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野球部 情報
管理人 / 2015-07-21 00:35:00 No.32624
熊谷、33年ぶり16強

第8日は3球場で4回戦8試合が実施され、熊谷がCシード朝霞を3―1で下し、甲子園に出場した1982年以来、33年ぶりの16強入りを決めた。

熊谷は3回戦で無安打無得点を達成した朝霞・田頭から一回に2点を先制すると、七回にも1点を追加。エース中村は制球が抜群で3安打1失点に抑えた。市浦和はDシード昌平に5―2で快勝し、9年ぶりの16強進出。川越西―朝霞西は延長十五回、4―4で引き分け再試合となり、21日に上尾市民の第3試合(15時開始予定)で行われる。

春夏連続甲子園出場を狙うAシード浦和学院はエース江口が4安打完封。慶応志木、花咲徳栄、狭山ケ丘、西武文理はいずれも快勝した。

第9日は21日、3球場で4回戦の9試合を行い、5回戦に進む16校が出そろう。

★浦和学院 江口が4安打完封 守り勝つ

浦和学院の江口が4安打完封。三回に台の右前適時打で先制し、八回には高橋の右犠飛で加点した。南稜は3併殺と攻撃に精彩を欠いた。

★江口完封で競り勝つ

苦しみながらも浦和学院が守り勝った。ベストに近い試合運びを演じた南稜を真正面から受け止めた上で、きっちり白星。森監督は「相手の勢いを吸収しながら、自分たちの戦い方をつかんでいければいい」と大粒の汗を拭った。

エース江口が6四球ながらも要所を締め、10奪三振で4安打完封。強力打線が南稜の右腕横山をなかなか攻略できず我慢の投球が続いた。ほぼ毎回走者を出しながらも、バックが無失策の堅守でカバー。3度の併殺でピンチを切り抜け、七回2死一、三塁では自身を強襲した投ゴロをさばくと、グラブをたたいて小さく拳を握った。

打線は本来の力強さが鳴りを潜めた。三回に台の右前タイムリーで1点を先制したが、その後は打線がつながらず、追加点をなかなか奪えなかった。

それでも八回、しぶとく3連打で無死満塁の好機を築くと、1死から高橋の右犠飛で何とか貴重な追加点をもぎ取り、勝利を大きく引き寄せた。

南稜とは6月上旬の練習試合では2―3と惜敗し、接戦は想定内だった。相手の流れのまま進んだ試合をものにした点は強さを感じるが、優勝へ向けて特に打撃に関して課題を残した。「まだいいところと悪いところが半々。終盤戦に向けて準備する」と指揮官は修正を口にした。

2015年7月21日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-07-21 08:00:00 No.32625
浦和学院の左腕・江口 157球完封!6四球も貫禄10K

完封まであと1人から四球の走者を出すと、江口は靴ひもを結び直して呼吸を整えた。センバツ4強の浦和学院はエース左腕が157球を投げ抜き、今大会初完投となる4安打完封。「相手がいい投手なので(江口の)完投も覚悟していた」という森士(おさむ)監督は「打線は取れるところで集中力が足りない。それでも江口が粘り強く投げてくれた」と称えた。

本人が「投げ急いでしまった」と振り返るように制球がやや乱れ、6四球と毎回のように走者を出した。それでも要所を抑え、貫禄の10奪三振。打っても2安打で、全2得点のホームを踏んだ。これで現チームは昨秋から埼玉、関東の公式戦で負けなしの23連勝。しかし、まだ通過点。江口は「まだまだです」と言葉少なにバスに乗り込んだ。

2015年7月21日 スポーツニッポン掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-07-21 08:08:00 No.32626
浦和学院・江口、10K完封!森監督「打線は無駄が多い」

埼玉4回戦で南稜に2−0で競り勝ち、今春のセンバツ4強の実力を見せつけた。エース左腕の江口が、10三振を奪い4安打完封。中学時代に所属していた軟式の戸田クラブでチームメートだった相手先発・横山との投げ合いを制し、「最後まで力を発揮できればいい」と笑顔をのぞかせた。森監督は「粘り強く投げてくれた。まだまだ打線は無駄が多い」と手綱を締めた。

2015年7月21日 サンケイスポーツ掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-07-21 09:05:00 No.32627
川越西―朝霞西が延長再試合に 高校野球埼玉大会

高校野球選手権埼玉大会は20日、3球場で4回戦8試合があった。今春の選抜大会4強の浦和学院は南稜を振り切り、花咲徳栄は北本をコールドで下し、それぞれ16強に進出。Cシードの朝霞は熊谷に1―3で敗れた。川越西―朝霞西は延長十五回まで戦い、4―4で引き分けた。再試合は21日、上尾市民の第3試合(午後3時)の予定。同日はこの再試合を含め、3球場で4回戦9試合がある。

★強気貫いた、笑顔は残った 南稜・横山投手

八回裏無死一、二塁。救援で再登板した南稜のエース、横山尚輝投手(3年)は白い歯を見せた。次の2番打者に内野安打を許し満塁のピンチにも、気持ちは負けていない。「行ける。逆転できる」。強気で打者を攻めた。

スライダーにカーブ、フォークを織り交ぜ、決め球は直球。3番打者を外角速球で三振に取った。4番の高橋司選手(3年)とも真っ向勝負。力を込めた直球で浅めの右飛を打たせた。犠飛となり1点を失いはしたが、「やれることはすべてやった」。

南稜は部員が27人で、85人の浦和学院の3分の1に満たない。地力が勝る相手に「甘い外角球は打たれる」「内角を攻め打たせてとる」などと研究を重ねてきた。埼玉大会前には浦和学院と練習試合を行い、3―2で競り勝った。

練習中のノックでミスをすると、チーム全員にダイヤモンド1周が課された。多いときで80周も走り込んだのは、「打倒浦学」とその先の甲子園に向け闘志を燃やすためだ。

結果は0―2の惜敗。無失策で競り合い、猛特訓は生きた。優勝候補にくらいついた敗戦に、遠山巧監督は「選手は目いっぱいやった」。横山投手は「3年間で一番良い試合をしたと思う。胸を張って帰ることができる」。八回のピンチと同じ笑顔で話した。

2015年7月21日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-07-21 09:13:00 No.32628
南稜・飯塚貴弘選手 練習中骨折…仲間の言葉で奮起

一塁コーチャーを務めていた五回表、代打起用が伝えられた。「嘘だろ」と驚くと同時に、喜びがこみ上げた。17日の守備練習で左手首を骨折し、全力でバットを振れる状態ではない。相手は中学のチームメートで強豪浦和学院のエース、江口。マウンドの盟友を見据え、打席に立った。

医者に全治12週と宣告されたときは、「人生で一番泣いた」という。出場は無理だと心が折れたが、遠山巧監督や仲間は「お前をもう一度グラウンドに立たせる」と言った。その言葉に奮起し、患部のはれや痛みを取る治療を行い、片手だけで打撃練習をした。

「打てる球は限られている」。江口投手の球をじっくりと見た。結果は四球。出塁し、後続につなげた。

チームは敗退したが、表情は晴れやかだった。

「心が折れた所からはい上がり、やれることは全てやった。悔いは全く残っていない」

2015年7月21日 産経新聞埼玉版掲載

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