ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
野球部情報
管理人 / 2015-05-19 22:39:00 No.31957
【春季関東大会】県勢対決、浦学VS川越東 20日決勝

第67回春季関東高校野球大会第4日は19日、甲府市の山日YBS球場で準決勝2試合を行い、選抜大会4強で埼玉県大会覇者の浦和学院が東海大相模(神奈川1位)を4―0で下し、2年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。県大会準優勝で初出場の川越東は選抜大会8強の健大高崎(群馬2位)を5―1で破り、初の決勝に駒を進めた。

埼玉県勢同士が決勝で対戦するのは春日部共栄が聖望学園を下した1991年の第43回大会以来24年ぶり2度目。

浦和学院は息詰まるエース対決で数少ないチャンスをものにした。東海大相模の左腕小笠原に四回まで無安打と抑え込まれた打線は五回、幸喜の中前打と江口のバント安打でチャンスを広げ、2死二、三塁から薹の右中間を破る2点三塁打で先制。八回には津田、荒木の左越えソロ本塁打2発で突き放した。エース左腕江口は鋭い内角攻めと低めの変化球で空振りを量産し、7安打を浴びながら要所を締めて12奪三振完封した。

川越東は初の大舞台で伸び伸びと自分たちのスタイルを貫いた。1点を追う二回1死二塁から大南が左中間へ同点の二塁打。四回には2死一、二塁から福岡、吉沢がいずれも外角寄りの直球を左前に運ぶ連続適時打で2点を勝ち越し。五回にも藤野の右越え三塁打から札葉の適時内野安打と大南のセーフティースクイズで加点した。投げては磯川が5回、浅見、高橋がそれぞれ2回と継投し、二回以降を無失点で切り抜けた。

最終日は20日、山日YBS球場で浦和学院―川越東の決勝を実施する(10時)。

2015年5月20日 埼玉新聞

Re: 野球部情報
管理人 / 2015-05-20 00:02:00 No.31958
【春季関東大会】24年ぶり県勢決勝


第4日は準決勝2試合を行い、選抜大会4強で埼玉王者の浦和学院が東海大相模(神奈川1位)を4―0で下し、2年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。県大会準優勝で初出場の川越東は健大高崎(群馬2位)を5―1で破り、初の決勝に駒を進めた。

浦和学院はエース左腕江口が緩急巧みに相手打線を12奪三振完封。東海大相模のエース左腕小笠原に四回まで無安打と抑え込まれていた打線は五回2死二、三塁から薹の右中間を破る2点三塁打で先制すると、八回には津田、荒木のソロ本塁打2発でダメを押した。

川越東は1点を追う二回1死二塁から大南が左中間へ同点の二塁打。四回には福岡、吉沢の連続適時打で2点を勝ち越すと、五回にも札葉の適時打と大南のセーフティースクイズで突き放した。投げては磯川、浅見、高橋の継投で二回以降を無失点に抑えた。

最終日は20日、同球場で浦和学院―川越東の決勝を実施(10時)。埼玉県勢同士が決勝で対戦するのは1991年の聖望学園―春日部共栄以来24年ぶり2度目。

2015年5月20日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2015-05-20 00:07:00 No.31959
【浦和学院】エース対決制す 東海大相模を完封

少ないチャンスを得点につなげた浦和学院が東海大相模との息詰まるエース対決を制した。

浦和学院のエース左腕江口は鋭い内角攻めと低めの変化球で空振りを量産。7安打を浴びながら要所を締めて12奪三振完封した。東海大相模のエース左腕小笠原に四回まで無安打と抑え込まれた打線は五回、幸喜の中前打と江口のバント安打でチャンスをつくると、2死二、三塁から薹の右中間を破る2点三塁打で先制。八回には津田、荒木の左越えソロ本塁打2発で突き放した。

★均衡破り、魂の叫び

息詰まる投手戦の均衡を破ったのは、つなぐ打撃に徹してきた男の一振りだった。

浦和学院打線は最速149キロを記録した東海大相模のエース左腕小笠原に四回まで無安打。押し込まれたが、「狙い球を絞って迷わず振れ。いい投手は見ていたら打てない」と森監督が指示した積極的な打撃が五回に実を結んだ。

1死から8番幸喜がチーム初安打となる中前打で出塁し、続く江口が一塁線へバント。処理に入った小笠原が昨夜の雨で湿ったグラウンドに足を滑らせ、捕球寸前でまさかの転倒。天も味方したバント安打で好機を広げた。諏訪の一ゴロで2死二、三塁となって、県大会の打率5割7分9厘と好調の薹を迎えた。

約1年前の練習試合で小笠原から複数安打を放ち、「打てないイメージがなかった」と薹。カウント2ボールから「覚悟を決めて振り抜くしかない」と内角高めの直球を強振。鋭い打球が右中間を破り、雄たけびを上げた。

12奪三振完封と好投した江口を援護する貴重な一打。八回に左越えソロ本塁打で追加点を挙げた津田も「生きた球を打ったのは薹だけ」と絶賛。薹は「ここまで来たら迷いはない。今できる最大限のプレーをしたい」。投打がかみ合った快勝で勢いづく王者。2年ぶりの栄冠へ死角は見当たらない。

★江口、指揮官うなる12K

指揮官をうならせる圧巻の投球だった。エース左腕江口が東海大相模打線から12三振を奪って完封勝ち。「相手が好投手だったのでとにかくゼロで抑えたかった」と決勝に導いた。七回以降は二塁すら踏ませず、森監督も「終盤は今春の甲子園で活躍した江口を見ているよう」とうなずいた。

2―0の六回、相手の中軸に連打を浴び1死一、二塁とされると、「カウントを取りにいく直球が狙われ始め、捕手の西野と話し合って配球を変えた」と冷静に判断。5番磯網への初球にカットボールを投じ、併殺に打ち取り窮地を脱した。

抜群の安定感で得点を取られる気配すらない好内容。エースは「一球一球の精度はまだまだ」と満足しない。「テンポ良く打たせて取れれば」と川越東との県勢決勝へ意気込んだ。

★津田&荒木、アーチ競演

浦和学院打線が誇る右の強打者がアーチで競演した。八回、先頭の3番津田が初球の内角直球をジャストミート。「入らないと思ったので全力で走った。歓声が聞こえて打球を見たらレフトが見上げていた」と、自身も目を丸くする公式戦初の左越えソロ本塁打で追加点をたたき出した。

さらに2死から6番荒木が低めのチェンジアップを左越えに運んだ。「次の1点が大事な場面で津田の一発が出た。勢いに乗って自分のスイングができた」と、主将の意地をたたえていた。

2015年5月20日 埼玉新聞掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。