全国高校野球選手権大会１００年、シンボルマーク決まる

全国高等学校野球選手権大会は、１９１５年に始まった全国中等学校優勝野球大会から数えて今年で１００年になります。この節目に、大会のシンボルマークを新たに作りました。

日本を代表するグラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインしました。ヘルメットをかぶって斜め上を見上げる球児をイメージし、優勝を目指す姿、打席でピッチャーの投げるボールに集中する姿を重ね合わせました。青色で若さを表現しています。

また、１００年記念事業の一つとして第１回大会に出場した１０校の復刻ユニホームを製作します。８月６日に阪神甲子園球場で行われる第９７回大会の開会式に、１０校の現役野球部員１人を招待し、復刻ユニホームを着て入場行進してもらいます。第１回大会では開会式が行われていませんので、この１０校が同時に入場行進するのは初めてになります。「高校野球１００年」の横断幕を持って行進します。

ユニホームを復刻するのは、秋田中（秋田高）、早稲田実（早稲田実高）、三重四中（宇治山田高）、京都二中（鳥羽高）、神戸二中（兵庫高）、和歌山中（桐蔭高）、広島中（広島国泰寺高）、鳥取中（鳥取西高）、高松中（高松高）、久留米商（久留米商高）です。

2015年4月23日　朝日新聞社　ネット配信