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早大野球部 情報
管理人 /
2015-06-15 09:29:00
No.32273
強い早大が戻ってきた!生田目撃ちで3年ぶり日本一/全日本大学野球
全日本大学野球選手権決勝(14日、流経大5−8早大、神宮)決勝を行い、早大(東京六大学)が、29年ぶりに決勝に進んだ流通経大(東京新大学)を8−5で下し、3年ぶり5度目の優勝を決めた。5番・石井一成内野手(3年)が七回、右前に2点逆転適時打を放つと、九回には右越えに駄目押し2ランで突き放した。今大会打率・615の早大・茂木栄五郎内野手(4年)が最高殊勲選手と首位打者に輝き、最優秀投手には神奈川大(神奈川)で2勝を挙げた浜口遥大投手(3年)が選ばれた。
3度宙に舞った。悲願の日本一。早大・高橋監督の目に涙が光った。決勝で自慢の打線が爆発した。相手は前日13日の準決勝で完封した流通経大のエース右腕、生田目(なばため)。2点を追う七回に捕まえた。
1点を返した後、なおも二死満塁から5番・石井が決めた。フォークボールをとらえた打球は一塁手の前で不規則に跳ねて右前に抜ける逆転2点適時打。この回計5点を奪うと、石井は九回にも駄目押し2ランを放ち、計4打点。試合後は自信に満ちあふれた。
「昨秋までなら(七回の攻撃は)ヒットほしさで空振り三振。自信を持って打席に立てた」
序盤に今大会初めてリードを許したが、準決勝で大会記録に並ぶ20安打をマークした打線に焦りはなかった。石井は振り返る。「沖縄キャンプで3時間半、チームで一番バットを振ってきた」。就任1年目の高橋監督が指示する「逆方向に強い打球を打つ」スイングを目指し、ひたすらバットを振った。
広角に打球が飛ぶようになり、選手は自信を持って打席に入れるようになったという。3番・茂木が今大会の最高殊勲選手賞と首位打者を獲得するなど、打線は大会4試合で計47安打35得点と破壊力を見せつけた。
高橋監督は徳島・鳴門工高(現鳴門渦潮高)を30年以上率い、2002年センバツ準優勝が最高成績だった。「就任時に早慶戦に勝ってのリーグ戦優勝と、日本一が目標といいました。高校では日本で2番目。在任中に一つずつでも、と思ったものがすべて達成し、怖い」
早大の応援歌「紺碧の空」が神宮の空に響いた。12年以来、5度目の日本一。名将、高橋監督の下、強い早大が戻ってきた。
2007年の早大優勝メンバーだった日本ハム・斎藤
「もちろん気にはしていました。確か杉山(現中日)の時も優勝したはず。面識のある選手もいて、活躍したと聞いたのでうれしいですね」
日本ハムD1位・有原
「昨年まで、ともに戦った仲間の優勝は本当にうれしいですね。決勝は早稲田らしい粘り強い試合での勝利だったと思います」
ロッテD1位・中村
「選手は、周囲から『今年のチームは強くない』といわれていたことを分かっていたと思います。チーム力を磨き、個々の能力をアップし、新監督ともマッチした結果だと思います」
★東伏見でパレード
全日本大学野球選手権を制し、早大は今月27日にグラウンド近くの東京・西東京市東伏見の商店街でパレードをする予定だ。春のリーグ戦では閉会式が行われた5月31日の夜に東京・早稲田でパレードをし、大学で報告イベントを行った。岩間主務は「今度は地元です」と笑顔で説明。日頃お世話になっている街の人々に恩返しをする。
2015年6月15日 サンケイスポーツ掲載
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全日本大学野球選手権決勝(14日、流経大5−8早大、神宮)決勝を行い、早大(東京六大学)が、29年ぶりに決勝に進んだ流通経大(東京新大学)を8−5で下し、3年ぶり5度目の優勝を決めた。5番・石井一成内野手(3年)が七回、右前に2点逆転適時打を放つと、九回には右越えに駄目押し2ランで突き放した。今大会打率・615の早大・茂木栄五郎内野手(4年)が最高殊勲選手と首位打者に輝き、最優秀投手には神奈川大(神奈川)で2勝を挙げた浜口遥大投手(3年)が選ばれた。
3度宙に舞った。悲願の日本一。早大・高橋監督の目に涙が光った。決勝で自慢の打線が爆発した。相手は前日13日の準決勝で完封した流通経大のエース右腕、生田目(なばため)。2点を追う七回に捕まえた。
1点を返した後、なおも二死満塁から5番・石井が決めた。フォークボールをとらえた打球は一塁手の前で不規則に跳ねて右前に抜ける逆転2点適時打。この回計5点を奪うと、石井は九回にも駄目押し2ランを放ち、計4打点。試合後は自信に満ちあふれた。
「昨秋までなら(七回の攻撃は)ヒットほしさで空振り三振。自信を持って打席に立てた」
序盤に今大会初めてリードを許したが、準決勝で大会記録に並ぶ20安打をマークした打線に焦りはなかった。石井は振り返る。「沖縄キャンプで3時間半、チームで一番バットを振ってきた」。就任1年目の高橋監督が指示する「逆方向に強い打球を打つ」スイングを目指し、ひたすらバットを振った。
広角に打球が飛ぶようになり、選手は自信を持って打席に入れるようになったという。3番・茂木が今大会の最高殊勲選手賞と首位打者を獲得するなど、打線は大会4試合で計47安打35得点と破壊力を見せつけた。
高橋監督は徳島・鳴門工高(現鳴門渦潮高)を30年以上率い、2002年センバツ準優勝が最高成績だった。「就任時に早慶戦に勝ってのリーグ戦優勝と、日本一が目標といいました。高校では日本で2番目。在任中に一つずつでも、と思ったものがすべて達成し、怖い」
早大の応援歌「紺碧の空」が神宮の空に響いた。12年以来、5度目の日本一。名将、高橋監督の下、強い早大が戻ってきた。
2007年の早大優勝メンバーだった日本ハム・斎藤
「もちろん気にはしていました。確か杉山(現中日)の時も優勝したはず。面識のある選手もいて、活躍したと聞いたのでうれしいですね」
日本ハムD1位・有原
「昨年まで、ともに戦った仲間の優勝は本当にうれしいですね。決勝は早稲田らしい粘り強い試合での勝利だったと思います」
ロッテD1位・中村
「選手は、周囲から『今年のチームは強くない』といわれていたことを分かっていたと思います。チーム力を磨き、個々の能力をアップし、新監督ともマッチした結果だと思います」
★東伏見でパレード
全日本大学野球選手権を制し、早大は今月27日にグラウンド近くの東京・西東京市東伏見の商店街でパレードをする予定だ。春のリーグ戦では閉会式が行われた5月31日の夜に東京・早稲田でパレードをし、大学で報告イベントを行った。岩間主務は「今度は地元です」と笑顔で説明。日頃お世話になっている街の人々に恩返しをする。
2015年6月15日 サンケイスポーツ掲載