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野球部 情報
管理人 / 2015-10-02 01:06:00 No.33487
【高校野球】狭山ケ丘22年ぶり4強入り 浦学、共栄、徳栄も

第5日は準々決勝4試合を行い、狭山ケ丘が山村学園に7―3で勝ち、1993年以来、22年ぶりの4強入りを果たした。そのほか、浦和学院、春日部共栄、花咲徳栄のシード校が準決勝へ進んだ。

狭山ケ丘は3―3の六回、2死満塁から浜田が右翼線へ走者一掃の3点適時三塁打を放って勝ち越した。連覇を目差す浦和学院は九回に2点
差を追い付くと、延長十三回2死一、三塁から梶山が決勝の左前適時打を放ち、川越東に5―4でサヨナラ勝ちした。

春日部共栄は西武台に5―1で勝ち、夏3回戦で敗れた雪辱を果たした。1―0の三回に矢田の犠飛、山本の右中間二塁打などで3点を追加。投げてはエース右腕大道が1失点完投した。2季連続の甲子園出場を狙う花咲徳栄は、上尾に6―0で快勝。速球派のエース左腕高橋昂が丁寧な投球で4安打完封した。

第6日は1日の休養日を挟んで3日、県営大宮球場で準決勝が浦和学院―狭山ケ丘(10時)、春日部共栄―花咲徳栄(12時30分)のカードで行われる。勝者は来春の選抜大会への最終関門となる関東大会(10月31〜11月4日・県営大宮ほか)の出場権を獲得する。

★浦学、土壇場粘り腰 紙一重制した総合力

土壇場で2点差を追い付いた浦和学院が延長十三回の末、サヨナラ勝ちした。森監督は「投手陣を総動員した中で、みんなが諦めずにチャンスを見いだした。紙一重だった」と大きく息をついた。

打線が好機を逃し、先発のエース右腕榊原が失点を重ねる悪い流れ。一時は4点差まで広がった。八回まで11安打12残塁。普通なら負けパターンだ。

しかし、2点を追う九回の粘りはさすが。諏訪、前田、幸喜の3連打で1点を返すと、続く小沢の犠飛で同点に追い付いた。

迎えた延長十三回、1死から前田、幸喜が連続安打を放ち1死後、梶山が「森先生から凡打してもいいから積極的にバットを振れと言われた」と初球を左前に運び、3時間38分の激戦に終止符を打った。

18安打18残塁と苦しい試合を勝利につなげたのは、六回から登板し無失点で投げ抜いた右腕辻の好投が大きい。相手に傾いていた流れを呼び戻した。森監督は「この勝利は辻の好投に尽きる」と賛辞を惜しまず、「この秋は総合力で戦う。粘り強く勝ちをもぎ取ってくれた」とナインの成長に目を細めた。

★継投遅れ悔しい敗退 川越東

五回までに4点を先行した川越東は継投のタイミングが遅れて後手に回った。悔しさをにじませる渡辺監督は「結果的には采配ミス。選手はよくやった」と健闘したナインをかばった。

先発の右腕島田は八回の投球練習中に右足がつり、治療の後に再びマウンドへ。八回は打者4人で切り抜けた島田だったが、4−2で迎えた九回に3連打などで同点とされ、十回から2番手星野にマウンドを譲った。

島田は「足をつって周りに迷惑をかけてしまった」と反省の弁。中盤までは強力打線を狙い通り抑えていただけに「詰めが甘い。最後まで投げ切る体力をつけたい」と冬場の成長を誓った。

2015年10月2日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-10-02 13:45:00 No.33488
秋季高校野球県大会:あす準決勝 浦和学院VS狭山ケ丘 花咲徳栄VS春日部共栄 /埼玉

秋季高校野球県大会(県高野連など主催、毎日新聞社後援)の準々決勝4試合が1日、県営大宮公園と市営大宮の2球場であった。今春のセンバツ4強の浦和学院、夏の甲子園ベスト8の花咲徳栄、春日部共栄のシード3校は、狭山ケ丘とともに勝ち進んだ。準決勝は3日、県営大宮球場で予定され、浦和学院と狭山ケ丘(午前10時)、花咲徳栄と春日部共栄(午後0時半)がそれぞれ対戦する。

★速い球狙っていた

「選手はあきらめずによくやった」。試合後に浦和学院・森士監督が振り返った通り、投手3人を総動員して反撃のチャンスをつかみとり、4強入りを決めた。試合を決めたのは、打撃が本調子でなく、この日の打順を4番から7番に下げていた梶山直暉選手。「速いと聞いて狙っていた」という川越東の投手の直球をはじき返した。「当たっていなかったので、今日は凡打でも積極的に」と臨んだ姿勢が生んだサヨナラ打だった。

2015年10月2日 毎日新聞埼玉版掲載

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