勝後は37度3分の微熱が出た。プレーに影響はなかったものの、昨晩は病院で点滴を受けた。試合前には森監督から「ぶっ倒れるなら、きょうの試合が終わってから」と熱い激励。指揮官の期待にバットで応えた。
4番を務める重責にも「自分の役割を果たすことだけ考えている」と気負いすぎることはない。身長182センチ、体重85キロと体格も十分で、さらなる打撃力の向上が楽しみな逸材。「全員で戦って神宮も優勝したい」と高みを見据えた。
★1年諏訪 公式戦初HR シンプルに振り抜く
1年生の1番諏訪が公式戦初となる2ランで貴重な追加点を挙げた。六回1死一塁から「(走者が投手小倉で)最低でも入れ替われと言われた。形がよくなかったけど、思ったより伸びた」と内角の直球を右翼ポール際に運んだ。
埼玉大会では打率2割5分と波に乗れなかったリードオフマンは「よくないからと考えるより、シンプルな方がいい」とバットを振り抜く事だけ考えた。「どの打席も簡単に終わらずに、自分が出塁したい」とチームへの貢献を誓った。
★狙い球仕留められた 浦和学院・西野捕手の話(三、七回に適時打)
1本目は真ん中のカーブ。狙った球をしっかり仕留められた。2本目はスライダーをうまくはじき返すことができた。
2014年10月30日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部情報
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2014-10-30 12:06:00
No.30288
浦学、2大会ぶりV 三回猛攻6得点、明治神宮大会へ
第67回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は29日、千葉市の千葉県野球場で決勝戦があり、浦和学院(県1位)が木更津総合(千葉1位)に10−1で快勝し、2大会ぶり5回目の優勝を果たした。浦和学院は11月14日から神宮球場で行われる第45回記念明治神宮野球大会に関東地区の代表として出場する。
浦和学院は三回、山崎の適時二塁打など打者一巡の猛攻で一挙に6得点。中盤にも諏訪の本塁打などで着実に加点した。木更津総合は四回に1点を返したが、相手の堅い守備に阻まれた。
★強打で流れ一気に
準決勝に続き、決勝でも浦和学院打線が強打を発揮。三回、山崎滉太選手(2年)の先制の適時二塁打で流れをつくると、敵失や西野真也選手(2年)の二塁打などで一気に6点を挙げ、五回には諏訪賢吉選手(1年)が公式戦初となる2点本塁打を放ち、試合を決定づけた。普段は寡黙な選手たちも試合後は喜びを爆発させ、森士監督を胴上げ。津田翔希主将(2年)は「新チームは不安だらけだった。いつも練習に付き添ってくれた3年生に恩返しできてよかった」と喜びを語った。
★自責点0、堂々の完投 浦和学院・小倉匡祐投手(2年)
連投で疲れの見えるエースに代わり、決勝の先発を任された。得意の縦のスライダーを織り交ぜ、10奪三振、被安打3、自責点0。堂々の完投勝利を飾った。
公式戦初登板となった準決勝では自責点2で途中降板。悔しさが募った。「思いをぶつけてこい」。いつも練習に付き添ってくれた小島和哉前主将(3年)の言葉を胸にマウンドに立った。
主戦・江口奨理投手(2年)とは1年生のころから「2人でチームを勝たせよう」と誓い、切磋琢磨してきたライバルだ。関東大会決勝という大舞台での好投に「地区、県大会ともずっと江口に頼りっぱなしだった。支えになれてうれしい」と達成感をにじませた。
控え投手として辛抱の時期が続いたが、これからが飛躍の時だ。次は神宮。「先頭打者に四球を出さず、いかにテンポよく投球リズムを作れるか」と、冷静に課題を見据えた。
浦和学院と木更津総合、両監督の話
★小倉の成長心強い 浦和学院・森士監督
感無量。今までエースの江口で試合を乗り切ってきたが、今回完投した小倉が頭角を現し、非常に心強く思っている。神宮は強豪ぞろい。本番までにもう一度基本に戻りチームを強化したい。
★課題を冬に修正 木更津総合・五島卓道監督
相手投手は良いピッチングで非常に狙いづらかった。ミスをなくし、追いかける展開でも焦らずに試合運びをすることが重要だ。今回の試合で課題が見えたので冬に修正していきたい。
2014年10月30日 毎日新聞埼玉版掲載
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第67回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催)は29日、千葉県野球場で決勝があり、浦和学院(埼玉1位)が10―1で木更津総合(千葉1位)を破り、2年ぶり5度目の優勝を決めた。浦和学院は選抜大会への出場をほぼ確実にし、11月14日から開かれる明治神宮野球大会に関東地区代表として出場する。
★投手がっちり 春に手応え 先制打の山崎滉太選手、完投の小倉匡祐投手
両チーム無得点で迎えた3回1死満塁の場面。打席に立った浦和学院の4番・山崎滉太(こうた)選手(2年)に狙い球はなかった。「犠牲フライでもいい。1点とりたい」。内角寄りの直球を鋭く振り抜くと、打球は左翼手の左を抜け、走者一掃の3点適時二塁打に。勢いづいた打線はこの回、一挙に6点を重ねた。
優勝候補の一角と目された夏の埼玉大会は無念の3回戦敗退だった。2年生ながら4番を任されたが、強豪・浦和学院の4番のプレッシャーは大きく、2試合で8打数無安打に終わった。「負けたのは自分のせい。3年生に申し訳ない」と責任を感じた。
準決勝の28日に風邪を引き、病院で点滴を打つなど体調は悪かった。だが、応援に駆けつけたスタンドの3年生の姿に奮起した。「試合で自分の役割を果たしたかった。夏の悔しさが少しは晴れた」。そういって笑みをこぼした。
投げては小倉匡祐(きょうすけ)投手(2年)が完投した。前日の準決勝でも先発したが、3回2失点で降板。「きっちり攻めきれなかった」と前日の反省を生かし、この日はキレのあるスライダーを低めに集めて三振の山を築いた。試合後、「1失点で抑えられたのは野手がしっかりと守ってくれたから」と控えめに話した。森士監督は「2番手、3番手の投手も決めていたが、予想外(の活躍)だった。ようやく頭角を現してくれて心強く思う」と、春の甲子園に向けて手応えをつかんだ様子だった。
2014年10月30日 朝日新聞埼玉版掲載