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野球部情報
管理人 /
2015-03-27 09:38:00
No.31245
立教大学 山根 佑太選手×?田 涼太選手(浦和学院出身)
【前編】「浦和学院は個人の結果に一喜一憂しない」
2013年の第85回選抜高等学校野球大会、二桁得点3試合、また5試合で3失点と抜群の安定感で優勝を決めた浦和学院。その選抜優勝までどんな過程があったのか。今回は当時、主将を務めた山根 佑太選手、?田 涼太選手にお話を伺った。
★浦和学院は時間管理、報連相を徹底していたチームだった
まず2人に浦和学院に飛び込んだときの感想を伺ってみた。
?田 涼太(以下「?田」) 最初は大変な部分もありました。練習の雰囲気の中で、周りの激だったり、「圧」を感じさせるものがありました。森先生も私生活の部分で、本当にダメなところをしっかりと指導してくれる方で、どうすればよいかというところから教えてくれました。当時は厳しいと感じましたが、今思えばよかったです。
山根 佑太(以下「山根」) 僕は広島出身なので、浦和学院がどんな学校なのかを知らなくて、最初飛び込んだときは、高校野球はどこもこんなものかなと思っていたのですが、実は日本でもかなり練習が厳しい高校だと後で分かりました(笑)。
寮生だった山根選手に、浦和学院の寮の環境について聞いてみた。浦和学院の場合は、ルームメイトは、先輩でも後輩でもなく、同級生となる。寮と思い浮かべると、どうしても、先輩と後輩の2人部屋とイメージしてしまうが、なぜ浦和学院は、同級生なのか?
山根 浦和学院は、先輩から率先して、何から何までやろうというのがスタイルです。先輩だから何もやらなくていいというのはうちにはありません。また寮の部屋は指導者の目が行き届かない。だから同学年だと思います。
野球界はどうしても後輩が先輩の世話役をするイメージがあるが、浦和学院はそうではない。まずは目上の者から率先して、グラウンド整備などの仕事を行っていくことで、浦和学院は人間形成を図っていったのだ。また社会人に欠かせない報告・連絡・相談の「報連相」。これは浦和学院も徹底して行っていたことだ。
山根 時間管理が一番徹底していましたね。例えば、整備をやるにも、10分で完了する。整備が始まったところで、ストップウォッチを押して、10分以内に完了させるように整備する。でも間に合わない場合は、コーチに『プラス何分追加してもよろしいでしょうか』と相談していました。なぁなぁにならないように時間管理するのが浦和学院でした。
先輩から率先して、雑用をやる。「報連相」もしっかりと行う。社会で通用することを、野球を通して育成するのが目的だった。
2015年3月27日 高校野球ドットコム掲載
Re: 野球部情報
管理人 /
2015-03-27 11:26:00
No.31246
浦和学院と大曲工、両監督に聞く 8強かけて対戦
第87回選抜高校野球大会で、浦和学院は大会第7日(27日)の第3試合で大曲工(秋田)と対戦する。森士(おさむ)監督(50)と大曲工の阿部大樹(ひろき)監督(44)に理想の試合展開や意気込みをそれぞれ聞いた。
――相手の印象は。
森 後半にかけて集中力が高まる粘り強いチーム。
阿部 全国の頂点に立ったこともある東の横綱だ。
――理想の試合展開は。
森 先行、中押し、ダメ押しの展開。
阿部 なんとか粘り、最少失点でついていきたい。
――相手と自分のチームのキーマンは。
森 相手のキーマンはコントロールが良い投手で4番の武田龍成選手と、打点をあげている佐々木駿一選手。自分たちのキーマンは全員。どこからでも得点できることを求めている。
阿部 エースの江口奨理投手は球のキレ、制球がよく隙がない。打線は諏訪賢吉選手を警戒している。自分たちは上位打線がしっかりバットを振れるかが鍵。
――チームの現状は。
森 一つ勝って、体力的、精神的に充実しつつあるところ。
阿部 初戦を終えて疲れていると思ったが、思ったよりは体が動いている。
――試合の意気込みを。
森 相手は勢いのあるチームだが、総合力で戦う。とにかく根気負けしないようにしたい。
阿部 一昨年の王者相手に、甲子園の大舞台で戦うことができるのは光栄。自信を持ってぶつかりたい。
2015年3月27日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
管理人 /
2015-03-27 12:04:00
No.31247
浦和学院と大曲工、きょう第3試合 両監督に聞く
第87回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の第7日第3試合(27日午後2時予定)で、一昨年の優勝校・浦和学院とセンバツ初出場の大曲工(秋田)が対戦する。浦和学院の森士、大曲工の阿部大樹両監督に、相手の印象や意気込みを聞いた。【遠藤大志、中村俊甫】
◇離されずくっついて 大曲工・阿部監督
◇根負けしないように 浦和学院・森監督
−相手チームの印象は
森監督 後半にかけて非常に集中力が高まっていく粘り強いチームだ。
阿部監督 全国の頂点に立つ東の横綱チーム。龍谷大平安との一戦も緊迫した中身のある試合だった。
−目指すゲーム展開は
森監督 先行でダメ押し。どんな展開になっても根負けしないように戦う。
阿部監督 離されずくっついていきたい。序盤で3点以上引き離されれば厳しい。ミスで失点をしなければ逆転もありうる。
−注意する選手は
森監督 エースで4番の武田龍成投手(3年)。非常にコントロールが良く、相手ペースで投げさせないように戦うことが重要。
阿部監督 トップバッターの諏訪賢吉選手(2年)は出塁率が高い。江口奨理投手(3年)はキレとコントロールが良く精度が高い。隙(すき)はない。
−チーム状況は
森監督 初戦に勝ち、終盤戦に向けて体力、精神ともに充実しつつある。
阿部監督 思ったより体が動いている。1回戦は大きな勝利で自信になった。次戦に向けて(気持ちを)切り替える。
2015年3月27日 毎日新聞埼玉版掲載
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【前編】「浦和学院は個人の結果に一喜一憂しない」
2013年の第85回選抜高等学校野球大会、二桁得点3試合、また5試合で3失点と抜群の安定感で優勝を決めた浦和学院。その選抜優勝までどんな過程があったのか。今回は当時、主将を務めた山根 佑太選手、?田 涼太選手にお話を伺った。
★浦和学院は時間管理、報連相を徹底していたチームだった
まず2人に浦和学院に飛び込んだときの感想を伺ってみた。
?田 涼太(以下「?田」) 最初は大変な部分もありました。練習の雰囲気の中で、周りの激だったり、「圧」を感じさせるものがありました。森先生も私生活の部分で、本当にダメなところをしっかりと指導してくれる方で、どうすればよいかというところから教えてくれました。当時は厳しいと感じましたが、今思えばよかったです。
山根 佑太(以下「山根」) 僕は広島出身なので、浦和学院がどんな学校なのかを知らなくて、最初飛び込んだときは、高校野球はどこもこんなものかなと思っていたのですが、実は日本でもかなり練習が厳しい高校だと後で分かりました(笑)。
寮生だった山根選手に、浦和学院の寮の環境について聞いてみた。浦和学院の場合は、ルームメイトは、先輩でも後輩でもなく、同級生となる。寮と思い浮かべると、どうしても、先輩と後輩の2人部屋とイメージしてしまうが、なぜ浦和学院は、同級生なのか?
山根 浦和学院は、先輩から率先して、何から何までやろうというのがスタイルです。先輩だから何もやらなくていいというのはうちにはありません。また寮の部屋は指導者の目が行き届かない。だから同学年だと思います。
野球界はどうしても後輩が先輩の世話役をするイメージがあるが、浦和学院はそうではない。まずは目上の者から率先して、グラウンド整備などの仕事を行っていくことで、浦和学院は人間形成を図っていったのだ。また社会人に欠かせない報告・連絡・相談の「報連相」。これは浦和学院も徹底して行っていたことだ。
山根 時間管理が一番徹底していましたね。例えば、整備をやるにも、10分で完了する。整備が始まったところで、ストップウォッチを押して、10分以内に完了させるように整備する。でも間に合わない場合は、コーチに『プラス何分追加してもよろしいでしょうか』と相談していました。なぁなぁにならないように時間管理するのが浦和学院でした。
先輩から率先して、雑用をやる。「報連相」もしっかりと行う。社会で通用することを、野球を通して育成するのが目的だった。
2015年3月27日 高校野球ドットコム掲載