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小島和哉 情報
管理人 /
2015-06-12 09:26:00
No.32241
小島和哉 35期 現:早稲田大
4番・丸子が決勝打!激闘を制し、ベスト4進出
全日本大学選手権も折り返し地点を過ぎ、準々決勝が行われた。前日、打線が爆発し圧勝した早大が対峙(たいじ)したのは、東都大学連盟を制した専大。64回目を数えるこの大会において、準々決勝で東京六大学連盟代表校と東都大学連盟代表校が対戦するのは初の出来事だ。東京を代表する強豪リーグ覇者としての意地のぶつかり合いは、両軍どちらも引かない死闘となる。早大は2点を先行するも中盤に追いつかれ、その後は同点のまま緊迫した展開が続く。双方あと一本が出ず苦しい中、迎えた8回。4番・丸子達也(スポ4=広島・広陵)が2点適時三塁打を放つと、これが決勝点に。粘り強く接戦をものにし、準決勝進出を決めた。
カクテル光線に包まれる球場に、快音が響く。待ち望んだ勝ち越しの適時三塁打。「打った瞬間に抜けると思った」。試合を決めたのは、今季大躍進を遂げた東京六大学リーグ首位打者の一振りだった。初回に2点を先制してするものの、尻上がりに調子を上げる専大先発の大野亨輔の前に沈黙させられていた打線。中盤には追い付かれ、流れは専大に傾きつつあった。しかし8回、投手陣の頑張りにようやく打線が応える。先頭の代打・渡辺琢也(教4=東京・早実)が四球で出塁すると、その後犠打や四球などで2死一、三塁という好機をつくる。この絶好の場面で、打席に向かうのは4番・丸子。2球目の直球を振り抜くと、打球は中堅手の頭上を越えていく。一塁走者の茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)も一気に本塁を駆け抜け、2者が生還。2点の勝ち越しに成功した。春季リーグ戦でも何度も見せてきた、終盤の打線の粘り。その勝負強さは、全国に舞台を移しても変わることはなかった。
投手陣は毎回走者を背負うも、ここぞの場面で失点を許さず、必死の粘投を続けた。大一番の先発を任されたのは、小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)。初回から2点の援護を得るも、4回に同じくルーキーの秦匠太朗に同点の2点本塁打を浴びてしまう。その後も苦しい投球が続くが、?橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)の一言が小島を奮い立たせた。「(お前に)任せる」。100球を超えた7回、1死一、二塁のピンチでも気持ちは折れなかった。バントを自ら処理し併殺に打ち取り、勝ち越しは許さない。土壇場で踏ん張り、8回からは吉野和也(社3=新潟・日本文理)へとバトンをつなぐ。その後、味方打線の活躍でリードをもらい、抑えれば勝利が決まるという9回。追いすがる専大に1点差に詰め寄られ、なおも一打同点の局面を迎える。しかし、相手の反撃もここまで。後続を断ち、辛くも逃げ切った。
小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)コメント
――きょうの投球の自己評価はいかがですか
何もできていないですね。打って助けてもらったので。
――納得いかなかった部分は具体的にはどういったところでしょうか
やはりツーアウトを取ってからヒットを打たれたり、追い込んでからヒットを打たれているので、追い込んだ後の決め球が甘かったり、精神的にまだまだかなと思いました。
――本塁打を打たれた時の球はどのようなものでしたか
カウントを取りにいったカットボールでした。コース的には低めだったのですが、相手の秦くん(匠太朗)が一枚上手でした。
――高橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)が何度かマウンドに来ていましたが、どのような話をされたのでしょうか
「任せる」と言われました。
――その言葉を聞いてどう思いましたか
あそこでもう1点取られていたら流れを相手に持っていかれてしまっていたので、そこで抑えられたのは良かったと思うのですが、あまり納得はできないです。
――目指す「攻めの投球」はできましたか
変化球を打たれてしまったのですが、そこから真っ直ぐに切り替えるのが遅かったです。やはり自信のあるボールを生かすためには変化球の精度ももう少し上げないといけないなと思いました。
――次戦への抱負をお願いします
1点も取られないことを目標にしてやっているので、きょうはそれはできなかったです。でもまだ勝って次があるので、次に投げるときは1点も取られないようにきょうのピッチングを反省して、もう一度一から見つめ直したいと思います。
早稲田スポーツ掲載
Re: 小島和哉 情報
管理人 /
2015-06-12 10:13:00
No.32242
早大、上武大がベスト4 神奈川大、流通経大も4強 全日本選手権
全日本大学野球選手権第4日は11日、神宮球場で準々決勝が行われ、3年ぶりの制覇を狙う早大(東京六大学)、一昨年覇者の上武大(関甲新)、昨年準優勝の神奈川大(神奈川)、12年ぶり出場の流通経大(東京新大学)がベスト4入りした。12日の休養日を挟み、13日の準決勝は流通経大−神奈川大、上武大−早大のカードとなった。
早大は八回に勝ち越して専大(東都)を4−3で破り、上武大は4−1で九産大(福岡六大学)を下した。神奈川大はタイブレークの延長十回、6−5で大商大(関西六大学)に競り勝った。流通経大は6−2で東亜大(中国)を振り切り、準優勝した1986年以来29年ぶりの4強。
2015年6月12日 産経新聞掲載
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4番・丸子が決勝打!激闘を制し、ベスト4進出
全日本大学選手権も折り返し地点を過ぎ、準々決勝が行われた。前日、打線が爆発し圧勝した早大が対峙(たいじ)したのは、東都大学連盟を制した専大。64回目を数えるこの大会において、準々決勝で東京六大学連盟代表校と東都大学連盟代表校が対戦するのは初の出来事だ。東京を代表する強豪リーグ覇者としての意地のぶつかり合いは、両軍どちらも引かない死闘となる。早大は2点を先行するも中盤に追いつかれ、その後は同点のまま緊迫した展開が続く。双方あと一本が出ず苦しい中、迎えた8回。4番・丸子達也(スポ4=広島・広陵)が2点適時三塁打を放つと、これが決勝点に。粘り強く接戦をものにし、準決勝進出を決めた。
カクテル光線に包まれる球場に、快音が響く。待ち望んだ勝ち越しの適時三塁打。「打った瞬間に抜けると思った」。試合を決めたのは、今季大躍進を遂げた東京六大学リーグ首位打者の一振りだった。初回に2点を先制してするものの、尻上がりに調子を上げる専大先発の大野亨輔の前に沈黙させられていた打線。中盤には追い付かれ、流れは専大に傾きつつあった。しかし8回、投手陣の頑張りにようやく打線が応える。先頭の代打・渡辺琢也(教4=東京・早実)が四球で出塁すると、その後犠打や四球などで2死一、三塁という好機をつくる。この絶好の場面で、打席に向かうのは4番・丸子。2球目の直球を振り抜くと、打球は中堅手の頭上を越えていく。一塁走者の茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)も一気に本塁を駆け抜け、2者が生還。2点の勝ち越しに成功した。春季リーグ戦でも何度も見せてきた、終盤の打線の粘り。その勝負強さは、全国に舞台を移しても変わることはなかった。
投手陣は毎回走者を背負うも、ここぞの場面で失点を許さず、必死の粘投を続けた。大一番の先発を任されたのは、小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)。初回から2点の援護を得るも、4回に同じくルーキーの秦匠太朗に同点の2点本塁打を浴びてしまう。その後も苦しい投球が続くが、?橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)の一言が小島を奮い立たせた。「(お前に)任せる」。100球を超えた7回、1死一、二塁のピンチでも気持ちは折れなかった。バントを自ら処理し併殺に打ち取り、勝ち越しは許さない。土壇場で踏ん張り、8回からは吉野和也(社3=新潟・日本文理)へとバトンをつなぐ。その後、味方打線の活躍でリードをもらい、抑えれば勝利が決まるという9回。追いすがる専大に1点差に詰め寄られ、なおも一打同点の局面を迎える。しかし、相手の反撃もここまで。後続を断ち、辛くも逃げ切った。
小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)コメント
――きょうの投球の自己評価はいかがですか
何もできていないですね。打って助けてもらったので。
――納得いかなかった部分は具体的にはどういったところでしょうか
やはりツーアウトを取ってからヒットを打たれたり、追い込んでからヒットを打たれているので、追い込んだ後の決め球が甘かったり、精神的にまだまだかなと思いました。
――本塁打を打たれた時の球はどのようなものでしたか
カウントを取りにいったカットボールでした。コース的には低めだったのですが、相手の秦くん(匠太朗)が一枚上手でした。
――高橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)が何度かマウンドに来ていましたが、どのような話をされたのでしょうか
「任せる」と言われました。
――その言葉を聞いてどう思いましたか
あそこでもう1点取られていたら流れを相手に持っていかれてしまっていたので、そこで抑えられたのは良かったと思うのですが、あまり納得はできないです。
――目指す「攻めの投球」はできましたか
変化球を打たれてしまったのですが、そこから真っ直ぐに切り替えるのが遅かったです。やはり自信のあるボールを生かすためには変化球の精度ももう少し上げないといけないなと思いました。
――次戦への抱負をお願いします
1点も取られないことを目標にしてやっているので、きょうはそれはできなかったです。でもまだ勝って次があるので、次に投げるときは1点も取られないようにきょうのピッチングを反省して、もう一度一から見つめ直したいと思います。
早稲田スポーツ掲載