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高校野球News
管理人 /
2015-08-03 08:02:00
No.32782
3回ごとに休憩「熱中症予防に効果」 県高野連
期間中、猛暑日が相次いだ高校野球埼玉大会。今年は熱中症予防のため、3イニングごとにグラウンドを整備し、水分補給や休憩の時間を確保する制度を全国で初めて導入した。県高野連が実施したアンケートで、6割以上が「選手の熱中症予防、疲労軽減に効果があった」と回答。球場で熱中症の症状を訴えた人も例年より少なかったといい、県高野連は来年以降も続ける方針だ。
アンケートは監督ら指導者と球場の審判員、応援団責任者の三者、のべ約1200人を対象に実施。回収率は約9割だった。
選手と並んで熱中症対策の対象となったのは、熱のこもる防具をきた審判員や、応援に入れ込む観客だ。審判員と応援団責任者に制度の効果を尋ねたところ、「そう思う」「やや思う」を合わせた肯定的評価が審判員、応援団ともに7割を越えた。
従来は五回終了時に1度、グラウンド整備をしており、県高野連の高間薫専務理事は「これまで休憩は(試合開始から)約1時間後だが、約40分おきになった。選手、審判は楽になり、観客もより観戦を楽しめたのでは」と分析。高野連によると、試合中に脱水症状で足をつる選手がこれまでよりも減ったという。
一方、試合展開への影響があったのか、采配を振る指導者に聞いたところ、約半数が「あった」と答えた。3イニングは打者が一巡するタイミングでもある。打撃、投球ともに修正点を選とし手に伝えられる貴重な機会。ルール変更にうまく対応できたかどうかで評価は割れたようだ。
高野連は、新ルールについての苦情はなく一定の評価を得られたとして、今後2、3年は同じ方式を続ける方針。高間専務理事は「健康管理の重要性を意識付けさせることができた」と話す。
2015年8月3日 朝日新聞埼玉版掲載
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期間中、猛暑日が相次いだ高校野球埼玉大会。今年は熱中症予防のため、3イニングごとにグラウンドを整備し、水分補給や休憩の時間を確保する制度を全国で初めて導入した。県高野連が実施したアンケートで、6割以上が「選手の熱中症予防、疲労軽減に効果があった」と回答。球場で熱中症の症状を訴えた人も例年より少なかったといい、県高野連は来年以降も続ける方針だ。
アンケートは監督ら指導者と球場の審判員、応援団責任者の三者、のべ約1200人を対象に実施。回収率は約9割だった。
選手と並んで熱中症対策の対象となったのは、熱のこもる防具をきた審判員や、応援に入れ込む観客だ。審判員と応援団責任者に制度の効果を尋ねたところ、「そう思う」「やや思う」を合わせた肯定的評価が審判員、応援団ともに7割を越えた。
従来は五回終了時に1度、グラウンド整備をしており、県高野連の高間薫専務理事は「これまで休憩は(試合開始から)約1時間後だが、約40分おきになった。選手、審判は楽になり、観客もより観戦を楽しめたのでは」と分析。高野連によると、試合中に脱水症状で足をつる選手がこれまでよりも減ったという。
一方、試合展開への影響があったのか、采配を振る指導者に聞いたところ、約半数が「あった」と答えた。3イニングは打者が一巡するタイミングでもある。打撃、投球ともに修正点を選とし手に伝えられる貴重な機会。ルール変更にうまく対応できたかどうかで評価は割れたようだ。
高野連は、新ルールについての苦情はなく一定の評価を得られたとして、今後2、3年は同じ方式を続ける方針。高間専務理事は「健康管理の重要性を意識付けさせることができた」と話す。
2015年8月3日 朝日新聞埼玉版掲載