来春センバツ出場校は３２校　３月２０日開幕

来春の第８８回センバツ高校野球大会の第１回運営委員会が１６日、大阪市内で行われ、大会は２０１６年３月２０日から１２日間（雨天順延、準々決勝翌日に休養日１日）、甲子園球場で開催することを決めた。出場校は今年と同じ３２校。

出場校の内訳は、「一般選考」が２８校で、地区別校数は北海道１、東北２、関東・東京６、東海２、北信越２、近畿６、中国・四国５、九州４。「２１世紀枠」は３校で東日本（北海道、東北、関東・東京、東海、北信越）、西日本（近畿、中国、四国、九州）からそれぞれ１校。さらに地域を限定せずに１校が選ばれる。さらに今秋の明治神宮大会で優勝した地区に「神宮大会枠」として１校が振り分けられる。出場校を選ぶ選考委員会は来年１月２９日に行われ、抽選会は同３月１１日に行われる。

2015年9月16日　スポーツ報知　ネット配信

八田氏、日本高野連会長に就任　奥島氏は最高顧問に

日本高校野球連盟は１６日、大阪市内で理事会を開き、第７代会長に同志社大教授で日本学生野球協会の会長も務める八田英二氏（６６）を全会一致で選任した。奥島孝康会長（７６）は同日付で最高顧問に就いた。

八田新会長は会見で、「高校野球は教育の一環であり、日本高野連は教育組織。全国約４千の加盟校、約１７万人の部員が活動しやすいよう、環境整備をさせていただければ」と所信を表明した。

日本学生野球協会会長を務めるなど、長く学生野球と関わっているが、「高校野球は初めて。色々な方と相談させていただきながら、見直すものは見直し、提案することは提案していきたい」と語った。

奥島氏は２００８年１１月から約７年、会長を務め、特待生問題やプロアマ問題などの課題解決に取り組んできた。「観客数が増え、部員も増えて高校野球人気が復活してきた中、いい時期に高校野球１００年を迎えた。その中で７年間務められたのは、幸せなこと。深く感謝しています」と振り返った。

2015年9月16日　朝日新聞　ネット配信