ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
大竹寛 情報
管理人 / 2015-08-30 09:21:00 No.33067
大竹寛 22期 現:巨人
巨人大竹7回0封108日ぶり2勝 復活ラーメンマン

太くて強いメンタルが勝利を呼び込んだ。巨人大竹寛投手(32)が中日を相手に7回2安打無失点の好投で、5月13日以来となる2勝目。決め球シュートに加え、今オフ取り組んできたフォークも交え、5回まで無安打に抑えるなど、中日打線を牛耳った。チームは2連勝で貯金を2とした。

大竹が決め球に選んだのは、想定外の球だった。2回無死。前回対戦でスライダーを適時打された平田を追い込み、腹を決めた。カウント1−2から、得意のシュートではなく一時は封印したフォークを選んだ。打者の手元で鋭く落ち、空振り三振。「春から練習してきた球で空振りを取れたのは良かった」と手応えを口にした。6回2死で大島に初安打を浴びても動じず、冷静に判断。自信のあるチェンジアップで、亀沢のタイミングを外した。

やっと、らしさが出た。この日で今季8試合目の登板。ここまでの日数はほぼ2軍で過ごした。それでも向上心は忘れなかった。プロ野球歴が短い若手から気づかされることもあった。「田口はコントロールも良くて、ポンポン投げている。俺にはかけていた」。13年目のベテランが2年目の若手の投球から学んだ。ジャイアンツ球場での練習では、毎日3キロやせるほどランニング。真っ黒に日焼けした顔で「(2軍生活は)短かった」というほど、練習に没頭した。

なかなかチャンスが回って来なくても、メンタルは整えてきた。7月下旬。思い通りの投球ができないと、練習後にお気に入りの「ラーメン二郎」に向かった。普通サイズでも器からあふれ出る量だが、大盛りを注文。昼食後だったが「食べ終わったら、練習のときと同じぐらい汗が出たよ」とあっさり完食。心が“伸びない”ようリフレッシュを挟み、太くて丈夫な精神力を維持し続けてきた。

昨年は右肩の故障により、9月に離脱した。今年は大事な終盤で1軍に戻り、7回2安打無失点と好投。原監督は「コンディションが非常に上がっている。前回(16日)も兆しは見えていたけど、さらに上乗せした形。ナイスピッチング。次にまた期待したい」と称賛した。“コシ”を加えた「新・大竹寛」が帰ってきた。

2015年8月30日 日刊スポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2015-08-30 09:24:00 No.33068
大竹108日ぶり勝利 完全復活!宝刀シュートで竜斬り7回零封

やっと、勝てた。5月13日の広島戦以来の今季2勝目を挙げた巨人・大竹は反省とともに巻き返しへの決意を口にした。

「貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。まだ試合はあるので、チームの勝利のために頑張っていきたい」

抜群の安定感だった。最速146キロの直球に宝刀のシュートで中日打線を牛耳った。6回2死から大島に左前打を浴びるまで無安打。「(無安打の)意識はなかった。走者を出してからが勝負と思っていた」。7回2死一塁ではエルナンデスを遊ゴロ。7回2安打無失点で役目を果たした。

108日ぶり勝利には2つの収穫があった。1つは今季習得したフォーク。1軍で初めて使い、2回先頭の平田を空振り三振に斬った。「手応えがあった」。これまでも投げていたチェンジアップと違い、鋭く落として空振りを奪え、投球の幅が広がった。

もう1つ、先発投手陣にとっても大竹の戦列復帰は大きい。10勝でチーム勝ち頭のマイコラスが上半身のコンディション不良で23日に出場選手登録を抹消された。まだ本格的なキャッチボールを再開しておらず、最短9月2日での復帰は厳しい状況。杉内、内海は2軍暮らし。代役だった小山も再調整中で、開幕から調子が上がらず2軍調整が続いていた大竹の復調は先発陣の光となる。

「非常にメリハリが利いていた。状態が上がってきたように思う」と原監督は称えた。チームは3カードぶりとなる勝ち越し。昨季CS期間中に右肩違和感で戦列を離れていた右腕は「(完封は)頭にはあります。次、頑張ります」と今年は正念場で戦力になると声高らかに宣言した。

2015年8月30日 スポーツニッポン掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2015-08-30 09:29:00 No.33069
巨人・大竹、3カ月ぶり2勝「ストライク先行の投球ができた」

大竹が7回2安打無失点で2勝目(3敗)。二塁すら踏ませず、5月13日の広島戦(東京ドーム)以来の白星を手にした。「ストライク先行の投球ができた。勝って、貢献できたことがうれしい」。六回二死までは無安打投球だったが「特に意識はしていないです。走者を出してからが本当の勝負だと思った」と大記録を逃しても動じなかった。 

2015年8月30日 サンケイスポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2015-08-30 09:45:00 No.33070
大竹復活7回0封!3か月半ぶり2勝目「ホっとしてます」

7回1死から平田に中前打されたが、許した安打は2本のみ。7回無失点。二塁を踏ませぬ好投で5月13日の広島戦(東京D)以来の2勝目を挙げた。「良かったです。ホッとしてます」と胸をなで下ろした。2軍調整中にフォークを磨いてきた。昨年まで追い込んでからチェンジアップに頼ることが多かったため、09年以来、解禁しようと自主トレから練習を重ねた。2回に平田から空振り三振を奪い、手応えをつかんだ。「ファームでは使っていましたが空振りが取れるようになった」。落ちる球がチェンジアップとフォークの2種類となった。投球の幅を広げ、戻ってきた。


今年は不振で1、2軍を行き来した。合計で約3か月が2軍生活。ファームの練習の合間に「もしかして巨人にFA移籍してきて、終わった選手になってしまっているのかな」とポツリと漏らしたこともあった。それでも「(東京)ドームで勝つことをイメージした」と奮い立たせ、この日の快投につなげていた。

マイコラスがコンディション不良で登録抹消になり、菅野、ポレダ、高木勇が中5日登板になるなど苦しい先発事情。23日の広島戦(マツダ)で6回2失点と試合を作った田口と大竹がシーズン終盤戦に力を発揮したことはチームにとって大きい。原監督も「本来に近い、非常にメリハリのある投球だった。次も期待したい」と評価した。

ただ、大竹自身に慢心も笑顔もない。お立ち台ではファンに向かって「なかなか貢献できなくて申し訳ありません。絶対に優勝したいと思います」と声のトーンを上げた。心からの笑顔はシーズンの最後にとっておく。

2015年8月30日 スポーツ報知掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2015-08-30 09:50:00 No.33071
巨人 虎に2差!大竹2勝目&阿部弾

ベテランの経験値が光った。先発の巨人・大竹が7回2安打無失点の好投。打っては主砲の阿部が12号ソロで貴重な追加点をたたきだし、わずか3安打で2連勝をもぎ取った。3位ながら、首位・阪神に2ゲーム差と迫った。

伸び伸びと投げた。大竹が六回2死まで無安打投球。カーブ、フォークともさえ渡った。その後大島、平田に安打を許したが、二塁すら踏ませずに七回まで無失点。5月13日以来の白星。「とてもうれしいです」とお立ち台で笑顔を見せた。

FA入団し2年目の32歳。今季は2軍暮らしが続き、ようやくの2勝目。支えになったのは2軍の尾花投手総合コーチ、阿波野、木村両投手コーチ。「年食った僕のために映像を撮って、フォームチェックしたりアドバイスくれた。感謝しかないです」。腐ることなく、黙々とチャンスを待ち結果につなげた。

攻めては阿部だ。六回1死から、右中間にソロ弾で貴重な3点目。「良かった」と短く話し、うなずいた。原監督は「慎之助の一発でわが軍に流れが来た」と褒め、大竹にも「メリハリのきいた投球。次も期待したい」と賛辞を送った。

「今年は絶対に優勝したいですし、そのために自分が投げていきたい」と大竹。経験豊富なベテラン陣が、残り試合をフル回転する。

2015年8月30日 デイリースポーツ掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。