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野球部 情報
管理人 / 2015-01-29 10:32:00 No.30827
小島和哉 3年

甲子園V腕は進学で意外なほど苦戦する
浦学から早大へ…“ジンクス”とも闘う小島
「大舞台での優勝経験は生きる」と分析も

甲子園で活躍した高校3年生の新生活が始まる。一昨年のセンバツを制した埼玉・浦和学院高の小島和哉投手は来月7日、早大の安部寮に入寮する。「大学でも日本一」を目標に掲げ、2011年夏の甲子園優勝投手で新4年生の吉永健太朗投手(東京・日大三高)らとチームメートになる。

★投手だけでなく

野球界はかつて甲子園の優勝投手は大成しない−といわれていた。実情はどうか。最近10年間でプロに進んだのは8人。最近では12年に大阪桐蔭高で春夏連覇した阪神・藤浪晋太郎投手が活躍している。多くの野球関係者は「大舞台で優勝した経験は生きる」と分析する。

しかし、大学に進んだ投手で6月の全日本大学野球選手権大会で日本一の栄冠を味わったのは最近だと12年の早大・吉永ぐらい。10年に沖縄・興南高のエースとして甲子園で春夏連覇した中大・島袋洋奨投手(ソフトバンクD5位)は昨年の東都リーグで、1勝3敗と散々な結果だった。

投手だけでなく、野手も頂点に立てない。昨秋の東京六大学で立大は14年ぶりの優勝まで「あと1勝」に迫ったが、3位に終わった。島袋と興南高のチームメートだった我如古盛次、大城滉二両内野手が主力にいるが、大城は「同じ相手とシーズンに2試合以上、3年間では12試合以上対戦する。甲子園のような1試合だけとは違い、徹底的に分析されている」と高校時代との違いを強調する。

さらに、「勝って勢いがつくのがトーナメントの甲子園。リーグ戦は難しい。1回戦に勝っても2回戦に負け、3回戦も…。簡単ではない」と加えた。来月、大学の真っ新なユニホームを着る浦和学院高の小島。一発勝負とは異なる大学での戦いで、どの様なピッチングを披露するのか。大成する姿を見たい。

2015年1月29日 サンケイスポーツ掲載

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