＜センバツ’１５・栄光を再び　浦和学院＞
浦和学院ナイン、最終調整に汗　きょう第３試合、平安戦へ闘志

第８７回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）は２３日の第３試合で初戦を迎える浦和学院が、昨年の優勝校・龍谷大平安（京都）と対戦する。ナインは２２日、兵庫県西宮市内の球場で最終調整に汗を流しし、強豪との激突に向けて闘志を燃やした。

ノック練習では、森士監督が「風を読め」などと甲子園球場を意識した指導でチームを鼓舞。選手たちは大きな声を出し、互いの士気を高め合った。

京都府与謝野町出身の小倉匡祐投手（３年）は「相手は出身地の学校だが、気負いはない。（相手校を応援する）地元の人たちにも自分が成長した姿を見せる」と力を込め、津田翔希主将（３年）は「（龍谷大平安の）エース・高橋奎二投手（３年）をいかに打ち崩せるかが勝負のキーポイント。しっかり（バットを）振っていきたい」と意気込んだ。

試合は同市の阪神甲子園球場で午後２時に開始予定。

2015年3月23日　毎日新聞埼玉版掲載

＜甲子園だより＞浦学「すべて出し切る」　きょう初戦、最終調整に汗

第８７回選抜高校野球大会に出場する浦和学院ナインは２２日、昨春の甲子園優勝校、龍谷大平安との初戦を前に、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園の野球場で最終調整。「すべてを出し切る」「きっちりと自分の役割をこなす」と闘志を燃やした。両校は大会第３日の２３日、第３試合で対戦する。

浦学ナインは２２日午後１時から２時間練習。バッティング練習やゲーム形式で汗を流し「集中して投げろ」「ちゃんと走れ」などと声を張り上げた。

昨秋の公式戦でチームトップの１６打点を挙げている主軸の山崎滉太選手（３年）は「役割を果たし、試合では走者をきちんとかえしたい」と意気込んでいた。　

2015年3月23日　東京新聞埼玉版掲載

注目の激突へ調整　きょう初戦

第８７回選抜高校野球大会に出場している浦和学院の選手らは２２日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で、翌日に迫った龍谷大平安（京都）との１回戦に向けて汗を流した。

春らしい陽気の中で、選手たちはリラックスした様子で、ランニングや守備練習など軽めのメニューをこなした。２３日午後２時開始予定の試合は、連覇を目指す伝統校と、一昨年の優勝校がぶつかる屈指の注目カードだ。

だが、津田翔希主将は「初戦で緊張すると思うが、楽しめるように、プレーでみせるキャプテンになりたい」。森士監督も「（冬場に）バットを振ってきた真価が問われるゲームになる。気負わず、集中して戦ってほしいと平常心を強調した。

2015年3月23日　朝日新聞埼玉版掲載