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野球部 情報
管理人 / 2015-10-27 07:16:00 No.33679
地元開催、挑む3校 県勢を戦力分析
秋季関東高校野球31日開幕

来春の第88回選抜高校野球大会への最終関門となる第68回秋季関東大会は31日から5日間、県営大宮、市営大宮両球場で行われ、関東7県15校が優勝を争う。

埼玉からは浦和学院(2年連続16度目)、花咲徳栄(2年ぶり10度目)、春日部共栄(5年ぶり13度目)の3校が出場。県大会で2年連続14度目の栄冠に輝いた浦和学院は準々決勝から登場し、桐生第一(群馬2位)―千葉明徳(千葉2位)の勝者を迎え撃つ。2位の花咲徳栄は31日に樹徳(群馬1位)と、3位の春日部共栄は11月1日に東海大甲府(山梨1位)とそれぞれ1回戦で対戦する。大舞台を目指す県勢3校の戦力を分析した。

★連覇の鍵は投手陣/浦和学院

浦和学院は4割近いチーム打率を誇る強力打線と、安定感ある投手陣でで2年連続6度目の優勝を目指す。

打線は最多13安打を放った諏訪、チームトップの打率4割8分を残した幸喜の中軸がキーマン。昨秋から主力として活躍した2人の経験には期待が持てる。準々決勝から4番に座った前田はつなぎの意識が高く、7番に下がった梶山も9打点と勝負強さを備える。

1番・遊撃手家盛、2番・二塁手杉山の1年生コンビはともに4割5分を超える打率を残し、守備はともに1失策。県3回戦で本塁打を放った中堅手の1年生山本も長打力がある。

防御率0・95のエース右腕榊原は130キロ台後半の直球に多彩な変化球を絡める。川越東との準々決勝で好投した右腕辻は切れのあるスライダーが生命線。5試合で自責点0の左腕大沢もピンチに動じない度胸が光る。

守備は7試合で5失策とまずまず堅い。

【総合力で頂点を/森士監督】

5年前の地元開催ではスーパーシードから優勝することができた。物足りない部分を埋め、総合力を上げて頂点を目指していきたい。

【左投手攻略が鍵/諏訪賢吉主将】

左投手を苦にしない打線をつくっていきたい。個々の意識がまだ甘く、プレーに出てしまっている。日々の生活から意識したい。


【浦和学院 打撃成績】
背番号・氏名・学年
打率−打数−得点−安打−打点−三振−四死球−犠打−盗塁−失策−残塁

?榊原 2年
.267−15−3−4−2−1−2−3−0−0−5
?梶山 2年
.429−21−4−9−9−0−6−4−0−1−8
?前田 2年
.360−25−8−9−3−4−4−2−2−0−6
?杉山 1年
.474−19−5−9−5−1−7−6−3−1−10
?諏訪 2年
.448−29−11−13−4−1−4−0−3−2−8
?家盛 1年
.455−22−7−10−6−0−9−2−3−1−9
?幸喜 2年
.480−25−4−12−6−0−1−1−1−0−4
?山本 1年
.304−23−6−7−5−1−1−1−1−0−4
?仲田 2年
.333−9−3−3−4−0−2−1−0−0−4
?辻 2年
.250−4−0−1−0−0−0−2−0−0−0
?大澤 2年
.000−1−0−0−0−0−0−0−0−0−0
?燈中 1年
.000−1−0−0−0−0−0−0−0−0−0
?桑原魁 2年

?武江 2年

?桑原樹 2年
.333−3−2−1−2−0−1−0−1−0−0
?小澤 2年
.375−16−2−6−5−1−1−2−1−0−4
?深谷 2年
.000−2−0−0−0−1−1−0−0−0−1
?石井 2年
.000−1−0−0−0−0−0−0−0−0−0

計.389−216−55−84−51−10−39−24−15−5−63
▼本塁打 山本
▼三塁打 杉山 諏訪 幸喜 山本 仲田x2
▼二塁打 梶山 杉山x3 諏訪x3 家盛x3 幸喜x3 山本x3

【浦和学院 投手成績】
投手 防御率−回−打−安−三−球−失−自
榊原 0.95−38−144−24−40−7−7−4
辻  2.20−16回1/3−66−11−16−8−4−4
大澤 0.00−4回2/3−17−2−4−3−0−0

※データは地区大会2試合、県大会5試合の計7試合分

2015年10月27日 埼玉新聞掲載 浦学の記事のみ抜粋

Re: 野球部 情報
管理人 / 2015-10-27 07:42:00 No.33680
★中軸の援護に期待/花咲徳栄

夏春連続の甲子園出場を視野に入れる花咲徳栄は、夏の甲子園でリリーフとして8強入りに貢献した県内ナンバーワン左腕の高橋昂が絶対的な存在。野手も遊撃手岡崎、三塁手楠本が残り、攻守でチームをけん引する。

高橋昂は最速145キロの直球を軸に、スライダー、フォークと全ての球種が空振りを狙える決め球。秋は制球重視で打たせて取るスタイルを会得し、防御率1・16と安定した投球を披露した。速球派の右腕滝口、決勝で先発した1年生右腕清水も力はある。

守備は遊撃手岡崎、二塁手千丸を軸に7試合で3失策と堅い。

左打者が6人並ぶ打線は強力な中軸が最大の特長。経験豊富な3番岡崎と5番楠本の間に、長打力のある隈本が座る。10安打のうち8本が長打で、浦和学院との決勝では3点本塁打を放った。岩井監督は打線の組み替えを示唆し、序盤戦で結果を残した1年生西川にチャンスがありそう。

【接戦に勝負強さ/岩井隆監督】

心も体も技術もない中で、接戦に強くなってきたことは収穫。もう少し打線の攻撃力を上げて、うちらしく接戦に持ち込みたい。

【気持ちで負けない/岡崎大輔主将】

県大会は高橋におんぶにだっこだった。攻撃力でカバーできるように、気持ちだけは絶対負けずに臆することなく戦っていく。

★課題の守備徹底を/春日部共栄

前回地元開催以来の出場となる春日部共栄は、チーム打率3割6分9厘の打線が最大の特長。初戦は強豪の東海大甲府だが、地元の利を生かして突破したい。

打線は1番山崎がラッキーボーイ的な存在。チームトップの11打点と好機に強い。県大会では6番浜田が打率5割、8番伊藤が5割4分5厘と下位から好機を築いた。

昨夏の甲子園を経験した3番関谷は打率4割7厘と信頼でき、4割3分5厘の山本、又吉の両1年はミートと長打力を兼ね備える。4度の代打で必ず四死球を選んでいる本田も面白い。

課題は計10失策の守備と、最後まで安定感を欠いた投手陣が挙げられる。県大会までエースナンバーを背負った右腕大道は42回で24四死球と経験の浅さを露呈した。右腕鈴木とともに県大会終了後からの4週間でどこまで修正できているかが明暗を分けそう。女房役・磯田の好リードも勝利には不可欠だ。

【伸びしろはある/本多利治監督】

1年生は潜在能力を発揮できていない。伸びしろはまだまだあると思う。バッテリーを中心とした守備を鍛えないといけない。

【詰めの甘さなくす/関谷将貴主将】

波のないところを鍛え直し、詰めの甘い部分をなくしていきたい。いい投手にも振り負けないスイングスピードが必要になる。

2015年10月27日 埼玉新聞掲載

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