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野球部情報
管理人 / 2015-01-24 12:17:00 No.30801
センバツ決定 特別号外
浦和学院に春 はばたく僕らの翼 2年ぶり10回目

★13年の栄光再び

第87回選抜高野球大会(毎日新聞社・日本高野連主催、朝日新聞社後援、特別協力・阪神甲子園球場)の選考委員会が23日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、「関東・東京」地区代表として浦和学院(さいたま市)が選ばれた。浦和学院のセンバツ出場は2年ぶり10回目。甲子園出場は春夏合わせて21回目となり、県内最多。2013年の記念選抜大会では初優勝を飾っている。大会は3月13日に組合せ抽選会が行われ、同21日には兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

★切れ目ない強打戦

一昨年のセンバツで初優勝しながら、昨年は春夏とも甲子園出場を逃した。しかし昨秋の関東大会決勝では千葉代表の木更津総合を10−1の大差で降して2年ぶり5回目の優勝を果たし、勢いを取り戻した。津田翔希主将(2年)は「先行きに不安を抱えたチームだったが、(関東の頂点に立てて)本当にうれしい」と喜びをにじませた。

試合を重ねるたびに力をつけてきた新チームは強力打線が魅力。3番・津田主将、4番・山崎滉太選手(同)を中心に組み立てる。関東大会準決勝でサイクル安打を達成した荒木裕也選手(同)は下位打者ながらも、公式戦の打率は4割を超える。どの打順からも得点を狙える強力打線が特徴だ。

投手陣も厚みを増している。エース・江口奨理投手(同)は最速130キロ前後の直球に加えてカーブやチェンジアップを織り交ぜ、打たせて取る投球が持ち味。関東大会決勝では連投で疲弊した江口投手に代わり左腕・小倉匡祐投手(同)が10奪三振の初完投と活躍した。

守備は捕手・西野真也捕手(同)をはじめ二塁手・薹浩卓選手(同)、遊撃手・津田主将らの安定した布陣で投手をカバーする。

あの栄光を再び…、捲土重来を期した1年を経て、2年ぶり2度目の全国制覇を狙う。

★春夏甲子園出場 県内最多の21回

浦和学院高校野球部は学校設立と同じ1978年に創立され、これまで甲子園出場は春夏合わせて計21回と県内最多を誇る。

甲子園に初出場したのは86年夏、2年生スラッガー鈴木健選手(元・東京ヤクルトスワローズ内野手)と2年生エース谷口英功投手(現上部大監督)を擁し、ベスト4入りの快挙を成し遂げた。だが、翌年は2回戦で敗退。以後、しばらく甲子園出場が途絶えた。

現在の森士監督が91年に就任すると、再び甲子園への道が開けた。92年には初めて春のセンバツに出場し、ベスト4入り。94年には久々の夏の甲子園出場も果たした。12年の夏の大会で26年ぶりに16強入りを果たし、「強豪校」として認知されるようになった。

「浦学」の名をとどろかせたのは13年のセンバツ。エースで左腕の小島和哉投手(当時2年)が5試合に先発して、計42回を投げ、わずか3失点と大活躍。決勝で安楽智大投手(同2年)を擁する済美(愛媛)を17−1の大差で降し、念願の初優勝を飾った。

だが昨年は春のセンバツ出場を逃し、夏の県大会もまさかの3回戦敗退。甲子園出場はかなわなかった。

「復活」を期した新チームは昨年の秋季関東大会で2年ぶり5回目の優勝を勝ち取る好発進。今年のセンバツは強豪の“底力”が問われる大会となりそうだ。

毎日新聞 号外

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