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小島和哉 情報
管理人 /
2016-04-15 11:51:00
No.34429
掲載が遅くなりましたが…
小島和哉 35期 現:早稲田大
春季リーグ戦開幕特集『新章開幕』 第1回 小島和哉
落ち着いたマウンドさばきからは風格さえ感じられた。昨年、小島和哉(スポ2=埼玉・浦和学院)は1年生ながら先発、救援と役割を問わず大車輪の活躍。投手陣には欠かせない存在となった。2年目を迎えることし。ルーキーイヤーを上回る投球が期待される小島の胸中に迫った。
※この取材は4月2日に行われたものです。
★負けなかったのは一つの収穫
――ルーキーイヤーだった昨年の成績をどのように評価されますか
数字としては春秋合わせて6勝することはできましたけど、去年の4年生は打撃が良くて、運良く勝ち星が付いたりしたこともあったので、その面では数字上では勝っていますけど、自分の中ではあまり納得できていない部分もありました。1年目ということで負けなかったのは一つの収穫だったと思います。
――昨年の4月の時点では、1年間どのような目標を抱いていましたか
自分が投げる時は点を取られないということを一番の目標にしていました。多少内容が悪くても点を取られないように常に考えて投げていました。
――抱いていた目標と実際の成績を眺めてみていかがですか
最後の最後まで無失点でいくのは少し厳しいことなのかもしれないですけど、勝負どころで1点を取られても次の1点は取られない、2点目を取られないようにと考えていた点では序盤は良くできていたと思います。
――昨年一年間を通して投球面での課題は見つかりましたか
無駄な四死球が少し多いところがあるので、できるだけ減らしてリズム良く攻撃につなげていけることができればいいのかなと思います。
――シーズン終了後から重点的に取り組んできた部分はありますか
11月の半ばまで試合があったので投げることは少し休めて、その分走り込みやトレーニングをしていました。あとは食事の面でできるだけ体を大きくしようということで取り組んでいました。
――食事の面ではどのような取り組みをされたのですか
1回の食べる量を増やすのではなくて、何回かに分けて空腹の時間をつくらないようにしていました。
――食べるものを変えたりはしたのですか
あまり糖分は取らないようにしていました。ご飯や麺類を食べてできるだけお腹を減らさないようにしていました。
――食事の改善の成果は感じていますか
去年の秋よりも2キロか3キロは増えていると思います。夏場になるとまたそれが減ってきてしまうので、食べて体力を付けるではないですけど、そうしています。
――年末年始もトレーニングは欠かさず行っていたのですか
年末の休みも長かったので、高校のグラウンドに行ってあいさつも兼ねて一緒にランニングなどを取り組んでいました。一日中動かないという日はないようにしていました。
――沖縄キャンプではどのようなテーマを持って取り組んでいましたか
自分の持ち味は真っすぐだと思っているので、変化球の精度というよりかは、キレのある真っすぐを投げられるようにと意識してやっていました。
――キャンプでしかできなかったことはありましたか
沖縄は比較的暖かかったので、ダッシュ系、瞬発系のメニューであったり、投げ込みも多くすることができました。
――キャンプのオフの日はどこかに出かけたりしましたか
他の同級生と、あとは1年の加藤(雅樹、社1=東京・早実)と一緒にビーチに行って、気分転換などしました。
――加藤選手の印象はいかがですか
すごく真面目なので自分から言うことは特にないですけど、自分も去年は1年で一人だけ(ベンチに)入っていて、きつい場面とか大変な場面とかは分かるので、そういうところで少しでも助けてあげるのが一つ上の先輩になった自分の役目かなと思います。
――それが先輩となって心掛けていきたいことになりますか
自分のことをおろそかにしてはいけないですけど、下の学年が上級生にあまり縛られないように、伸び伸びとというか、試合に出ている選手があまり恐縮することのないように心掛けています。
続く
Re: 小島和哉 情報
管理人 /
2016-04-15 11:54:00
No.34430
★「チームを勝利に導けるような投球をしたい」
――キャンプからの実戦では直球を主体にした投球が印象的でしたが、それは意識的に取り組んでいるのですか
オープン戦は打たれてもあまり気にせず、できるだけ真っすぐを投げていって相手が社会人になった時に自分の真っすぐがちゃんと通用するのか、それを確認、反省していました。真っすぐを自分のバロメーターとしていました。
――普段の試合の中でのバロメーターも直球になっていますか
スピードよりもキレが自分の持ち味だと思うので、そのキレが良ければ他の球種も良くなってきますね。逆に真っすぐが入らなくなったとしても、自分であればチェンジアップやカットボールをうまく配球に入れます。終盤になるにつれ体が動いてくる部分もありますし、変化球でも常に打たせて取るというか、真っすぐが入らない分、ゴロアウトやフライアウトを増やしてやっていこうという考え方ではいます。
――捕手が吉見健太郎選手(教3=東京・早実)に代わりましたが、どのようにコミュニケーションを築いていますか
去年も道端さん(俊輔、平28スポ卒=現明治安田生命)と1年、4年とでやっていて、これからは一つ上の先輩になるので、あまり意識せずにやっています。自分のやりたいことはしっかり伝えて、試合で打たれたときに「あそこどうだった」と聞いてきてくれるので、接しやすくて投げやすいですね。
――小島選手が目指す投球スタイルとは
真っすぐが極端に速いわけではないので、真っすぐとチェンジアップなどの変化をうまく使って(相手を)詰まらせたり、内野ゴロで打ち取ってアウトカウントを積み重ねたりしていくのが理想なので、それを目指してやっています。
――打たせて取るのが持ち味ということでしょうか
三振を狙って取りにいくこともありますけど、先発と抑えでそれぞれ三振を取る場面と打たせて取る場面があるので、場面によって考え方を変えてやっています。
――参考にしている投手などはいますか
最近はあまりいないですね。その人に合わせるというよりも、自分のものをしっかり確立していけたらと思っているので。その投手のいい球種や、いいフォームを少しまねることはありますけど。小さいころは杉内投手(俊哉、現読売ジャイアンツ)のようなキレのある投球で力まない投球フォームは頭の中にイメージはありました。
――東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)を前にして、警戒するチームや打者はいますか
どの大学もメンバーが代わっていると思います。実際のところ、試合を見ていないのでどこを注意するかは分からないですけど、基本的にどのチームも新戦力なので油断できないですし、1戦目から落とせない試合が続くと思うので、自分の任されたところで抑えることを一番にしていきたいです。
――ここまでのオープン戦の内容はいかがですか
球がいくときはいきますけど、その確率があまり高くないので、もう少し投げ込みなどをしてうまく調整をしていこうかなと思っています。
――きょうの投球を振り返ってみていかがでしたか
最近、フォームやコントロールなど内容が良くないので、開幕に向けては少し心配な部分がありますね。
――リーグ戦まであと1週間となりましたが、仕上がり具合はご自身でどのように感じていますか
あまり良くはないですけど、春のリーグ戦は期間も長いので最初にマックスで合わせなくてもいいのではないかなとも少し思っています。あまり焦ってはいないですけど、開幕でうまく入っていかないとその後もずるずると引きずってしまうので、しっかり開幕に合わせたいとは思います。
――春季リーグ戦期間中のどのあたりで100%の状態に持っていきたいですか
一番つらくなってくるのが3週目、4週目あたりだと思うので、そこで自分の力を発揮していけたらと思います。
――春季リーグ戦開幕までの期間が短い中でどのように仕上げていきたいですか
実戦が近くなってくるので、ただ球数を多く投げればいいというわけでもないと思うので、そこは自分のフォームであったり体調を考えて、球数を決めたり、走る量、トレーニングをやっていかないといけないです。その辺は日々考えてやっています。
――春季リーグ戦での起用法は
今年の投手コーチ(鈴木大悟、文構4=東京・早実)からも後ろでいくことは伝えられたので、後ろは後ろなりの準備がありますし、1年の最初も後ろでやっていたのであまり心配はないです。
――リーグ戦期間中はどのようにコンディションを調整されていますか
基本的に先発は土曜か日曜に合わせればいいですけど、後ろになってくると土曜、日曜、もしくは月曜に投げることにもなるので、その分平日の間は自分的には多く投げる日とあまり投げない日を作っていこうかなとは思っています。
――昨年からのブルーベリージュースとどら焼きを食べるルーティンは継続していきますか
今年もどら焼きを食べていこうと思います(笑)。験担ぎもありますし、あとは東京ヤクルトスワローズの小川投手(泰弘)が試合前に糖分を取るのにどら焼きが一番いいという話を聞いたので、調子が悪くなるまでは継続していこうと思います。
――最後に今年一年間の目標、春季リーグ戦の目標をお願いします
去年の反省も生かして、後ろで投げる場面は点差も競った試合になると思うので、1点も取られないというのは念頭に置きながらも、一つ学年も上がったのでチームを勝利に導けるような投球をしていきたいです。イニング数は去年よりも減ると思うので、防御率を0点台には抑えていきたいと思います。
早大スポーツ掲載
※リーグ戦開幕前に掲載されたものです
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小島和哉 35期 現:早稲田大
春季リーグ戦開幕特集『新章開幕』 第1回 小島和哉
落ち着いたマウンドさばきからは風格さえ感じられた。昨年、小島和哉(スポ2=埼玉・浦和学院)は1年生ながら先発、救援と役割を問わず大車輪の活躍。投手陣には欠かせない存在となった。2年目を迎えることし。ルーキーイヤーを上回る投球が期待される小島の胸中に迫った。
※この取材は4月2日に行われたものです。
★負けなかったのは一つの収穫
――ルーキーイヤーだった昨年の成績をどのように評価されますか
数字としては春秋合わせて6勝することはできましたけど、去年の4年生は打撃が良くて、運良く勝ち星が付いたりしたこともあったので、その面では数字上では勝っていますけど、自分の中ではあまり納得できていない部分もありました。1年目ということで負けなかったのは一つの収穫だったと思います。
――昨年の4月の時点では、1年間どのような目標を抱いていましたか
自分が投げる時は点を取られないということを一番の目標にしていました。多少内容が悪くても点を取られないように常に考えて投げていました。
――抱いていた目標と実際の成績を眺めてみていかがですか
最後の最後まで無失点でいくのは少し厳しいことなのかもしれないですけど、勝負どころで1点を取られても次の1点は取られない、2点目を取られないようにと考えていた点では序盤は良くできていたと思います。
――昨年一年間を通して投球面での課題は見つかりましたか
無駄な四死球が少し多いところがあるので、できるだけ減らしてリズム良く攻撃につなげていけることができればいいのかなと思います。
――シーズン終了後から重点的に取り組んできた部分はありますか
11月の半ばまで試合があったので投げることは少し休めて、その分走り込みやトレーニングをしていました。あとは食事の面でできるだけ体を大きくしようということで取り組んでいました。
――食事の面ではどのような取り組みをされたのですか
1回の食べる量を増やすのではなくて、何回かに分けて空腹の時間をつくらないようにしていました。
――食べるものを変えたりはしたのですか
あまり糖分は取らないようにしていました。ご飯や麺類を食べてできるだけお腹を減らさないようにしていました。
――食事の改善の成果は感じていますか
去年の秋よりも2キロか3キロは増えていると思います。夏場になるとまたそれが減ってきてしまうので、食べて体力を付けるではないですけど、そうしています。
――年末年始もトレーニングは欠かさず行っていたのですか
年末の休みも長かったので、高校のグラウンドに行ってあいさつも兼ねて一緒にランニングなどを取り組んでいました。一日中動かないという日はないようにしていました。
――沖縄キャンプではどのようなテーマを持って取り組んでいましたか
自分の持ち味は真っすぐだと思っているので、変化球の精度というよりかは、キレのある真っすぐを投げられるようにと意識してやっていました。
――キャンプでしかできなかったことはありましたか
沖縄は比較的暖かかったので、ダッシュ系、瞬発系のメニューであったり、投げ込みも多くすることができました。
――キャンプのオフの日はどこかに出かけたりしましたか
他の同級生と、あとは1年の加藤(雅樹、社1=東京・早実)と一緒にビーチに行って、気分転換などしました。
――加藤選手の印象はいかがですか
すごく真面目なので自分から言うことは特にないですけど、自分も去年は1年で一人だけ(ベンチに)入っていて、きつい場面とか大変な場面とかは分かるので、そういうところで少しでも助けてあげるのが一つ上の先輩になった自分の役目かなと思います。
――それが先輩となって心掛けていきたいことになりますか
自分のことをおろそかにしてはいけないですけど、下の学年が上級生にあまり縛られないように、伸び伸びとというか、試合に出ている選手があまり恐縮することのないように心掛けています。
続く