山村学園、西武文理が初の８強

第４日は３球場で３回戦８試合が行われ、浦和学院、春日部東、西武文理、上尾、春日部共栄、山村学園、聖望学園、花咲徳栄がそれぞれ勝って８強入りを決めた。

昨秋８強の山村学園は５―４の八回に打者９人で一挙６点を奪い、越ケ谷に八回コールド勝ちで初のベスト８進出。西武文理も大宮東に６―４と逆転勝ちを収め、初の８強に名乗りを上げた。

浦和学院は桶川に４―２、花咲徳栄もふじみ野に３―２と接戦を制し、春日部共栄、上尾はそれぞれコールド勝ち。聖望学園は南稜を１０―３で退け、春日部東も大宮西に９―７で競り勝った。

第５日は５月１日に準々決勝４試合を実施。県営大宮で浦和学院―春日部東、聖望学園―花咲徳栄、上尾市民で西武文理―上尾、春日部共栄―山村学園のカードで争う。

2016年4月30日　埼玉新聞掲載

春季高校野球県大会、８強出そろう

春季高校野球県大会（県高野連など主催、朝日新聞社後援）は２９日、県営大宮など３球場で３回戦８試合があり、８強が出そろった。

浦和学院は先発の榊原翼投手（３年）が緩急をつけた投球で八回まで無失点の好投。上尾は序盤で４点を挙げ、六回には大橋健選手（３年）の中越え３点二塁打などでたたみかけてコールド勝ち。春日部共栄は二回に５安打に犠打を絡め、コールド勝ちにつなげた。花咲徳栄は綱脇慧投手（２年）が１１奪三振で完投した。

準々決勝は５月１日に県営大宮球場と上尾市民球場で行われる。

2016年4月30日　朝日新聞埼玉版掲載