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野球部 情報
管理人 / 2015-07-23 01:30:00 No.32639
熱戦クライマックスへ きょう5回戦

第97回全国高校野球選手権埼玉大会は23日、県営大宮など3球場で5回戦8試合を行い、8強が決定する。4回戦までにシード11校が敗退し、熱を帯びる球児たちの戦いも終盤戦に突入する。

春夏連続の甲子園出場を狙うAシード浦和学院は、18年ぶりの8強入りを目指す市浦和の挑戦を受ける。4試合で46得点と打線が好調な熊谷商はBシード聖望学園と対戦。2試合連続2桁安打の狭山ケ丘はCシード花咲徳栄と顔を合わせる。

甲子園に出場した1982年以来33年ぶりの16強入りを果たした熊谷はDシード慶応志木に挑む。31年ぶりに16強入りした桶川は白岡と、それぞれ初の8強入りを懸けて激突。15年ぶりの8強を目指す松山は本庄第一と対戦する。

★8強懸け きょう5回戦

18年ぶりの8強進出を狙う市浦和が、Aシード浦和学院に挑む。市浦和は制球力のある右横手のエース井町が辛抱強く味方の援護を待ちたい。ここまで12打数9安打と当たっている萩原の前に走者をため、大本命から金星をつかみ取りたい。浦和学院は4回戦で課題を残した打線が、どこまで状態を上げているか。

4試合で46得点と打線の充実ぶりが際立つ熊谷商はBシード聖望学園に挑戦。先行逃げ切りを得意とする相手から先制点を奪えば勝機が広がるが、右横手の聖望学園エース松本も2試合連続完封と安定しており、打ち崩すのは容易ではない。

Dシード慶應志木とぶつかる熊谷は甲子園に出場した1982年以来33年ぶりの快進撃。鍵を握るエース右腕中村が打たせて取り、勝負強さを発揮している打線は創部100年の伝統を武器に、慶應志木の本格派右腕石井を攻略したい。

北部地区同士の意地がぶつかり合う本庄第一−松山も好カード。15年ぶりの8強を目指す松山は4回戦で見せた一回の集中打を再現できるか。しぶとく接戦を勝ち抜いてきた本庄第一は権藤、馬場を継投するタイミングもポイントになりそう。

私学強豪が激突する花咲徳栄−狭山ヶ丘もハイレベルな一戦。昨夏8強の狭山ヶ丘は2試合連続の2桁安打と打線が好調。花咲徳栄の右腕鎌倉、2年生左腕高橋の両輪は踏ん張りどころだ。

滑川総合と埼玉栄の対戦も見応え十分。つなぐ打撃に徹する埼玉栄打線と、打たせて取りたい滑川総合の左腕野本ら投手陣の対決構図だ。桶川−白岡は初の8強入りを争う一戦。どちらも4回戦で延長サヨナラ勝ちした勢いを生かしたい。川越西−西武文理は激しい点の取り合いと予想する。

★来月1日から甲子園見学

日本高野連は22日、第97回全国高校野球選手権大会出場校の甲子園見学を8月1日から4日の午前中に行うと発表した。今大会は例年より早い6日に開幕するため、従来の甲子園練習を実施せず、一般のファンを対象としたスタンド開放も行わない。

2015年7月23日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-07-23 07:51:00 No.32640
ノーシードの公立校躍進 高校野球、16強決まる

埼玉大会は4回戦が終わり16強が決まった。春の選抜大会出場の浦和学院や聖望学園などシード勢は5チームが堅調に勝ち進む一方、ノーシードの公立校も8チームと半数を占める。初の16強入りを果たした白岡のほか、記念大会を除き31年ぶりの桶川、33年ぶりの熊谷、10年ぶりの滑川総合など、強豪校との接戦をものにして勢いに乗る公立校の躍進が目立つ。

16強に残ったノーシードの公立校はほかに、春夏の甲子園出場が6回の古豪・熊谷商(前身の熊谷商工含む)と、1988年夏の甲子園出場の市浦和(浦和市立)、川越西、松山の4校。公立校の甲子園出場は98年夏の滑川(現・滑川総合)が最後で、17年ぶりの快挙にも期待がかかる。

一方、強豪校は2回戦までシード勢16チームが勝ち残っていたが、3回戦から急展開。今春の県大会と関東大会準優勝の川越東は、打撃の軸・駒崎をけがで欠き、朝霞西に0―1と惜敗。昨夏優勝の春日部共栄、準優勝の市川越も接戦を落とし、計7チームが姿を消す波乱となった。さらに4回戦でも、正智深谷や春日部東などシード勢4チームが涙をのんだ。

シード勢の明暗を分けたのは投手力だ。敗退した11チームのうち、8チームはロースコアの試合を1、2点差で競り負けていた。だが、浦和学院は3投手などの継投で3試合で計3失点のみ。聖望学園もエース松本が3試合の全イニングで登板し、わずか1失点だ。

5回戦は23日、県営大宮など3球場で8試合が行われる。

2015年7月23日 朝日新聞埼玉版掲載

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