浦学・川越東、県勢同士の決勝へ　関東高校野球

第６７回春季関東地区高校野球大会（関東地区高野連主催、朝日新聞社など後援）は１９日、甲府市の山日ＹＢＳ球場で準決勝があり、浦和学院（埼玉１位）は東海大相模（神奈川１位）に４―０で、川越東（埼玉２位）は健大高崎（群馬２位）に５―１で勝った。２０日の決勝は、２年ぶり５度目の優勝を目指す浦和学院と、初出場の川越東の対戦となった。県勢同士の決勝は２４年ぶり。

2015年5月20日　朝日新聞埼玉版掲載

浦和学院　東海大相模下し２年ぶり決勝！エース江口12Ｋ完封

第６７回春季関東地区高校野球大会は１９日、山梨県の山日ＹＢＳ球場で準決勝が行われ、浦和学院（推薦）が２年ぶり５度目、川越東（埼玉２位）が初の決勝進出を決めた。浦和学院はエース左腕・江口奨理投手（３年）が東海大相模（神奈川１位）を相手に１２三振を奪い、完封勝利。東海大相模の今秋ドラフト１位候補・小笠原慎之介投手（３年）は完投したものの、４点を失った。

浦和学院はエース江口が完封し、東海大相模・小笠原との左腕対決を制した。「小笠原君からそんなに点を取れないと思っていた。結果的に０に抑えられてよかった」。７安打を許しながら要所を締め、１２奪三振。５回１死一塁、６回１死一、二塁のピンチでは、いずれもカットボールで併殺に仕留めて「直球を狙われていたけど、カットボールがうまく決まった」と振り返った。今大会は計２試合１６イニング連続無失点となった。

2015年5月20日　スポーツニッポン掲載

浦学と川越東が激突　きょう決勝、県勢対決に

第６７回春季関東地区高校野球大会は１９日、甲府市の山日ＹＢＳ球場で準決勝が行われ、県代表の浦和学院が東海大相模を４−０、川越東が高崎健康福祉大高崎を５−１で下した。県勢同士の決勝対決は平成３年以来２回目で、同球場で２０日午前１０時から行われる。

★江口、１２奪三振完封

浦和学院は、エース左腕の江口が１２奪三振完封の好投。打線も江口の奮闘に応え、五回２死二、三塁に、２番・薹が右中間を破る２点適時三塁打を放ち先制すると、八回には、３番・津田と６番・荒木がそれぞれ本塁打を放ち２点を奪い、東海大相模を突き放した。

2015年5月20日　産経新聞埼玉版掲載

浦学・川越東　県勢決勝

第６７回春季関東地区高校野球大会は１９日、甲府市の山日ＹＢＳ球場で準決勝が行われた。浦和学院は４−０で東海大相模（神奈川１位）を下し、川越東は５−１で健大高崎（群馬２位）に快勝した。２０日に同球場で行われる決勝は県勢同士の対戦となった。

★江口１２奪三振で完封

浦和学院は相手エースの小笠原に四回まで無安打に抑えられていたが、五回１死から幸喜がチーム初安打で出塁すると、続く江口も内野安打で出塁。２死となったが、薹が右中間に三塁打を放ち、２人が生還し、先制した。八回には津田と荒木が本塁打を放って２点を加え、東海大相模を突き放した。

先発した江口は、７安打を打たれながらも要所を締め、１２奪三振で完封した。

2015年5月20日　読売新聞埼玉版掲載


浦学、川越東できょう決勝　春季関東高校野球

第６７回春季関東地区高校野球大会の準決勝２試合は１９日、甲府市の山日ＹＢＳ球場で行われた。浦和学院（埼玉１位、推薦）は東海大相模（神奈川１位）を４−０で、川越東（埼玉２位）は健大高崎（群馬２位）を５−１で下して決勝進出を決めた。埼玉県勢同士の決勝は２４年ぶり。試合は２０日午前１０時から同球場で行われ、浦和学院は２年ぶり５度目、川越東は初優勝を目指す。

浦和学院は四回まで無安打に抑えられたが、五回に幸喜勇諮（ゆうし）選手（２年）と江口奨理（しょうり）投手（３年）が出塁すると、薹浩卓（だいこうた）選手（同）が右中間に適時三塁打を放ち２点を先制。八回には主将の津田翔希選手（同）と荒木裕也選手（同）がそれぞれ左越え本塁打を放ち、２点を加えた。エース左腕の江口投手は７安打を許したものの、１２奪三振で完封した。

◆監督・主将談話

浦和学院・森士（おさむ）監督　「狙い球を絞って迷わず振れ」と選手には言ってきた。見応えのある良い試合ができた。

同・津田翔希主将　相手の球威が落ちてきた後半は直球をずっと狙っていた。本塁打で貢献できて良かった。

川越東・渡辺努監督　出来過ぎの部分もあった。対戦数を増やして、夏に向けて経験値を上げていきたい。

同・大南和優主将　１点を争う展開になると思っていた。決勝でも今日のようにベストを出し打ち勝ちたい。

2015年5月20日　東京新聞埼玉版掲載