浦和学院、打線爆発　川越工は好機を逃す

浦和学院は一回から高橋、西野の連続適時打で３点を先制すると、計１５安打９得点と打線が爆発。川越工は一回１死満塁の好機を逃した。

★まっすぐをたたけた／浦和学院・西野捕手

（２打席連続適時打）第１打席、第２打席とも真っすぐをたたけた。調子が上がってきているのでバッティングの流れをリードにつなげたい。

★思い切り振れた／川越工・岩田主将

（七回代打も三振）少しでも長く野球ができるよう自分が決めたかった。今季は調子が上がらず悔しい思いをしてきたが、最後は思い切り振れた。

2015年7月19日　埼玉新聞掲載

川越東・大宮東が敗退　高校野球

高校野球選手権埼玉大会は大会６日目の１８日、６球場で３回戦１６試合があり、春季県大会準優勝でＡシードの川越東が朝霞西に敗れ、姿を消した。昨大会４強でＤシードの大宮東も狭山ケ丘にコールド負け。朝霞の田頭大希投手（３年）が、富士見戦で無安打無得点試合を達成した。浦和学院は、川越工を退けて４回戦へ進んだ。１９日は６球場で３回戦の残り１６試合が行われる。

2015年7月19日　朝日新聞埼玉版掲載

浦和学院　左腕・小倉５回零封！順当に４回戦進出

浦和学院は川越工をコールドで下し、順当に４回戦に進んだ。

先発した左腕・小倉は序盤から制球に苦しみながら、５回３安打無失点。「スライダーを狙ってきていたので直球に切り替えた」と冷静に相手打線を分析し４三振を奪った。

７回はエース・江口が３人で締める内容に、森士（おさむ）監督は「それぞれが自分たちの役割を理解し、一戦一戦戦うだけ」と次戦に目を向けた。

2015年7月19日　スポーツニッポン掲載

夏　高校野球　県大会
川越東　１点に泣く

第９７回全国高校野球選手権埼玉大会は１８日、県営大宮球場など６球場で３回戦１６試合が行われた。春季関東大会準優勝で第２シードの川越東はノーシードの朝霞西に０―１で敗退。朝霞の田頭は富士見戦で無安打無得点を達成した。１９日も６球場で３回戦１６試合が行われ、４回戦に進出する３２チームが出そろう。

朝霞西は七回、連続二塁打で挙げた１点を、川越東打線に的を絞らせない小島光、堀田の完封リレーで守りきった。朝霞は打たせて取る田頭の投球がさえ、富士見打線に三塁を踏ませたのは１度だけだった。

浦和学院は序盤から着実に加点。六回に５安打で３点を加えてコールド勝ちした。西武文理は先発広瀬秀が被安打４の好投で鷲宮に１―０で完封勝ち。

川越西は井上が越谷西を２安打に抑え、接戦を制した。三郷北は中盤に打線がつながり、宮代にコールド勝ち。狭山ヶ丘は初回と六回の猛攻でシードの大宮東をコールドで破った。

北本は八回の森添の適時打で、山村学園を下した。昌平は延長十回、３長短打で２点を挙げ、３度追いつかれた新座柳瀬を振り切った。花咲徳栄は同点で迎えた九回、打者一巡で５得点し、埼玉平成を突き放した。

南稜は、先発の横山が粘りの投球をみせ、越谷北を１点差で破った。市立浦和は同点で迎えた九回二死三塁、萩原の内野安打で岩槻商にサヨナラ勝ち。

熊谷は、先発中村が打たせて取る投球で本庄打線を翻弄し、コールド勝ちした。所沢商は五回に連続スクイズなど打者一巡の猛攻で逆転し、栄北を破った。慶応志木は延長十三回に打線がつながり、叡明を破った。独協埼玉は終盤の好機を生かし坂戸西に逆転勝ちした。

2015年07月19日　読売新聞埼玉版掲載