浦和学院・春日部東など８強入り　春季県高校野球

春季高校野球県大会（県高野連など主催、朝日新聞社後援）は２９日、県営大宮など３球場で３回戦８試合があり、８強が出そろった。

浦和学院は小倉匡祐投手（３年）が内角をつく投球で昌平打線を２安打完封。春日部東は六回２死満塁から渡部大夢選手（３年）の２点適時打で勝ち越し、久喜北陽の追撃をふりきった。川越東は十二回裏に３安打を集めてサヨナラ勝ち。朝霞は１点を追う十四回裏、連続安打で逆転のサヨナラ勝ちを収めた。

準々決勝は５月２日に県営大宮球場と上尾市民球場で行われる。

2015年4月30日　朝日新聞埼玉版掲載

【春季県大会】川越東８強　春日部東、朝霞も名乗り
　（２９日・県営大宮ほか）

第４日は３球場で３回戦８試合が行われ、浦和学院、春日部共栄、成徳大深谷、春日部東、花咲徳栄、聖望学園、朝霞、川越東がそれぞれ勝ち、８強入りした。

昨秋準優勝の川越東は延長十二回に吉沢の適時打で勝ち越し、市川越に１―０でサヨナラ勝ち。昨夏王者の春日部共栄も延長戦の末に浦和実を３―１で下した。

延長十四回に２点を奪った朝霞は慶応志木に逆転サヨナラ。成徳大深谷は正智深谷との北部対決を２―０で制した。花咲徳栄、聖望学園はそれぞれ快勝。３連覇を狙う選抜４強の浦和学院は昌平を４―０で退けた。

第５日は５月２日、準々決勝４試合を実施。県営大宮で浦和学院―春日部共栄、朝霞―川越東、上尾市民で成徳大深谷―春日部東、花咲徳栄―聖望学園のカードで争う。

2015年4月30日　埼玉新聞掲載