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侍ジャパンU-18情報
管理人 /
2015-09-07 09:10:00
No.33246
日本準優勝 U−18
U−18ワールドカップ最終日(6日・甲子園ほか)決勝が行われ、初優勝を目指した日本は米国に1−2で敗れ、2大会連続の準優勝に終わった。米国は2012年、13年に続いて3連覇を果たした。三回、守りのミスなどで2点を先行された日本は六回、津田の右前適時打で1点差に迫ったが、七回以降は米国の救援陣に抑え込まれた。
★津田 渋く適時打
2番・津田が適時打を放った。2点を追う六回、1死二、三塁で打席に入ったが、2球目、捕手が投球をそらした際に本塁を狙った三塁走者がアウトになり、2死三塁となった。それでも気持ちを切り替え、変化球を右前に運んだ。「長打が出にくいので、コンパクトに低い打球を」という狙い通りの打撃で結果を出した。
★遠かった「あと1点」
日本はあと1点が奪いきれず、世界一を逃した。「ほとんど情報がなかった」(西谷監督)米国の先発左腕のチェンジアップに翻弄され、打線が波に乗れなかった。
前日までの8試合で計80得点と相手を圧倒し、勝ち上がってきた日本。しかし、1点を争った決勝では勝負所でもろさが出た。
象徴的だったのは2点を追う六回。無死一塁で9番・郡司は2度バントを失敗し、結局見逃し三振に倒れた。この後、打線は疲れの見え始めた相手左腕を攻めたが、結局この回1点しか奪えなかった。
仙台育英で4番の郡司をはじめ、日本は自分の高校では中軸を打っていた打者が多い。西谷監督は勝敗のポイントとして「普段主軸を打つ打者が、いざという場面でバントを転がせるか」と話していた。ただ、大会を通じて圧勝する試合が続き、小技で1点をもぎ取るような場面はほとんど経験できなかったことが大一番で響いた。
決勝でも、1年生ながら4番を務めた清宮は「(代表に)戻ってきて(世界一に)貢献できる打者になりたい」と雪辱を誓った。痛感した1点の重みを、これからの財産にする。
2015年9月7日 読売新聞掲載
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U−18ワールドカップ最終日(6日・甲子園ほか)決勝が行われ、初優勝を目指した日本は米国に1−2で敗れ、2大会連続の準優勝に終わった。米国は2012年、13年に続いて3連覇を果たした。三回、守りのミスなどで2点を先行された日本は六回、津田の右前適時打で1点差に迫ったが、七回以降は米国の救援陣に抑え込まれた。
★津田 渋く適時打
2番・津田が適時打を放った。2点を追う六回、1死二、三塁で打席に入ったが、2球目、捕手が投球をそらした際に本塁を狙った三塁走者がアウトになり、2死三塁となった。それでも気持ちを切り替え、変化球を右前に運んだ。「長打が出にくいので、コンパクトに低い打球を」という狙い通りの打撃で結果を出した。
★遠かった「あと1点」
日本はあと1点が奪いきれず、世界一を逃した。「ほとんど情報がなかった」(西谷監督)米国の先発左腕のチェンジアップに翻弄され、打線が波に乗れなかった。
前日までの8試合で計80得点と相手を圧倒し、勝ち上がってきた日本。しかし、1点を争った決勝では勝負所でもろさが出た。
象徴的だったのは2点を追う六回。無死一塁で9番・郡司は2度バントを失敗し、結局見逃し三振に倒れた。この後、打線は疲れの見え始めた相手左腕を攻めたが、結局この回1点しか奪えなかった。
仙台育英で4番の郡司をはじめ、日本は自分の高校では中軸を打っていた打者が多い。西谷監督は勝敗のポイントとして「普段主軸を打つ打者が、いざという場面でバントを転がせるか」と話していた。ただ、大会を通じて圧勝する試合が続き、小技で1点をもぎ取るような場面はほとんど経験できなかったことが大一番で響いた。
決勝でも、1年生ながら4番を務めた清宮は「(代表に)戻ってきて(世界一に)貢献できる打者になりたい」と雪辱を誓った。痛感した1点の重みを、これからの財産にする。
2015年9月7日 読売新聞掲載