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今成亮太 情報
管理人 / 2016-02-09 06:47:00 No.34122
今成亮太 26期 現:阪神
今成捕手いける!盗塁阻止100% 矢野コーチ「ベンチも助かる」

腕はさび付いていなかった。今キャンプで初めて捕手の練習メニューに組み込まれた阪神・今成が、持ち前の器用さをアピールした。見せ場は野手の盗塁をメーンとした練習で訪れた。守備側の捕手を務め、一塁から二盗を狙った陽川を1回、江越を2回、スタートを切った3回とも素早い動きと正確な送球でタッチアウトに仕留めた。

「これからもっとしっかり準備していきたい。いろんなポジションができるのは面白みがあるし、いろんな角度から野球を見ることができてプラスになると思う」

ブルペンでは秋山の球を19球受けた。なかなかミットのシンで捕ることができず、こちらは「ブルペンは久々だった。(これから)迷惑掛けないようにやっていきたい」と反省したが、矢野作戦兼バッテリーコーチは現状の“捕手・今成”に及第点を与えた。

「大丈夫そうだなと思った。まだはっきりとは決めてないけど、また練習に入ってもらってキャンプ中に実戦の中でやるというのも十分あり得る」

今成はプロ入りしてから55試合に捕手として出場。阪神移籍後は39試合でマスクをかぶっている。13年に3試合出場して以降は遠ざかっているが、ブランクを感じさせない動きだった。

本人が狙うのはあくまでもヘイグ、新井らと争う三塁のレギュラー。それでも“第3の捕手”としてメドが立てば、チームにとってシーズン中に捕手2人制で戦えるメリットがある。矢野コーチも「競争なので、そういうことは十分考えられる。打つことを考えたら、途中からというのもできる。オプションとして、ベンチも助かるところが出てくる」と期待した。

金本監督も「スローイングは安定しているよね。今は万が一のためというのでやらせているけど、シーズン中も試合に出ない時には、ちょろっと、月に1〜2回だけでもファームでマスクかぶると、ちょっと安心でしょう」と練習の継続を示唆。三塁、二塁、外野に捕手もこなせる虎の万能選手が確実に起用の幅を広げている。

≪14年まで捕手登録≫
今成は12年シーズン途中に日本ハムから移籍。捕手登録は14年までで、公式戦でマスクをかぶれば13年7月13日のDeNA戦以来になる。通算守備成績は55試合(日16、神39)で守備機会192、失策1、捕逸0の守備率・995。盗塁阻止は通算18度の企図のうち5度阻止して、阻止率・278。

2016年2月9日 スポーツニッポン掲載

Re: 今成亮太 情報
管理人 / 2016-02-09 07:59:00 No.34123
“捕険”あるなり!虎・今成、捕手で二盗3度刺しパーフェクト

阪神春季キャンプ(8日、沖縄・宜野座村)阪神・今成亮太内野手(28)が、今キャンプで初めて捕手の練習を行った。実戦的な盗塁練習で3度の二盗をすべて阻止するなど、約3カ月ぶりの捕手練習で存在感を示した。基本は三塁手だが、第3捕手というオプションに視界良好。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)も、シーズン中の捕手2人制へ手応えを口にした。

万が一の場合だけではもったいない。捕手陣のお株を奪うハツラツぶりだった。約3カ月ぶりの捕手練習で、今成が機敏な動き。矢のような送球で二盗を阻止した。

「去年の秋キャンプでも(捕手練習を)やりましたけど、しっかり準備していきたい。投手に迷惑をかけないように。チャンスがあるなら、いろいろなポジションをやっていきたい」

今キャンプ2度目の盗塁練習でただ一人、阻止率10割をマークした。陽川を1度、江越を2度。計3度の二盗を阻止。二塁への低くて強いスローイングに、金本監督は「安定しているよね」と笑顔を見せた。

捕手としてプロ入り。2012年に日本ハムから阪神に移籍したときも捕手登録だった。高い打力を生かすために外野、内野に挑戦し、今季は三塁手が基本だ。捕手練習は緊急時に備えてのものだったが、首脳陣は評価を“上方修正”した。

「全然、問題ない感じの動きだった。オプションとして今成がいてくれると、ベンチが助かる可能性が出てくる。(捕手2人制は)十分に考えられる。キャンプ中にまた練習して、実戦でやらせる可能性もある」

矢野作戦兼バッテリーコーチは合格点を与え、捕手2人制への手応えを口にした。代打で登場して、そのまま捕手に入れば1人を緊急時に置いておける。負傷などで捕手2人を使い切ってしまった後、“3人目”で出すことも可能だ。

指揮官も練習の継続を明言。「月に1、2回でもファームでマスクをかぶるとか」と、シーズン中もスタンバイさせる可能性に言及した。

今成にとっては出場機会を増やす好機。「どこでも野球ができるだけで幸せ」と前向き。“兼任捕手”が、金本阪神の新たな武器となる。

★細かい動き確認

午前中のシートノック後に行われた投内連係では、通常のプレーに加えて投手のけん制球、ピックオフのサインプレーなど、細かい動きを何度も確認した。時間にして約45分。前日7日のシート打撃でも一死一、三塁での重盗を繰り返すなど、「準備をね」と話す金本監督のイズムが、練習に垣間見えている。

データBOX
◎…今成は過去、捕手での出場は通算55試合。今季公式戦で出場すれば、2013年7月13日のDeNA戦(甲子園)以来。先発マスクは12年9月25日のヤクルト戦(神宮)以来となる。12年は捕手では自身最多の36試合に出場している

2016年2月9日 サンケイスポーツ掲載

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