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侍ジャパンU- 18情報
管理人 / 2015-08-27 19:34:00 No.32998
清宮だ!オコエだ! 高校ジャパンに熱視線 28日開幕

18歳以下の世界一を決める「U―18ベースボールワールドカップ」(世界野球ソフトボール連盟主催、朝日新聞社、毎日新聞社など後援)が、28日から大阪、兵庫の球場を会場に日本で初めて開催される。日本代表は今年の春夏の甲子園で活躍した選手を中心に高校生20人で結成。練習にも多くの人が詰めかけるなど注目度は日増しに高まる。球場も大会を盛り上げようと準備を進める。

大会は1981年に米国で第1回があり、その後世界各地で不定期で開かれ、今回が27回目。今大会には12の国と地域が参加する。28日に舞洲球場(大阪市此花区)で開会式があり、決勝は9月6日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる。

1次リーグは2組に分かれての総当たり戦を実施。両組の上位3チームが2次リーグへ進み、1次リーグで別組だった3チームと対戦。1、2次リーグの総合成績で最終順位を決定し、その1位と2位が決勝を戦う。

高校日本代表は2004年に初参加したが、夏の選手権大会と日程が重なることも多く、出場は今回が4回目で、04年と13年の準優勝が最高成績。13年も監督を務めた西谷浩一監督(大阪桐蔭)は「前回はあと1歩で米国に負けた。何としても世界一になりたい」と話す。

代表には、今夏の優勝投手、東海大相模の小笠原慎之介選手(3年)を始め、関東一のオコエ瑠偉選手(3年)、1年生ながら本塁打を放った早稲田実の清宮幸太郎選手など甲子園でも注目を集めた選手がそろう。清宮選手は「ここぞという場面での勝負強い1本を打ちたい」と意気込む。

このため、代表の練習には多くの高校野球ファンらが集まる。23、24日に奈良県生駒市であった練習に、両日とも駆けつけた同市の盛田光太郎君(10)は、「清宮選手の打撃の迫力に驚いた。ワールドカップでの本塁打が楽しみ」。

26日に阪神甲子園球場であった大学日本代表との試合は、アマチュア野球の壮行試合としては異例の1万2177人の観衆。会社帰りに立ち寄った西宮市の吉松喜志夫さん(55)は、「甲子園で違うユニホームを着たメンバーが一つになるのは難しいと思うけど、頑張ってほしい。関西で世界大会が開かれるので、また応援にいきたい」と話した。

大会を盛り上げようと、開催球場も準備を進める。

1次リーグで10試合が予定されている南港中央球場(大阪市住之江区)は、参加12チームの母国語を使ったホームページを立ち上げた。国旗にカーソルを合わせると、「頑張れ」を意味する「Vamos」(キューバ、メキシコ)、「加油」(台湾)など、各国の激励の言葉を知ることができる。

大会期間中は、タコライスやワニ肉の串焼き、豆の煮込みカレーなどその日に球場で試合がある国の料理を売店で販売する。西村雅史場長(62)は「日本初の開催を地域全体で盛り上げたい」と話す。

日本代表のユニホームを提供するスポーツ用品大手のミズノ(大阪市住之江区)は、8月28〜30日に大阪市内の直営店で来店客に日本代表へのメッセージを書き込んでもらうなど、応援イベントを開催する予定だ。

2015年8月27日 朝日新聞 ネット配信

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