＜センバツ＞出場３２校、２３日夕に出そろう

３月２１日から１２日間（準々決勝翌日の休養日１日を含む）、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる第８７回選抜高校野球大会の出場３２校を決める選考委員会が２３日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われる。候補校は一般選考１２０、２１世紀枠９の計１２９校。昨秋の明治神宮大会で仙台育英（宮城）が優勝し、東北地区に与えられた「神宮大会枠」を含む一般選考２９校と２１世紀枠３校の計３２校は同日夕に出そろう。

選考委は午前９時から２１世紀枠候補校の推薦理由説明会を実施し、日本高校野球連盟の各地区理事らが各校の特色を紹介。同１０時半に選考委総会を開き、正副選考委員長の選出などを行う。

同１１時に２１世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会がスタート。外部有識者と主催者で組織する２１世紀枠特別選考委は３校を決める。地区別小委は「北海道・関東・東京」「東北・近畿」「東海・北信越・九州」「中国・四国」に分かれ、４７都道府県高野連推薦の１２０校に、２１世紀枠から漏れた６校を加え、戦力などを比較する。

午後３時に総会を再開し、２１世紀枠３校を発表。その後、一般選考の出場２９校と補欠校の選考経過が報告され、出場校が正式決定する。【武藤佳正】

【出場枠の内訳】
北海道１▽東北３（神宮大会枠を含む）▽関東・東京６（関東４、東京１に加え、両地区の比較で１）▽東海２▽北信越２▽近畿６▽中国・四国５（中国２、四国２に加え、両地区の比較で１）▽九州４▽２１世紀枠３

【選考委員】
奥島孝康、村上和弘、越智隆弘、高橋順二、水野秀則、菅野正昭、片岡成夫、吉川芳登、山下智茂、相馬卓司、山田勤、小川信幸、寺尾郁夫、原田冨士雄、佐藤治夫、杉中豊、柳俊之、東文博、磯部史雄、田中伸樹、土屋明生、野端啓夫、塩満温、松元泰、宮脇茂、柴原高雄、萩野友康、北村雅敏、井上明（元朝日新聞記者）、山口圭一、小橋英明、坂口雅久、内海利彦、井上直樹、矢野暢生、井尻陽久、坂本克己、尾形正己、宗像治、川口啓太、中村尚登、鬼嶋一司、藤田健史、前田正治、谷田部和彦、川原崎哲也、植山勝秀、広瀬雅樹、小嶋仁章、尾形徳昭、池端修、竹本宏彰、佐竹真一、井上明（京都府高校野球連盟理事長）、河原丈久、出原正人、野口敦弘

【２１世紀枠特別選考委員】
奥島孝康、河野俊史、村上和弘、越智隆弘、高橋順二、西岡宏堂、小菅洋人、井上康雄、渋谷卓司、松本泉、佐山和夫、浅井愼平、あさのあつこ、ヨーコ・ゼッターランド（敬称略、順不同）

2015年1月22日　毎日新聞掲載