大学日本代表、明大練習場で最終調整

７月のユニバーシアード競技大会（韓国・光州）に出場する大学日本代表が２８日、ＮＰＢ選抜との壮行試合（２９日・神宮）に向け、東京・府中市の明大練習場で最終調整。相手先発はドラフト１位ルーキー・安楽智大投手（１８）＝楽天＝が予定されており、善波達也監督（５２）＝明大＝は「仮想・アメリカ」として臨む考えを明かした。

本大会の予選グループは分かれたが、準決勝以降で激突が予想されるアメリカ。最速１５７キロの安楽に対し、本場の剛腕のイメージを持って対峙（たいじ）する。初の大学世界一へ向け、善波監督は「球がとても速い投手。『仮想・アメリカ』のイメージを持っていく。チャンスは少ないだろうけど１点、２点を積み重ねていきたい」と話した。

対する大学日本代表は１５０キロ左腕・浜口遥大投手（３年）＝神奈川大＝が先発。３イニング程度を予定している。エース候補として期待の大きいサウスポーは「これだけ力のある打者たちと対戦できる機会はなかなかない。気負わず、自分のできることをしっかりとやりたい」と意気込んだ。

代表チームはこの日から直前合宿を開始し、投内連携やフリー打撃などで約３時間、汗を流した。

2015年6月28日　スポーツ報知　ネット配信