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浦和学院情報
管理人 / 2015-11-18 18:37:00 No.33843
まちの話題「税金は社会の会費」
浦和学院高で「租税教室」

さいたま市緑区の浦和学院高校で、3年生の生徒約800人を対象に「租税教室」が行われた。今月11日から17日の「税を考える週間」に合わせ、さいたま市租税教育推進協議会(事務局・浦和税務署)が開催。同校で毎年この時期に実施されている。

講師は税理士の丸山一之さん(丸山税理士事務所=さいたま市中央区本町東)で、税のあらましについて、資料を使って税の種類と仕組みや、国の歳入に占める税の割合、歳出の内訳などについて講義した。特に歳出では、社会保障費のほかに、文教や科学振興予算として児童・生徒の教育費に多くの予算が当てられていることを紹介した。

丸山さんは「税金は誰しもが何らかの形で支払っていることから、『社会の会費』とも言える」と指摘。大切なこととして「税が公平であること、正しく納めるべきであること、正しく使われているか、常に国民全員が監視すべきであること」を挙げ、うなずく生徒の姿が見られた。

講義を受けた同校3年の服部莉奈さんは「税の公平性や税理士という職業について考えさせられた。私たち一人一人が税というたすきを掛けていることを忘れず、その責任に向けての一歩を踏み出したように感じた」と話していた。

2015年11月18日 埼玉新聞掲載

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